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昨日、NPO団体のメンバーとオンライン会議をした。Google Meetの無料サービスを使ってウエブ会議を参加者と一緒に体験した。Google Meetの操作は70歳を超えるシニアでも直ぐにマスターできるほど簡単であった。ノートパソコンのカメラが自分の顔を映し出すのだが、照明が悪いと顔が暗くなり写りが悪くなる。それさえ調整すれば、見栄えの良い顔でオンライン会議を楽しめる。
コロナウイルス感染のリスク予防で社会全体がリモートワーク、テレワーク、ウエブ会議を推し進める。今までは必要な人達だけで活用されてきたのだが、ポストコロナ時代はリモートワーク、テレワーク、ウエブ会議が当たり前になる。会社勤めの会社員はリモートワーク、テレワーク、ウエブ会議を使えないと仕事に支障が生まれる。
平均年齢72歳のNPO団体でもオンライン会議をやらないと毎月の定例会が開催できなくなっている。99%のシニア会員はオンライン会議が初めてであるため、現在、ウエブ会議の練習大会が各グループで行われている。最低限のITスキルを持っているシニアたちならば、新しく学習すれば乗り越えられるのだが社会にはIT格差で時代の流れに乗れないシニアが生まれる。
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2020年5月9日(土曜日)付の朝日新聞朝刊に「新しい生活様式」何が変わるという記事が掲載されていた。コロナウイルス感染対策として今までとは違う新しい生活様式を取り入れて行かねばならないとしている。
日常生活で絶えず周りにコロナウイルスがいるという前提で生活をしなければならない。それがニューノーマルの生活になる。新聞記事では「新しい生活様式」とはどんな生活様式であるかを説明している。
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2020年4月25日土曜日から「ステイ・ホーム週間」が始まった。ゴールデンウイークが終わる5月6日まで長期休暇になる会社員が多い。12日間の休暇を自宅で過ごす事が可能かどうかが試される。
新型コロナウイルス感染ですでに休業自粛をしている人たちは明日から始まる長期休日は悩みになる。外出自粛の延長線であるからだ。旅行に行きたくても行けない環境が出来つつある。
休日らしい使い方に制約がかかっている。コロナ禍でストレス発散の外出ができない日々がこれからも続く。政府は5月6日まで国民に外出を自粛して自宅で過ごしてほしいと要請しているし、外出しても楽しめない環境を作り出している。
私のようなシニアも長引く外出自粛をどう楽しめば良いか思い悩んでいる。いくつかの時間の過ごし方を考えている。
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政府は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、全国民を対象に「特別定額給付金」として一律10万円を支給する。年金生活をしている65歳以上のシニアにとっては有り難いお金になる。働いていないシニアにとってコロナ禍の経済的悪影響はゼロに近い。10万円の支給は天から降って来た恵みのお金になる。
私達夫婦の場合、仕事をしていない妻は恵みのお金10万円をそのまま自分のために使える。私の場合は自営業をしているのでコロナ禍の悪影響を受けた売上の補填になる。インターネットビジネスでも悪影響は出てきている。それは社会でお金が回っていないからだ。誰もがお金を使うのに消極的になる。
コロナ禍は時間の問題で解決されるだろう。普通の経済活動が出来る時期なれば、外出自粛をしていた人たちがストレス発散のために動き出す。頂いた10万円を色々な用途で使い始めるのは目に見えている。65歳過ぎた年金生活のシニアも同じ行動に出る。
コロナ対策「給付金10万円」をシニアは何に使うのか?自分たちのためだけに使うべきか、それとも、コロナ禍で被害を受けた中小企業や小売店、旅行業界の業者にお金を使うことを考えるべきか、迷う。
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シニアの価値観は定年退職後の生活の中で変わって行く。会社員の生活の中では、仕事を中心に人生の価値観が形成されていた。コアの価値を生み出す仕事を失う生活に入ると今までの人生の価値観も失われる。同じ価値観で生活が続かない。再就職しても65歳まで。その後は新しい価値観を作らざるを得ない。
多くのシニアが新しい人生の価値観の作り方で戸惑う。老後の生活は、人生の価値観の戸惑いから始まる。先に退職をして引退生活をしている先輩と会っても参考になる老後の暮らし方を学べない。暇で苦しんでいる。妻から夜の7時までに帰宅しないでねと強く言われる。
仕事中心の生活から自分が満足する生活に移れない。仕事以外で満足する時間の使い方を見つけていないためだ。では、どうすればその価値観を変えられるのか!
