今日は、横浜市立市民病院に行ってきた。大腸内視鏡検査の予約であるが、カプセル内視鏡検査に出来ないかという交渉をした。担当の医者は、なかなか良い返事をしてくれなかった。カプセル内視鏡検査を受けるには、胃カメラや通常の内視鏡検査をやっても分からない場合だけだそうだ。私の場合は、この対象にあたらないという。(2016年3月10日)
2024年2月29日に大腸内視鏡検査でポリープを2つ取った。前回の検査から8年が経過している。前回の検査では3つのポリープがあるが大きくないので様子を見るということで終わった。そのポリープが今回の検査で少し大きくなっていたので担当医の判断で切除した。3月12日に切除したポリープの分析結果が出てガンに成りやすいポリープで無いことがわかった。
60歳代、70歳代は体力があるうちに一度大腸内視鏡検査をしたほうが良いと言う。私の場合は人間ドックの検便で陽性反応が出たため大腸内視鏡検査となった。ポリープを切除したあと、知らないことがいくつかあった。事前に知っておくと驚かない。
2019年3月30日、桜の花が満開になろうとしている。気温も今日は24度近くまで上がるという。ランチの後は、ビジネスパークで日光浴をしながらボ~トしていた。仕事は自分のペースで出来るインターネットビジネスである。どこかの会社の下請けは絶対やらない。決済条件は、事前一括銀行振り込みにしているので焦げる事はない。
そんな方針でシニア起業を51歳になった時にした。インターネットビジネスは、時間と場所を選ばないで仕事が出来る。日光浴を浴びながら外でパソコンを見ながら仕事が出来るのは最高である。
2024年3月14日、横浜駅近くのタリーズコーヒー店でこの記事を書いている。外の気温は10度。まだ春は来ていない。シニア起業して18年が経過した。年齢も69歳になり、老人のイメージが強くなってきた。70歳を過ぎた頃に老人に適したビジネス形態に移ろうと思っている。
法人を顧客に持っているのでそれをやめてB2Cにシフトする。B2Cビジネスならば、私になにか不幸が起きた時にお客様に迷惑がかからない。老化に伴うリスクをできるだけ軽減したい。シニア起業には自分の寿命リスクが有る。そのリスクを考慮してビジネスモデルを考えて起業すべきであると思う。
最近の銀行は利便性が悪くなった。店舗とATMの数を減らしている。その上、ATMの利用時間帯で制約を増やし、手数料を取っている。窓口に行ってもすぐに相談に乗ってくれない。事前予約をしないとすごく待たされる。
今、シニアが新しい銀行口座を開設しようとするとウエブ通帳になる。紙の通帳を使うには月々、または、年間使用料を支払うことになる。スマホアプリで口座を開設させることを勧誘している。シニアにはそれが出来ない場合が多い。スマホを持っていないシニアもいる。持っていてもアプリのインストールから設定まで自分では出来ない。
オールドテクノロジーで生きて来たシニアにとって、今の銀行サービスは問題が多い。私の義父が利用している昭和信用金庫のATMは1日の引き出し限度額10万円である。ゆうちょ銀行や大手銀行のATMでは50万円が標準である。
65歳以降のシニアの生活は暇な時間が悩みのタネになる。働きたいが自分の得意を活かせる雇用先が見つからない。体も元気で普通に働ける健康があるが、雇用主は若い人を求める。年齢という差別が今の社会にある。
年金をもらいながら自由時的な生活が出来るかと思っても経済的に余裕がない。年金プラスあと10万円以上あれば、窮屈な生活を送る必要がなくなる。そう感じているシニアが多い。私はそんな65歳過ぎのシニアに個人事業主になることを勧める。
大きなビジネスを考えるのではなく、小遣い稼ぎ程度のビジネスを始める。小遣い稼ぎ程度のビジネスの種は探せば見つかりやすい。見つけてやるか、やらないかの世界である。こんな事例がある。
ある大学生が近所に住む老人に声をかけられた。私に代わって近くのスーパーマーケットでこのメモに書いた食品を買って来てくれないかと頼まれた。お駄賃として1000円あげるからお願いと。買い物してその老人に届けるのに30分もかからない。30分で1000円は悪くないと思ってその依頼を受けた。
これがきっかけになって週に2回ほど同じような依頼が続いた。1ヶ月が過ぎる頃にその老人から別の老人を紹介された。同じような買い物代行をやってくれないかということだ。一人が二人、二人が三人となり近所の老人の買い物代行サービスが成り立っていった。大学生の彼にとってちょっとした小遣い稼ぎになった。
困っている老人は多い。ただ、それが見えていないだけ。それを探せば良いだけである。
義父が老人ホームから最寄りの病院に入院し何度か面会に行った。年齢が97歳でもう長く生き過ぎたといつも言っていた。病院には肺気腫の影響で酸素濃度が低くなったために3週間ほど治療を受けていた。
老いて体が衰え死に向かっている義父を見ていると私の老後の姿が想像できる。どのような死に方をするのかは分からないが、老人ホームや病院で死にたくない。ピンピンコロリの死に方が理想である。
誰もが死に向かって生きている。年齢が増えれば自然に死が近づいてくる。いつ死ぬかは神のみぞ知るのだが、誰もが望むのは苦しみながら死にたくないということである。義父は私達に延命処置をしないように依頼している。
その理由がわかる。私も自分の体が思うように動かせなくなって病院生活をするようになったら、延命処置をしないように妻に言う。年齢が80歳を過ぎたら長く生きる意味があるのだろうかと疑う。
普通の生活が問題なくできる健康と体力があるうちは老後の人生を出来るだけ楽しみたい。今69歳だが、10年後79歳になった時点で健康と体力がどうなっているのだろうか。シニアの悩み事は健康。困り事は自由に動かせなくなる体ではないか。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。