医者から最適な体重は、70キログラムであると言われている。現在、75キログラム。あと5kgぐらい体重を落とせれば自分なりに満足いく体重になると思っている。健康を意識し始めると体重計で体重を計るのが朝起きた時の日課になる。
テレビ広告で有名なライザップでは、余分な体重を落とす時に筋トレ以外に食事療法を指導している。炭水化物を制限して減った分だけ肉や魚、野菜で補うというやり方である。極端な言い方をすれば、ビタミン豊富な野菜や果物、タンパク質が多い肉や魚は好きなだけ食べて良いということである。
私の体重の問題は彼らにしてみれば直ぐに解決が出来る問題になる。炭水化物のご飯の量を減らして筋トレをいつも通りやり続ければ良いだけ。
運動習慣がないシニアは食事療法だけをやると筋肉を減らすことになる。シニアは1年に1%筋肉を失っていく。それを何とかするには定期的な筋トレしかない。運動で脂肪を燃やしながら筋肉を成長させる食べ物を多く取る。
私はあすけんスマホアプリを使って体重の変化、朝昼夕の食事カロリーと栄養素バランスをモニターしている。体重は朝起きてトイレに行った後、パンツだけになって体組成計で体重を測る。今朝の体重は73.2キロ。70キロの目標までまだ道のりがあるが、体重は確実に減ってきている。
40歳代の頃、筋トレ2日後に風邪をよく引いていた。その理由がわからなかった。会社の健康セミナーで質問をしたら、こんな回答が帰ってきた。
私:「筋トレ2日後に風邪をよく引くのですが、原因は何なんでしょうか?」
医者:「筋トレ後の2,3日は傷んだ筋肉を修正するために免疫力が一時的に低下する。その時に風邪菌にやられる場合が多い。」
この情報を得てから、私はいつもこんな対策を取っている。その時以来から20年余り、筋トレ後に風邪を引いていない。
趣味に生きようと思って生活を始めても何か物足りない感じをするのは、会社でバリバリ働いてきたあなたではないだろうか。
シニアの人たちは、自分の経験や知識を社会に還元したいと思っている。私が所属する経営支援NPOクラブにいる元大企業の社員たちは自分に何かを依頼してくれるのを待っている。頼られる存在になっていたいのである。自主的に何々をやるというのではなく、誰かに頼まれるのを心地良しとしているように感じる。
老後の生きがいは人それぞれであるが、生きがいを見つけられないシニアが多い。仕事が生きがいであった団塊の世代の人たちである。そんな団塊世代のシニアが趣味を生きがいにして老後を楽しめるだろうか。
「階段マニア」になるという今年の目標で通勤時に階段を使っている。階段を急ぎ足で登ると後で呼吸が荒くなる。この現象は私だけであるのだろうか。
そんな疑問を抱えながら階段がある場所は階段を使っている。最寄りの駅では、エスカレーターの取替で半年間の間使えなくなり、階段とエレベーターしか無い。階段を急ぎ足で上がって、駅のプラットホームに降りるために階段を降りる。プラットフォームに辿り着いてから息が荒くなってくる。
ゆっくりと階段を上がっていく時、階段のステップ数が少なければ、呼吸は荒くならない。階段を上がる階段数と速度で呼吸が荒くなる、ならないが決まる。 足腰の筋肉が衰えていると階段を上がり下りする時の体内酸素量が足りなくなる。そのため、足りなくなった酸素を体に取り入れようと呼吸数を増やし始める。
階段で息が上がる現象は個人差が大きい。肥満体の人、高齢者、運動不足の若者は強い足腰の運動に耐えられるだけの筋肉を持っていないため、階段の上り下りで息が切れやすい。階段の上り下りは足腰への負荷が高い。体がそのような負荷に慣らされていれば息切れは和らぐ。
私の場合はちょっと面白い現象である。普通の駅の階段を上がる時は息切れが起きない。続いて階段を降り始めるときに息が切れ始める。階段を上がって改札口に行き、改札口から階段を降りてプラットホームまで行くときに起きる。私の推測では体内酸素量が階段を降り始めるときに足りなくなるのではないか。
つまり、駅の階段の上がり下りが終わるまで体内酸素量が続かないということである。問題は68歳という年齢でこれが当たり前なのか、そうではないのかである。
シニアは理由を付けて外に出るべきだ。自宅に閉じこもるべきではない。自宅で何か仕事をしているのならば良いが、そうでなければ外に出る理由を見つけて自宅を出る事である。外出する時は、いつもよりも着飾って出ると良い。男性ならば、スーツやジャケットで。ワイシャツとネクタイもあれば、昔に返ったようにシャキッと気分が変る。
自宅や近所を歩き回る服装で外出をしてはいけない。年金生活をしているシニア男性は普段着と外出着の違いを意識して外出すべきである。その理由は外出時に接する人たちに良い印象を与えることにある。清潔で印象が良い服装は誰にでも快く受け入れられる。
老いたシニア男性の体は見ただけで若さと新鮮さがない。それをカバーするのに服装がある。横浜駅近くで見かける老人男性の服装は普段着そのままの服装の方が多い。近所の公園に散歩する感じで横浜駅まで来てしまっている。多くの人たちに見られるという事実を意識していない。
外出する時にこんな事を意識すれば、服装も変わる。
シニア男性が世間体を気にしなくなると周りの人たちから無視され始める。存在が薄くなり、社会との接点が希薄になる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。