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私はまだ夫婦で生活が出来ている。それぞれ自分の世界を持っているのでお互いの生活スタイルで衝突は起きない。家内は音楽の世界。私は、インターネットの世界だ。もし、どちらかが他界したらどのような生活になるだろうか。そんな生活は考えてもいないのだが心配だ。
現実に義父94歳が一軒家で一人暮らしを続けている。週に1回は家内か、夫婦で生活支援をするために訪問している。掃除をしたり、食事を作ったり、買い物に出かけたり、自宅で義父が出来ないことを1泊2日でやってあげている。1週間に1回だが、義父はその日を待ち遠しくしている。
その気持ちは私達もよく分かっているので毎週出かける。もし、自分が義父の立場なら同じことを期待するだろう。
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自宅をいつも午前9時頃に出る日が何度かある。そんな時に限って老人が私の前を歩いている。その姿が異様だ。野球帽、スーツ、そして、運動靴姿の老人だからだ。なぜ、こんなファッショになるかをいつも考えている。
その老人は、80歳を過ぎている感じがした。健康のために外出をしているのだなと思っている。70歳代の老人の外出時の姿は、ジャケット(または、ジャンバー)、リュック、運動靴が多い。スーツ姿を見つけるのは、稀だ。仕事をしている70歳代ならば、当然、ネクタイとスーツと革靴だ。
80歳を越えている老人はネクタイはしていない。仕事をしていない老人であることは確かである。お昼頃に横浜駅地下街を歩くと着飾った老夫婦を見かける。二人ともちゃんとした服装であった。どこかのレストランにランチを食べに行くような印象がした。
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二子玉川駅近くに「蔦屋家電店」がある。週末は色々なイベントが駅周辺で行われている。二子玉川周辺は、街の再開発が終わり、新しく生まれ変わった。商業施設と会社ビルが建ち並んでいる。シニアの街から若者の街に数年間で生まれ変わった感じだ。
蔦屋家電店は、Cafe、書籍、家電の3つの要素を生活という視点で構成された家電ビルであると65歳のシニアは思っている。お店に入ってみると名前から来る家電店というイメージとかけ離れているのに気がつく。若者や若い家族で一杯だ。スターバックスの利用客が大勢いる。若者からシニアまで。
蔦屋家電店に出かける前にホームページでどんなイベントがあるのかを確認すると良い。
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2年縛りで使っていたWiMax2+という公衆無線LANサービスは、コストパフォーマンスが非常に悪い。毎月3880円をWiMax2+のサービス代金として支払っていた。最終的に2016年2月で解約した。
その代わりに毎月970円で同等以上の公衆無線LANサービスを受けられる方法に変えた。SIMフリーのモバイルルーター端末(別途購入)とビックカメラ3G SIM IIJmio サービスで月額費用が900円(税別)になる。
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仕事から離れた引退生活を送っているシニアは毎日外に自分の居場所を求めて外出する。会社員当時のように朝8時頃自宅を出て夕方6時頃に帰宅する。これをすることで妻のストレスを無くし生活のリズムを作りやすくする。後は、日中をどこでどのようにして過ごすかである。
スターバックスのようなカフェは65歳の私にとって都合の良い外出先になる。300円ぐらいのホーとコーヒー一杯で長時間居られる。インターネットビジネスをしている私にとってWi-Fi接続、AC電源コンセント、トイレ、飲食が揃っているスタバは都合が良い。
午前中のスタバは、比較的空き席が多い。お客も学生、ビジネスマン、シニア、若い女性が多い。気分転換にお客観察をする面白さがある。一杯のコーヒーを飲みながらスタバのバックグラウンドミュージックを聞く。午後のスタバと違って中高生や幼児を連れた奥さんたちが居ない。比較的静かである。
スタバを利用するシニアは、私のような自営業者、フリーランス、営業マンなど仕事を持っている人が多い。打ち合わせや待合場所として使われている。コーヒー1杯300円ぐらいで使い方次第で300円以上の価値が生まれる。
暇なシニアはコーヒー1杯の価値以上の使い方をしているのだろうか。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。