歳を取って来たと思わせる体の変化。今までは何でもなかったのに、69歳になってから体に痛みを感じ始めた。右足の足首上の筋が痛いのだ。筋トレでLeg Extension(レッグエクステンション)を10回x3セットやった。今までこの筋トレは一度もやってこなかった。新しく始めたのだが、まさか、これで腱鞘炎になるとは思ってもいなかった。
最近、なぜか、体中に腱鞘炎が起きている。全て、筋トレに原因があるのだが、69歳になってからそんなことが起きたので驚いている。確実に体の筋肉や筋の耐久力が落ちている。無理をすると思いがけない痛みを味わう。筋トレを週2回行っているのだが3週間ぐらい休むと筋力がガクッと落ちる。定期的に筋トレをやり続けないと筋力と耐久力は維持できない。
身体の老化に対抗するために筋トレを続けている。その効果は体感できる。ただ、無理をすると筋肉痛と腱鞘炎になる。
誰でも歳を取る。歳を取ったらどうなるか、良く分からない。分かるのは69歳の状態である。人の体には個人差がある。寿命と同じ。元気な人もある日突然病気や事故で他界する。特定の年齢まで必ず生きるという保証も無い。老いて行く人生には必ず負のサプライズが多く起きる。
肉体的な老化現象は少しずつ自覚できるようになる。多くの人は老眼である。近くの物や遠くの物が良く見えなくなる。遠近両用メガネを買いに眼鏡市場に向かう。頭の毛を見れば、黒からグレーに色が移り、白くなる。最後は、丸坊主である。鏡で顔を見れば、目元、頬、額に大きなしわが出始める。
顔や手の甲は老人性シミが増えて広がっている。駅のプラットホームに立っていると子供たちがあそこにおじいさんが立っていると話しているのが聞こえる。心ではまだ30歳代と思っているのに子供たちにおじいさんと言われたら現実の自分で心のイメージが消え去る。
男女ともにシニアは自分を若く見せるために色々と工夫をする。女性はお化粧とファッションで化けることができるが、男性は筋トレをして筋肉を増やし、体型を変えるしか無い。筋トレをしないと年齢とともに体の筋肉が失われ弱々しい体型に変わっていく。
他界した義父は外出するときに必ずトイレがある場所を確認する。90歳を過ぎた年齢であったため尿漏れは当たり前の状態であった。老いて来ると失禁しやすくなる。そのため、紙パンツをはいている。そんな状況を認識していたので何かもっと便利なものがないかとHealth Care IT展示会(東京ビックサイト)に行ってきた。
面白い道具を見つけた。誰にでも便利で使えるというものではないかもしれないがこの道具があれば助かるという老人男性がいるはずだ。ご紹介したい。
高齢者人口が増えると町中で倒れ込む老人が増えてくる。私もそうなる可能性がある。そんな事が起きないようにするためにはどうするか。倒れたらどうするか。救急スタッフにどんな情報をどのような形で伝えられれば良いのか。色々と考えることがある。
本日、午前9時20分頃相鉄線横浜駅に着いて改札口を出たあたりに70歳代のシニア男性が倒れていた。すでに駅員二人が救助で側にいた。シニア男性は目を閉じて身動きをしていなかった。外では救急車のサイレンが聞こえていた。そんな場面を目撃して私もこんなことになるかもしれないという不安を感じた。
外出する高齢者が増えて来ているので道倒れになる方が発生する確率が高くなる。あなたならば、どうする?
昨夜、風呂場の浴槽の中で左ひじを見ていたら静脈瘤のような静脈が見えた。ちょっと気になったので今朝近くの皮膚科・泌尿科クリニックで診察を受けた。クリニックの待合室はなぜか75歳以上のシニア男性患者で埋まっていた。私のように皮膚科ではなく泌尿科で待っていた。新しく来る患者さんも泌尿科が多く、受付窓口で検尿のコップをもらっていた。
私が週2回通うスポーツジムの筋トレで良く顔を合わす75歳過ぎの筋トレ知人がいる。彼はバックエクステンション運動をいつもやっている。彼になぜその運動を念入りにするのかの理由を聞いた。彼曰く、「75歳を過ぎた頃から尿漏れ失禁が起き始めてそれを防ぐために腰とお尻の筋肉を鍛えている。」と教えてくれた。
バックエクステンションは上半身を上げる時、お尻を引き締める力が入る。上半身を下げるとお尻の筋肉が緩む。彼はこの作用で骨盤底筋を鍛えようとしていた。同時にバックエクステンションは姿勢を良くする効果もある。
クリニックの受付口にあるロビーに泌尿科のシニア男性8人、シニア女性1人、そして、皮膚科の私一人、合計10名が診察の番を待っていた。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。