最近知ったことで介護現場でセクハラが横行しているという。本能的欲求を抑えられない老人男性が介護ヘルパーの女性に性的な言動、依頼、タッチなどのセクハラ行為をしているケースが増えているという。介護が必要な老人が、なぜ、そんなに元気なのか?一瞬、驚いてしまう。
異常気象による豪雨で広島、愛媛、その他周辺地域で災害をもたらしたニュースが報道されている。豪雨による河川の氾濫と土砂崩れによる被害が多い。これから徐々に有志ボランティアによる災害支援活動が活発になる。物流網が切れてトラックによる支援物資も遅れている。
自然災害を見て私が住む地域に同じことが起きたら、どうしようかと戸惑う。土砂崩れで自宅を失ったり、家族を失ったり、家財道具を失ったり、人の人生を狂わす災害をテレビで目にする。
福島県の津波災害のことを思い出す。今回は、津波ではないが豪雨による河川の決壊で津波と似たような水の流れが起きた。多くの住民が逃げ遅れて屋根の上で救援を待つ映像がテレビで見えた。自衛隊が派遣されて救助活動をしていても広範囲に渡る災害に手を焼いている。
災害の被害にあっていない私が出来ることは何だろうかと考えるのだが、65歳になるシニア男性には荷が重い感じがする。被災地が遠い事で腰を重くしている。感覚的に宿泊を伴わない日帰りでの災害ボランティアがシニア向けではないかと思う。時間と都合が良い時にすぐに現地に出かけられるという利便性である。
私たち夫婦が年金生活に入るのは、いつになるのだろうか。私の年金受給は65歳からである。自営業だから今も収入はある。今の仕事が直ぐに無くなるとは思わない。今の仕事が続く限り仕事は続けることにしている。同時に年齢にあった仕事を作り出して社会とのつながりを維持したい。自分で作った仕事で生活の糧を稼ぐのが生きがいになっている。
ただ、健康障害で仕事が出来なくなる時が来る。その時に初めて年金生活に入る。それが何歳になるかは分からないが、85歳ぐらいを目標にしている。60歳から健康予防策として毎週2回スポーツジムで筋トレをしている。筋肉が衰えると健康寿命が縮むからだ。
年金生活に入る前までに今の生活水準を年金収入で賄えるようにしなければならない。これが出来ないと老後の生活は貯蓄を切り崩す生活になる。時間をかけて「ハレとケ」の節約生活に慣れなければと思っている。
自宅にある自分の物を見て、もう二度と使わない物が多くあるのに気がつく。多くは、過去の産物だ。自分の思い出として自宅のスペースを埋めている。そのスペースを有効活用できていないのが分かる。仕事柄、コンピューター関連の古い道具(パソコン、HDD、コード、バッテリー、DVD、記録メディアなど)が出番が無いのに置かれている。機器自体は、古いがまだ使えるのでいつか使うだろうと思ってそのままになっている。
現実の話、10年前に買ったノートブックパソコンが今の私の仕事で使えない。まだ動くが使わないノートブックパソコンが2台ほどある。もしも時に使えるだろうと残しているのだが、多分、もし物時は来ない。
私の家には、まだ使える、万が一の時に便利、捨てたらもったいない、あったら便利、まだ着れる、昔の思い出、二度と読むことがない本などの理由で生かされていない物が置かれている。
まだ65歳で肉体的に若いので生活上で何も不自由はない。昔ほど物欲はなくなったが、仕事で使う物には絶えず目が行って買いたくなる。夫婦二人の生活が始まっているが、自宅には独立した子供の物が置かれている。長男はすでに子供ができて完全に独立している。私の65歳を節目にして長男や次男の物を片付けようと思っている。
勝手に捨てると怒られるから事前に子どもたちに期限を切って知らせることにする。
パソコンを一生懸命に学習しているシニアがいるが、時代はパソコンよりもスマートフォンに向かっている。1980年代にワープロがOA化の目玉であったがあっという間にパソコンに食べられてしまった。同じような現象が今起きている。一般のユーザーがパソコンで行う作業は、すでにスマートフォンで簡単にできるようになっている。
画面が小さいという問題もスマートフォンをモニターにつなげれば解決する。それが出来るスマートフォンが販売されている。パソコン教室で教えているExcel、Word等のアプリケーションの操作は、企業で働く上で必須になっているが、企業で働いていないシニアがパソコン教室でそのようなアプリケーソンを学ぶ必要はない。
むしろ、自分の実生活で役に立つスマートフォンの操作を学んだほうが価値がある。スマホがパソコンよりも便利なのは”いつでも、どこでも、誰とも、すぐにコミュニケーションが取れる”ことである。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。