シニアの人ほどその人の生活がその容貌・風貌に出てくる。歳を取れば取るほど歳が体や生活習慣、そして、ライフスタイルに現われる。その意味では、60歳定年後のライフスタイルを自分の望む方向に導いていかないと荒んだ容貌・風貌を世間にさらす人生になるのではないかと感じている。
シニアの生き方でシニアが何をしているかが見えてくる。老後の生活をどのように過ごしているかでシニアの容貌・風貌が段々と形となってくる。シニアで仕事を見つけて働いていれば現役時代と同じスーツとネクタイの風貌になっている。引退したシニアはカジュアルな服装になり容貌もリラックスする。緊張が緩んだ顔になる。
2025年には日本の人口の三分の一が65歳以上のシニアになる。外で元気よく歩き回るシニア、自宅でごろごろして妻に嫌がられるシニア、介護サービスなしでは身動きができないシニア、老人ホームが自分の世界というシニアで溢れてくる。老人は今以上に社会で目に入る頻度が多い対象になる。
シニアの風貌、ライフスタイル、行動、言動、マナーがその人の人生を映し出す。
私たちの体は、年齢と共に免疫力が低下していく。免疫力が低下していくと色々な病気に対抗できなくなりガン細胞が顔を利かすようになるらしい。
2015年5月17日夜18時30分に放映されたTBS番組「夢の扉プラス」で病を治す!?驚きの筋肉機能というタイトルで紹介された。筋肉を使う(活性化させる)と免疫力を高めるホルモンが出るというのだ。
仕事を続けているシニアと引退したシニアでは老け方のスピードが違うと聞く。仕事を続けていると筋肉を活発に使う生活になる。自宅で何もしないでゴロゴロとしているシニアはあまり筋肉を使わない。体から使わない筋肉が失われて行く。脳への刺激も少なくなるので体は衰えて行く。
若者>筋肉量が多い>免疫力が強いという流れがある。一方でシニアはどうか。高齢者>筋肉量が少ない>免疫力が弱いとなる。焦点は筋肉の量にある。筋肉には30種類以上のホルモン群『マイオカイン』を分泌する。マイオカインは運動不足の筋肉からは分泌されにくいため、筋肉を動かすことが必須になる。
マイオカインは『大腸がんの細胞の自然死を活性化させる』、『脳の働きを促進させる』、『動脈硬化の進行を遅らせる』、『アルツハイマー型認知症の原因物質を減らす』などの作用がある。これらの免疫力が筋肉を鍛えることで免疫力強化に向かう。
会社員がリストラで揺れている。最悪の場合は、かっての山一證券のように突然倒産ということに成りかねない。銀行の融資が得られなくなればその時点で倒産になる企業が多い。色々と悪材料がこの時とばかりに水面上に浮かび上がってくる。悪循環が始まる。
リストラリスクで社員の心情は穏やかでない。昨年入社した新入社員は「寄れば大樹の影」で安心していた会社が安心できないことに気が付く。将来を見切って転職活動を始めている新入社員1年生もいる。こんなはずではなかったと!
社会に大きな変化が起きると今までの常識が壊れる。常識が通じない出来事が当たり前のように起きる。コロナ禍で中高年だけでなく若い労働者も職を突然失うリスクが高まっている。自分を守る対策を今準備する必要がある。
2022年4月から定年が60歳から65歳に変更され、義務付けられる。今までのように60歳で一度定年退職して再雇用されるということはなくなる。したがって、給与や労働条件が急に劣悪になるリスクはなくなる。
問題は65歳以降である。65歳はまだ十分現役として働けるのだが、会社側はもう結構ですという対応を取る。60歳で定年退職するのと65歳では何が違うのだろうか。65歳で定年退職をすると同時に年金収入が得られる。そのまま年金生活に入れる。
多くのシニアはまだ働きたいと願う。残された選択肢は(1)アルバイトやパートの仕事、(2)シニア起業するのどちらかである。アルバイトやパートの仕事は職や時間給を拘らなければ見つかりやすい。シニア起業は自分のビジネスを立ち上げるまで助走が求められる。会社員の多くは自分でお金を稼いだ経験がない。そのため、失敗するケースが多い。
理想は65歳までに副業で「お金を自分で稼ぐ」という体験をすることである。副業でお金を簡単に稼げない。試行錯誤で失敗を繰り返しながら自分に欠けている要素を見つけ直しながら副業を成り立たせる。時間と労力がかかる。
誰もが年老いて行く。 60歳、70歳、80歳になった時、健康であるかないかの競争になる。お年寄りの挨拶は、この言葉で始まる。「体の方はいかがですか?」「お達者ですか?」
同じ60歳、70歳、80歳でも元気に個人差がある。60歳なのに70歳以上に年老いて見える人。80歳なのに60歳のように元気よく歩いている人。健康や体力の個人差がシニアに顕著に出てくる!
会社人間でシニアが定年退職で仕事を離れると燃え尽き症候群のようにふけてくる。元気なシニアは仕事をしている人が多い。毎日仕事というやるべきことが有り、生きがいを感じて生活をしているからだ。無職になったシニアは、自分を表す名刺を持っていない。会社員の頃は、名刺が自分を代表していた。それが、今はない。
定年退職の無職のシニアは人と会った時に自分が誰なのかを示す名刺がない。仕事が生きがいであった会社員の頃は名刺が自分を表していた。生きがいも名刺の中にあった。60歳から80歳代のシニアは無職になった時に生きがいを見失う。
そんなシニアは自分が誰なのかを表す名刺を作るべきである。その名刺の中に自分の生きがいが見えてくるはずである。例えば、美人を探して写す写真家という名刺を作ればあなたという人物像が相手に伝わる。そこから会話が始まる。会社の名刺ではなく、自分を表す名刺は相手にメッセージが伝わりやすい。
美人を写すのが生きがい
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。