突風が吹き荒れる1月の秋田港。その片隅に、古びた1台の自販機がある。お金を入れて待つこと25秒、出てくるのは熱々のそば、うどんだ。設置は40年前。元祖ファストフードとして大人気だったが、最近は老朽化で機械が故障し味は薄めに。しかし、そのぬくもりを求めて24時間客が絶えない。吹雪の中で麺をすする謎の親子。深夜に星空を見上げる運転代行業の男性。極寒の中で食べるうどんから、数々の人生が浮かび上がる。(引用先:NHK)
うどん・そばの古びた1台の自動販売機が私達人生を鏡のように映し出す!ドキュメント72時間の番組を見るたびにシニアの人生に参考になる人生模様を発見する。
人生模様はひとりひとり違う。ドキュメント72時間に登場する普通のシニアは自分を飾らないでありのままの自分の人生を言葉に出している。事前にシナリオがあり、打ち合わせされた民放の番組とは違う。嘘がない。登場人物はそこに済む人たちであるからだ。役者やお笑い芸人たちではない。それ故に真実味が肌に伝わってくる。
65歳になると嬉しい事がある。年金を受け取れることだ。65歳になったら、年金生活を送るか、仕事を継続してもっと豊かな生活を送るか、決断をする必要がある。問題は、65歳という年齢がまだ十分働ける体力と健康があり、老後の生活費を稼ぐタイミングにいるという事だ。
だが、会社が65最以上のシニアを活発的に雇用しない。働く機会が急激に減少することで以前と同様な会社員生活を送れなくなる。どうしても、新しい生活のリズムを自分中心に作り出す必要性が生まれる。
65歳になったら多くのシニアが悩む命題が生まれる。それが、「新しい生活を65歳から始めるにはどんな事をすれば良いのか?」である。
60歳になって初めて分かることがある。時間と共に普通の生活、今まで当たり前のようにしてきた生活が徐々に難しくなると言うことだ。老化による体の不調が今までの生活を不便にする。60歳になると老化が体に突然湧いて出てくる。原因がわからない体の不調だ。
老化する体の至る部位で今まで経験をしたことがない不具合が発症する。50歳代では経験したことがない体の不調である。体の老化が原因ではないかと気がつくまで時間がかかる。友人知人に聞きながらどのような体の不調を経験したかどうか、病院に行って健康診断をしたり、色々やるのだが納得がいく理由が見つからない。
先日、ヨドバシカメラのヨドバシCOMネット通販サイトで490円(税込み)の「DHC亜鉛60日分」のサプリメントを購入した。アマゾンでは448円(税込み)であったが、価格の高いヨドバシカメラで買った。
その理由は、ヨドバシカメラではすべての製品が価格に関係なく、送料無料であるから。アマゾンは、2000円以上購入していないと送料が無料にならない。アマゾンも以前は送料無料で商品を販売していたが、それを止めた。
結果、ヨドバシカメラで購入したほうが送料無料で割安になる。ちょっとしたことであるが、利便性という面で商品価格だけを考えれば良いヨドバシカメラになる。
つまづきによる老人の転倒が増えてきている。何も対策をとらないと自然に足の筋肉は衰えていく。足の筋肉が衰えると歩いている時につまづきやすくなる。つまづくと転んで腕にけがをする。酷いときは、顔にけがをする。腕で支えきれなくなるからだ。
つまづかないように足を上げる役割を果たす腸腰筋は、体の中にあるインターマッスルである。体幹運動で鍛えられる筋肉なのだが多くの人は腸腰筋の存在を知らない。知らないから鍛えるという意識が生まれてこない。意識して腸腰筋を鍛えるとつまづかない体になって行く効果が体感できるようになる。
年齢が75歳を過ぎると多くの高齢者は足の衰えを感じ始める。歩く速度が遅くなり、小股で歩いている自分に気が付く。平たい道でもなぜかつま先が何かにつまづいてしまう。知らないうちにずり足になる。後期高齢者の多くは、一度や二度つまづいて手や腕に怪我をしている経験がある。
老人は老いてくるとつまづいて転ぶ。このリスクは避けられないのだが、つまづいても転ばない体作りを今からする事で予防ができる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。