Google Homeが我が家にある。家内と私でGoogle Homeを試している。Google Homeを使うには初期設定や設定変更にスマホが必要になる。スマホでGoogle Homeのアプリをダウンロードしてセットアップをすることになる。私のアンドロイドスマホで初期設定をして自分の声を登録した。これで私にカスタマイズされた情報(通勤所要時間やその日の予定、お気に入りの音楽など)のデータがGoogle A.I.に蓄積されてGoogle Homeから私用の情報が返ってくる。
Google Homeは基本的に誰でも利用できる。ゲストモードが基本で「OK Google」または、「ねえ~グーグル」と声掛けすれば、答えてくれる。違う点は、声を登録していない場合は、声の主の情報がA.I.にインプットできない事だ。
最大6人までユーザー登録が出来る。但し、ユーザーはGoogleアカウントを持っている必要がある。Gmailアドレスを持っていれば、それがアカウントになる。最初に期待したことはGoogle Homeは人工知能で自由に会話ができる端末であると。現実は”音声で操作できるAIスピーカー”でしか無いということ。
期待外れのGoogleホームであったが、買ったからにはプラスになるように使わなければ損である。私なりにGoogle Homeを使いこなしている。要は自分にとって役に立てば良いだけである。
情報難民になりやすいシニア人材。新聞だけでは世の中の動きを把握できない。テレビやラジオ以外の世界で新しい流れと情報が拡散している。昔は、IT格差からくる情報格差があったが、今はつながるメディアによる格差が生まれている。若い人たちは、テレビやラジオよりもスマホの世界に閉じこもる。Line経由のコミュニケーションやFacebookによるつながりで入ってくる情報が多い。
社会に積極的に進出するシニアを増やすには、時代についていくシニア人材を増やす必要がある。シニア人材たちを情報難民にさせないトレーニングが社会に必要である。特にスマホやパソコンが社会生活に密接に組み込まれている。スマホやパソコン経由で情報発信や受信が当たり前のように行われている。
60歳以上のシニアはスマホやパソコンを若者と同じように駆使できていない。スマホが定期券、電子決済、クレジットカード、キャッシュカードになっていることも知らないシニアもいる。情報端末を理解して使えないと変化の激しい社会についていけない。基本的な情報端末ツールを使えないために働く機会を逃しているのがシニアである。
定年退職して起業でビジネスを始める。数年が経過すると自分の手で生活ができるという自信がつく。こうなるともう二度と会社組織で働きたいとは思えなくなる。数年の起業で失敗すると自営の怖さを知る。もう一度、会社で働きたくなる。会社にぶら下がった生活が如何に楽な生活であるかを再認識するからだ。
だが、年齢が65歳になると会社組織で仕事ができなくなる。年齢で雇用されなくなるからだ。
シニアノマドの私は、横浜のスターバックスを活用して仕事をインターネットでしている。スターバックスの良さは、禁煙である。長居しても追い出されない。電源が無料で提供される。お代りのコーヒーがお安く頂ける。そして、無料Wifiサービスがある。ただ、長居すると制約が出てくる。
夜の7時から8時頃になるとマンションの郵便箱にチラシ投げ込みをする人達を見かけることが多い。面白い事に同じ人ではない。大規模な集合住宅であるので郵便箱も沢山ある。1枚のチラシ3円で1000枚以上投げ込まないと大した稼ぎに成らない。1時間に1000枚投げ込めば時給3000円になる。大規模集合住宅であれば効率がよく投げ込みが出来る。
私が住む集合住宅は、約550世帯ある。投げ込みチラシが2種類あれば、1000枚投げ込める。これを1時間でやってしまえば、稼ぎの良いアルバイトになる。
チラシ投げ込みの回数が週に2回1種類のチラシで月に合計8回になると1ヶ月のアルバイト代が2万4000円だ。これが1回2種類のチラシであれば、倍で4万8000円である。
64 / 190
このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。