幸せの感じ方は人それぞれ。その人の感じ方で幸せを感じたり、不幸せを感じたりする。他人は、あの人は資産家だからお金で困らない生活をしている。いいなあ!と勝手に思い込む。他人はそう感じても本人は不幸せであると思っているかもしれない。
私の住まいの近くに大規模な高級有料介護付き老人ホームがある。そこに入居できる老人たちは資産家である。月額の生活費だけで100万円以上支払う事になる。そんな老人ホームで生活するシニアたちはさぞかし幸せなんだろうなと私は思う。
私の老後は、老人ホームにも入れないかもしれない。老人ホームに入居出来る、出来ないで幸福の基準が勝手に私の心の中で作られる。入居している老人たちにしてみれば、こんな老人ホームよりも自宅で暮らしたいと思っているはず。幸せはこの老人ホームの生活の中にはないと。
どんな境遇にいようと自分の思い方、感じ方次第で幸福感が変わる。シニアの老後は、老いてくれば来るほど以前の生活よりも悪くなっていく自分の姿を直視する事になる。幸福を感じる機会が多い老人とそうでない老人に分かれる。
横浜の駅を歩いて帰宅しようとしていたら、目の前に若い美人が通り過ぎた。私の目が点になってその後を追った。こんなことが時々ある。その度に横浜には美人が大勢いるなあ!と思う。顔だけでなく髪形や後ろ姿も美を感じる。美しい女性を見ると心が弾む。
60歳代、70歳代のシニア男性が若い女性をナンパできないのだが、美人であれば眺めて楽しむ。美女に迷惑をかけない方法としてはこれぐらいしか無い。男性は何歳に成っても若い、美しい女性に興味を持つ。見るだけで楽しませてくれる。
生きる気力を失いかけているシニアは若い美人女性を眺めるべきだ。生きる欲が出てくる。一般的に美しい人や物は理由なく私達の目を奪う。見ているだけで心が躍るからだ。「美人を探して眺めること」が老人の生きがいになれば残り少ない人生も楽しくなる。
TV番組は、低俗で品質が悪い番組が多く見るに耐えないというシニアが多い。特に民放が放送する番組は予算と制作期間の制約でヤラセ番組が多い。ヤラセでないとシナリオ通りの効果を番組の中で訴求できないからだ。それが視聴者に見え見えになるほど酷い番組が多い。
若者たちは、テレビからYouTube動画に移っていく。シニアは、インターネットが良く分からないのでNHKや教育番組、そして、ニュースだけを見始める。特にヤラセでないとわかるTV番組ほどシニアに人気がある。
夫婦で毎週欠かさず見ているNHKの番組がある。「鶴瓶の家族に乾杯」(毎週月曜日夜8時から45分間)と言う番組だ。ぶっつけ本番でゲストを交えて地方を周りその地域で生活している家族と知り合うコンセプトだ。ぶっつけ本番というコンセプトが民放のやらせ番組のようないやらしさがない。
民放番組で私の妻がいつも欠かさず見ているフジテレビの番組「ノンフィクション」がある。日曜日午後14時から14時55分。ノンフィクションであるので現実の人生をそのまま映像に映し出している。色々な人生があることがわかる。自分の頭の中で思っている、想像している社会は自分の世界の中にしか無い。それが現実の人生を映し出しているこの番組の中でわかってくる。見たことがない方はおすすめの民放番組である。
人手不足で倒産する中小企業が増えていると聞く。人手不足で人件費が高騰し、収益性が低下し、人材の確保が難しくなり、生産性が落ちる。大企業は、技術革新で機械化を進めて雇用調整が出来るが、中小企業はそんな技術も投資も出来ない。
自然と会社は主婦と定年退職者に目が行く。問題は主婦は家を長時間離れて仕事は出来ない。定年退職者は体力を要求する3Kの仕事は敬遠する。一般労働者と同じ労働を主婦と定年退職者に求めると人材は集まらなくなる。
70歳以降も働きたいと思っているシニアは14.2%。60歳から69歳ならば、49%になる。働きたいシニアは増えてきているが、シニアのニーズを満たす仕事は増えていない感じがする。シニア労働者は嫌われる職種か、単純労働か、人手を満たす用途に使われる。
最近、気になる出来事が体に起きている。週2回筋トレをしている体であるがこんな経験をした。リュックを背負って歩道や道路脇を歩いていたら靴のつま先(靴の先端部分)でつまづいた。リュックのバランスが崩れて歩道に倒れ込んだ。擦り傷を膝、肩、頭の側面に負った。歩き方がガニ股であるためかもしれない。または、歩いた場所がつまづきやすい所だったのかもしれない。
緑内障の影響で右目の視野が上半分以上見えなくなって、左目の視野に頼っている。そのため、視覚で歩くバランスを取ることが少し困難な感じがしてきている。老化現象と持病で自分の体の機能が劣化してきているのがわかる。自分の体が若い頃と比べて注意して見る必要が出てきた。
今日は献血をしてきた。血圧 103と54 で正常。ヘモグロビン量も15あったので400mlの献血となった。2日後には血液検査の結果を知らせてくれる。ラブラッドのウエブページで会員登録をすると献血での血液検査結果を閲覧できる。この検査で異常があれば、体になにか異変が起きているサインになる。400ml献血な年間3回まで出来る。今の所、私の血液で問題は発生していない。
血液検査では糖尿病もチェックできる。こんなチャートになって履歴グラフが表示される。
老化は知らないうちに進むので自分なりに体の異変を監視して早期発見、早期治療をしなければならない。若者の体と違って高齢者は免疫力が落ちている。病気になりやすい。健康診断や人間ドックで生活習慣病予備軍とか生活習慣病対象ですと診断されたら、自分の体の異変を常にモニターしたほうが得策である。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。