最近知ったことで介護現場でセクハラが横行しているという。本能的欲求を抑えられない老人男性が介護ヘルパーの女性に性的な言動、依頼、タッチなどのセクハラ行為をしているケースが増えているという。介護が必要な老人が、なぜ、そんなに元気なのか?一瞬、驚いてしまう。
70歳になった私でも性的な欲求はある。ただ、問題はセックス行為ができない肉体になっているだけ。それ以外は普通の人と同じように異性に対して性的な興奮を覚える。下記のような写真を見れば、男性本能が呼び出される。
他界した義父が私に話してくれたことがある。老人ホームで一番楽しみはお風呂の時間に若い女性介護スタッフが体を洗ってくれることだという。その気持は男性であれば良く分かる。本能は何歳になっても生きている。
私たちが就職する時、会社は身元保証人を求めてくる。アルバイトでもパートでも。高齢者は、両親が他界している場合が多いし、身元保証人になれるだけの資産が無い。兄弟姉妹がいなければ、親族か、親しい友人知人となる。年齢が70歳以上になれば、身元保証人になってくれる人がいなくなる場合が多い。
令和5年の労働力人口比率(人口に占める労働力人口の割合)を見ると、65~69歳では53.5%、70~74歳では34.5%となっており、いずれも上昇傾向である。75歳以上は11.5%となり、平成27年以降上昇している。(出所:令和6年版高齢社会白書(全体版))
元気なシニアは70歳を過ぎても働こうとしている。身元保証人がいないことで仕事が見つからないということはなくなり始めている。
10月の中旬になり、そろそろ年末の忘年会を企画する時期になる。忘年会は11月下旬から12月中旬までが多い。シニアにとって忘年会は、会っていない人たちや知人・友人との親睦につながる。会ってこの1年を振り返る。酒を飲みながら1年間のストレスを発散させる。(60歳のときに書いたページの書き出し)
2025年、70歳になった今思うことは違っている。70歳になってビジネスを縮小させているため、忘年会で新しい知人や友人を求めなくなっている。今年の忘年会は同窓会が2つ予定している。それ以外はゼロである。お酒が飲めなくなるほどアルコールに弱くなった。そのため忘年会への関心はなくなった。
年齢が70歳になると自分の人生を再度考え始める。
新しい知人や友人を作るという事に強い欲求がなくなってきている。どっちみち老いていけば行くほど知人と友人は消えていく。最後は自分一人。孤独は避けられない。生まれてきた時は一人。死んでいくのも一人である。知人や友人は自然の流れで作られる方が精神的な負担がない。強く求めるとそれは逃げていく。
むしろ、孤独を楽しむ方法を探すほうが将来性がある。自分の趣味に没頭できればそれが孤独を楽しむ方法になる。趣味は好きなことを一つだけ続けて楽しむことができれば、それが孤独を和らげてくれる。孤独を避けるために他人にそれを求めるのは先がない。自分が長生きすればするほど他人は他界していく。
10年経って70歳になった今、考えることが真逆になった。70歳になった今、孤独を恐れず自分の中に孤独を癒す方法を見出す。
70歳を過ぎると、体の抵抗力は徐々に弱まっていく。若い頃には何でもなかった病気も、年齢を重ねるごとに重症化し、命に関わる事態に発展する可能性が高まる。その中でも特に注意が必要なのが、肺炎である。
肺炎は日本人の死亡原因の上位を占めており、特に高齢者にとっては深刻な脅威となる。そして、その肺炎の主な原因の一つが、肺炎球菌という細菌である。この肺炎球菌による感染症を予防するために、肺炎球菌ワクチンという有効な手段がある。70歳を過ぎた方がこのワクチンを受けるべき理由を、AIの力を借りて具体的に解説したい。
私は65歳の時に無料接種の23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)を受けた。このワクチンは有効期間が5年間。それ以降は任意接種で5年毎にワクチンを受ける必要がある。70歳になって、肺炎球菌ワクチンの事を思い出した。意識していないと忘れやすい。70歳以降は任意接種で有料自己負担になる。
今回、70歳以降に一度摂取すれば良い**20価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー20)**を受けることにした。多分、これからの肺炎球菌ワクチンはこのタイプになっていく。すでに子供にはこのワクチンが必須接種になっている。このワクチンは全額自己負担で1万円以上する。でも、1度接種すればもう肺炎球菌予防のことは忘れられる。
60歳になってから自分の忍耐力に変化が起きてきていることに気がついた。自分の前に歩いている歩行者が邪魔に感じ始める。周りの雑談や大きな声で話している女性に耐えられなくなる。我慢できる許容範囲が狭まってきている。子供の声の響きに驚く。
良く聞く話は、老夫婦の周りを駆けずり回り大声を出して遊ぶ孫たちを喜ばしく思わなくなると言う。最初の20分ぐらいは賑やかで雰囲気を楽しんでいる老夫婦も次第に孫の声がやかましく感じ始める。最後には、孫の声が聞こえない別室に逃げてしまう。
刺激が強いと受け取るストレスも大きくなる。老いてくるとストレスに耐えられなくなる。
老化が及ぼす変化
65歳を過ぎて自分独自の生活のリズムを作り始める。趣味、アルバイト、娯楽、運動などを上手く組み立てながら老後の生活を過ごすのだが、老化による身体能力の衰えから今まで味わったことがないストレスが生まれる。
仕事で毎日横浜まで通勤している。駅まで通じる歩道を歩くのだが歩くのが遅い人がいると自分のペースが乱れるため頭の中でこう叫び出す、「速く歩け!」と。自転車が歩道を走っていると、「ここは歩道だよ。自転車は車道を走れ!」と心の中で叫ぶ。スーパーマーケットの入り口近くに止められた沢山の自転車で入り口が狭くなっていると、「こんな場所に自転車を止めるなよ!」と思いながら入り口近くに止められた2,3台の自転車を勝手に別の場所に移す。
70歳になって気が短くなるという感覚がより強くなった。ちょっとした事で感情の起伏を感じ、大声を出したくなる。歩きスマホの女性が階段を上がってくると一言注意したくなる。余計なお世話だが、一言注意したいとココロの中で葛藤が起きる。
AIはこの問題についてどう回答するのか聞いてみた。ページ下に記載してある。
1 / 197
このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。