自分の人生を振り返って思っていたことが知らないうちに実現していることに気がつくことがないだろうか。私の人生は、夢の実現が何度もあった。今職業としているノマド的な生活スタイルも私の夢であった。夢を追う生活をするとそれが生きがいになる。
定年退職後のシニアは残りの人生を自分が描かなければ面白い余生を楽しめない。退職金と年金、そして、アルバイトである程度の安定した生活が出来る。足りないのは「生きがい」である。何をすれば、残りの人生を楽しめるのか。
自分の心の中にある「願望、強い思い、好奇心、夢」を実現しようとすれば、生きがいが生まれてくる。それに気が付かないシニアが多い。
夢を現実化する
夢をなくした人は、将来の楽しみを失う!夢は、将来の楽しみを与えてくれる。生きる楽しみである。後3ヶ月で私は67歳になる。67歳という声を聞くと老人にますます近づいたと感じる。老いへの不安は精神的なストレスになるが、自然の法則には逆らえない。
やりたい事をする(シニアには残された生命の時間が予測できない)
私の夢は完全なノマドビジネスを達成すること。ノマドビジネスとはインターネットの世界だけでお金が落ちてくる仕組みを作り、場所や時間に囚われずそのお金で生活を続けられるビジネスになる。現在はまだB2Bビジネスでお客は法人企業になる。わたしがやりたいことは広告収益だけで生活費を稼ぎ出すことである。これが大変難しい。
役に立つ情報を発信し続けてホームページを集客サイトにしないと広告収益が落ちてこない。検索サイトでの検索アルゴリズムが変わるたびに広告収益が上がったり下がったりする。そんな変動に対応できるコンテンツを作り続けないとやりたいことが完成しない。この収益モデルが完成すれば、完全なノマドビジネスができる。
シニアの弱点は夢に挑戦しないこと
多くのシニアは老いてくると夢を見失う感じがする。夢を見失い現実の世界に悩まされる。現実の世界の先を夢見ることで新しい生活への道筋が立てられることに気がついていない。会社を卒業して自分ひとりの世界に住み始めると自分で人生を設計しないと余生を楽しめない。
生きがいがあるシニアは何も悩まずに生きがいを老い続ける。好きなことをやり続ける。今まで仕事で思いっきりやれなかったことをこの時期にやっている。誰にでもあんな事、こんな事が出来ないかなあ?と思う時がある。夢みたいな思いなのだが、そこに新しい生きがいが隠れている。
現実離れした夢かもしれないが、それを具現化してみようと思い、行動すれば何か面白いことに沢山出会える。夢自体が実現しなくてもその過程を楽しむことが出来るのは確かである。夢に挑戦するか、しないかで老後の生活が刺激ある生活になるか、ならないかになる。
強い思いは夢を現実に誘う!
思っていたことが実現すると誰もが大喜びする。実現するまで色々と苦労するからだ。シニアの余生は「何か」を実現させることで満たされる。「何か」は自分が抱いている夢である。
先月、長男の家族に二人目の赤ちゃんが生まれた。2ヶ月前まではこの世にいなかった新しい生命体である。孫が二人になった。二人の孫が小学生ぐらいに成った時にハワイ旅行に連れて行ってやろうと思っている。実現するか、しないかは挑戦してみないと分からない。
費用はすべて私が出す。長男家族4名と私達夫婦、それに独身の次男も一緒に連れて行く。孫を含めた家族旅行を実現させたいと思っている。合計7名。ホテルは2部屋確保する。航空券とホテル代が一番費用がかかるのでその負担だけを自分が持つ形になる。滞在期間は1週間ぐらい。
孫が小学生になるまで後10年ぐらいかかる。10年間かけて家族7名のハワイ旅行費用を稼ぐ。それが生きがいになるかもしれない。強い思いがあれば、それを具現化しようとする。無理と思わないでやってみる。それが出発点である。
年老いても夢は見ることが出来る。今思い浮かべることが出来る夢の中から死ぬまでに実現させたい夢を1つ選んで見ると良い。その思いを追い続ければ自然と夢が現実の世界にやって来る。
夢は新しいエネルギーを体の奥底から生み出す生命エネルギーである。このエネルギーが今の体に力を与え、夢を実現するために体を動かせ続ける。生きがいはそんな感じで生まれてくるのではないか。
結論
生きがいを失ったシニアは今やりたいことをリストしてみることである。出来る、出来ないで判断しないで願望、夢でも良いからリストしてみる。リストの中から一つだけ選んで具現化することを計画する。その挑戦があとで生きがいになる。