朝日新聞の広告に雑誌の紹介があった。「70歳の暮らしと生活・・・」というタイトルで年金、相続、葬式、老人ホームなどをまとめていた。
この雑誌は、老後の生活で経済的に余裕がある高齢者をターゲットにしている雑誌であると思わざるを得なかった。多くの高齢者は、この雑誌で提供する情報を有効に活用できない経済状態にいる。
年金生活で足りなくなるお金を稼ぐビジネスの種を見つける雑誌であれば、多くの年金生活者が喜ぶ。これから年金生活に入るシニア、すでに入っている高齢者は年金で足りなくなる収入を得るビジネスの種を探す必要がある。
今、年金生活の高齢者が求める情報は年金収入にプラスするお金の稼ぎ方!
年金収入があっても不足する生活費に加えるお金を稼ぐ情報と手段を探しているシニアが多い。
これから定年を迎える50歳台の方は、年金以外で収入を継続的に得る仕組みや方法を勉強する必要がある。これをやらないと確実に老後の生活が苦しくなる!
私は今64歳である。まだ年金はもらえない。もらえる年金額は知っているが、とても余裕ある金額ではない。多くの60歳代の方は、私と同じ状況に直面していると思う。私は私なりに年金以外の収益を得る方法を模索している。
時間と労力をかければ、ある程度、確実性の高い収益が頂ける仕組みを作れる。大きな金額の収入を求めるのではなく、5万円から10万円程度の小遣い稼ぎができる方法を探すことである。年金以外の小遣い稼ぎの収入源を複数作り出す事で安定した収益を見込める。シニアの強みは、人生経験と知恵である。
このステップで自分の能力を分析し、自分の年金生活を豊かにするお金稼ぎの種を見つけてほしい。
1.自分が気がついている問題点をリストする
2.問題点を解決するためにはどうすれば良いか自分なりに解決案を作成する
3.解決する方法が自分一人で可能なものか、集団でやらねば出来ないものなのかを判断する
4.自分で時間と労力をかければ出来るというものを見つける
5.考えずにそれをやってみる! 頭で結論を出さないでやってみる!
一人で出来なければ、協力してくれるシニアを探して話し合う。シニアは、年齢と共に今まで出来ていた事が出来なくなる体の不具合を経験する。もう、若くないという事を知らされる。だから、無理をしないで協力者と一緒に同じ目的に向かってお金稼ぎの試行錯誤を繰り返す。
この過程でお金を稼ぐためのネタが見つかるはずだ。
頭で考えて出てくるビジネスの種は、既に誰かがやっている。やって試して発見するビジネスの種でないとシニアが行うビジネスとして勝ち目がない。今、あなたの年齢が55歳であるならば、5年かけて試行錯誤が出来る。会社から給与を頂いている内にビジネスを探す、試すチャンスが得られる。金銭的にもまだ余裕があるはずだ。
あなたと同じような心配をしているシニアは大勢いる。協力し合って勉強会グループなどを使ってグループ活動をしてはどうだろうか。