有料老人ホームが倒産しているという記事を読んだ。有料老人ホームもビジネスであるので経営が悪ければ当然倒産したり、売買されたりする。少子高齢化で老人介護市場が拡大している。それを目掛けて関係ない事業分野の会社が老人ホームや介護事業施設に進出している。その悪い面が、氷山の一角として現れているのだ。
96歳と90歳の老夫婦の両親を抱える私たちも時間の問題で有料老人ホームか、介護施設を検討せざるを得なくなる。多額の入居一時金を請求する有料老人ホームは、対象外になる。入居一時金は、そのホームを終身利用する権利を取得することを目的としたもの。生きられる寿命が短いと思うので入居一時金を要求される有料老人ホームは意味がない。
朝日新聞の広告に雑誌の紹介があった。「70歳の暮らしと生活・・・」というタイトルで年金、相続、葬式、老人ホームなどをまとめていた。
この雑誌は、老後の生活で経済的に余裕がある高齢者をターゲットにしている雑誌であると思わざるを得なかった。多くの高齢者は、この雑誌で提供する情報を有効に活用できない経済状態にいる。
年金生活で足りなくなるお金を稼ぐビジネスの種を見つける雑誌であれば、多くの年金生活者が喜ぶ。これから年金生活に入るシニア、すでに入っている高齢者は年金で足りなくなる収入を得るビジネスの種を探す必要がある。
朝起きて朝食をとったあと、体の調子が思わしくない時がある。特に胃の調子や腸の調子が悪いと体全体の調子がおかしくなる。胃や腸は栄養を取り入れる場所なので体への影響が強いのかもしれない。そんな状態の時、何かをやろうとしようとしてもやる気が強まらない。
なぜ、シニアは元気を失いやすいのか?
60歳を過ぎると老化現象が体の至る場所に出てくる。何か一つでも持病を持つと持病を気にしながら生活が回る。お金と健康の心配が頭の片隅から前面に出てくる。シニアが元気を失う理由はたくさん生まれてくる。その兆候が体に出始めるのは70歳の声を聞き始めたときである。
70歳を過ぎると体の筋肉が衰えて身動きで不自由を感じるレベルまで弱まる。体が弱まると気も心も弱まってくる。そんなシニアたちに元気を出させるには問題になっている弱まる体力を強化させることで解決できる。
80歳過ぎになって足の筋肉が衰えて歩くのが苦労する老人。そんな老人が増えている。お金があれば、会員制のスポーツセンターに通ってリハビリやトレーニングを受けるのだがそんな経済的な余裕がない高齢者が多い。足の筋肉を鍛えたいがお金がない。
来年67歳になる私だが、太腿の筋肉を大きくする筋トレをしている。ゴールドジムで60キロのバーベルを使ってスクワット運動をしている。多くのシニアは70歳を境に足腰の筋肉の衰えが顕著に現れてくる。それは60歳代に足の筋肉を鍛えていなかったためである。
シニアの体は鍛えないと使っていない筋肉を落としていく。会社に行く通勤運動がなくなって自宅で動かない生活に入ると気が付かないうちに体の筋肉、特に足腰の筋肉が失われていく。それを私は知っているので意識してゴールドジムに週2回通って使っていない筋肉を鍛えている。特に足の筋肉を意識して強化している。
週2回のスポーツジム以外に毎週末は妻と一緒に公園に出かけて6キロから10キロ歩いている。きれいな空気と景色を眺めながらおしゃべりをしながら、時にはお弁当を持参してランチを取りながら公園で歩き回っている。
66歳である私は、いつも、70歳過ぎになった時の自分を想像する。今と同じ感じでビジネスを継続できているかどうか。大きな変化が社会に起きている。インターネットビジネスもダイナミックに変化してきている。変化を味方に出来るよう自分のビジネスを変えていく必要がある。
今の自分が何をやるべきかを考えている。自分の生きがいとして始めたビジネス、60歳代のときは加齢から来るリスクを感じていなかった。70歳代になると体の免疫力の衰えで体調不良や病気に成りやすい。加齢によるリスクである。
65歳定年退職で起業するシニアは加齢によるリスク対策をビジネスモデルの中に入れておく必要がある。体がいつも資本であるので自分の健康次第でビジネスが終わる。10年先は70歳代になる。老化現象が今よりも顕著に出始める。老化によるリスクをどう考えるかだ。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。