何故、老人は肉、魚、納豆を積極的に食べないのだろうか。老人が一番食べるべき物なのだが・・・。一般的に老いてくると食が細くなると言われる。何故食が細くなるのかは、感覚的に分かる。若いときほど体を動かさないし、活動することが少なくなる生活になったからだ。
現役を引退すると自然と自宅の中や周りで動き回る生活習慣になる。仕事で出たり帰ったりするエネルギーを消耗することが無くなる。体は、その環境変化に適応して食べる量を調整する。その時に肉や魚よりも野菜類が多くなる傾向がある。
自分が老人になったと自覚し始める年齢は何歳だろうか。どんな自覚症状が出たら、自分は本当に老人になったと思うのか。66歳の私だが、まだ、老人になったという感覚はない。老化現象が体に出てきているが老人になったとは思っていない。
私が見て明らかに老人だという認識するのは70歳以上のシニアである。70歳は、風貌からしても体力的にしても老人の要素が強く出始める。70歳は、普通の人から老人になる節目ではないかと私は思っている。
老人になったという自覚は、どんな所で感じ始めるのだろうか。70歳以上の知人の姿を見て私が感じる老人の要素は、
(1)歩き方がゆっくりで弱々しい
(2)階段を避ける
(3)10キロも歩けない
という点である。老人であるかどうかの見分け方に違いがあるのではないか。
NHKスペシャル「ミッシングワーカー」を見て自分たちの介護負担が子どもたちの人生を狂わせる現実を見た。独身で非正規雇用の中高年が一番被害にあいやすいと言う。親の介護で離職せざるを得なくなった独身中高年の労働者は、もっと何かで収益を得る道を準備できなかったのだろうか。
私の知人は母親の介護で仕事を現実の世界からインターネットの世界に変えた。インターネットの仕事でお金を稼ぎ始めれば、働く場所は自宅で問題ないし、時間も自分の自由になる。今勤めている会社がリモートワークを許してくれるならば、リモートワークの場所を自宅にして親の介護ができる。
新幹線で焼身自殺をした71歳の高齢者は、自殺の理由が年金では食べて生きないというが本当にそうであったのだろうか。もしかして、親しい仲間や友人、または、相談できる人が近くにいなかったため焼身自殺に追い込まれたのではないだろうか。そんな噂がある。
自殺をする人の多くは、孤独の世界で自分自身を責めている。一方で誰かに助けてもらいたいと願っている。ある人がこんな事を書いていた。富士山に自殺の名所がある。その場所で自殺防止のパトロールをしている人はどのようにして自殺防止をしているかと聞いたそうだ。
「お~い、大丈夫か?」と一声かけてあげると自殺防止が出来るという。声かけだけで自殺したい人が自殺を止めるという。
老人になると今まで気にしなかった事が気になる。自分たちの子供の老後は今よりも劣悪になると予想される。それ故に、今子供に親が出来ることは何かを考える。
子供にお金を残す事が本当に良いか疑問が残る。子供は親がいなくなっても今までの親からの教育で自分の生活が出来るように育てられてきたはずだ。就職で実家から独立して一人生活を始めれば、その時点で親から離れて自分の人生が始まる。
だが、親はいつまでたっても子供の事を心配する。親として最後に出来る事は何なんだろうか。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。