カフェで仕事をしていると必ず出くわす赤ちゃんや幼児の鳴き声がある。若い母親は周りのお客に迷惑が行かないように赤ちゃんや幼児をなだめるのだが鳴き声は収まらない。母親は周りから白い目を向けられないようにカフェを後にする。
赤ちゃんや幼児を育てる母親は気分転換にスターバックスやタリーズコヒーのお店にやってくる。当然、赤ちゃんや幼児を連れてくる。子供がおとなしくしている間にコーヒーを飲んで一服するのだが、赤ちゃんや幼児はおとなしくしていられない。
カフェで仕事をしているとどうしても幼児の大声や赤ちゃんの鳴き声がストレスになる。短時間ならば辛抱が出来るのだが、10分以上続くと耐えられなくなる。声には出さないが、早くこのお店から出て行ってくれないかと思い始める。
老いて来ると前頭葉の機能が衰えて普通ならば耐えられることが耐えられなくなる。私が住む大規模集合住宅にある憩いの場で子どもたちが騒いでいると近くの住宅住民(高齢者)が「うるさい!」とクレームをしてくる。
高齢者は皆同じような精神状態になるのだろうか。泣く子を連れた母親が高齢男性に「うるさい」と怒鳴られるのを聞いた高齢者はどう思い、どう対処するのだろうか。最近話題になるAI ChatのGoogle Bardに聞いてみたら、こんな回答をしてくれた。参考になる。
GoogleがテレビでCMを展開しているパソコンがChromebook(クロームブック)と呼ばれるWindowsやMacと違った第3のパソコンである。インターネット接続専用のパソコンでネットで遊んだり、情報収集したり、ニュースを読んだり、仕事をしたりする時に役に立つ。
なぜ、シニアにお勧めしたいパソコンがChromebook(クロームブック)なのか?
安心して使えるパソコンでWindowsやMacと比べて価格が断然安い。使い方もシンプルでChromeブラウザーをベースにして使うパソコンである。WindowsやMacのように複雑でなく直ぐに使い始められる。パソコンを開いて6秒以内で使えるようになる。
この記事もクロームブックのパソコンで書いている。
インターネットを味方に出来るシニアは時代の流れに乗れる。インターネットはもうテレビのように生活の一部である。テレビを楽しむようにインターネットでの情報収集やコミュニケーションも楽しめるようにしなければ時代に取り残される。
これから話す事が出来れば、インターネットで情報発信が出来てインターネットでお金を稼ぐ基盤を持てる。
一生仕事をやり続ける高齢者がいる。自分の人生を専門領域で生きて行く人たちである。伝統工芸などを作っている人たちなどは典型的な事例になる。誰もが定年退職後に出来るというものではない。65歳を越えたシニアは年金を受給し始めて生活費の面での心配事を緩和される。
生活のために働くという緊迫感は少なくなる。そして、自由になる時間が増える。夫婦で一緒に残りの人生を楽しめる時間が持てる。しばらくはそんな時間を楽しめるのだが、問題は伴侶が他界したときである。一人になると何をして良いのか分からなくなり、やりたい事も見えなくなる。
誰もが時期は違うがそんな状態になる。そんな時、一人で目的に向かって歩き出す必要がある。自分独自の生きがいがあれば、その生きがいを追求する。
定年退職をすると多くのシニアは、自分で何かをやっていかないと自分自身が崩れて行ってしまう恐怖に駆られる。経済的な問題以上に精神的な問題が大きくのしかかってくる。精神的な問題とは、残された人生という時間である。会社勤めの頃は、会社がやるべき仕事を自動的に与えてくれた。それをやっていれば、給与がもらえ働く場所もあった。名刺を持って社会とつながっていた。
会社を離れて一人になった今、次にやるべき事ややりたい事があればそちらに向っていける。何をやったら良いかわからないシニアは暇になった時間をどう使うかで迷い始める。この迷いは65歳で年金を頂き始めたシニア皆に共通するのではないか。
老いてくると物が欲しくなるというニーズよりも与えられた時間をどう使ったら良いかの方法に目が行く。毎日が日曜日という老後の生活は精神的な苦痛になる。何もやることがない=社会の中の存在感が失われる。暇なシニアはそんな存在に成りがちである。
これからの身の振り方を自分で決める。頭で考えるよりも行動で考えるべきではないか。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。