70歳を過ぎると70歳まで生きたという幸運の喜びを味わえる。さらに、80歳まで生きたいという欲望が生まれる。知人、友人の中には70歳まで生きられなくて他界している人がいる。自分はまだ生きている。この事実が健康への意識を強める。
健康寿命を伸ばすには普通の生活ができる体力と健康が必須である。シニアになってからは生活習慣を意識して健康を増進する生活のリズムを作る必要がある。70歳を過ぎた頃に体の筋力と筋肉量が減少し体力の衰えが出てくる。歩行障害が典型的な症状になる。
健康維持を増進する生活習慣は栄養バランスの取れた食事、定期的な運動、十分な睡眠が重要になる。全てをやるよりもどれか1つを生活のリズムの中に取り込むやり方のほうが身につきやすい。シニアに欠けているのはタンパク質の多い食事をしていないことと定期的な筋トレ運動である。筋トレは男性ホルモン(テストステロン)を分泌させる。アンチエイジング効果を持つのが男性ホルモンである。
自分の寿命を延ばしたいならば、これをする!
心臓は筋肉の塊である。筋肉が衰えると血液を出す力も衰えて血液の流れが悪くなる。体を作って動かしている筋肉が衰えると自分の体を自由に動かす事が不自由になる。典型的な事例が、歩くための「足」である。70歳を過ぎると仲間の知人の中では杖や車椅子に頼らなければならなくなるほど「足の筋肉」が衰えてしまう。
足は第二の心臓と言われるのは、足の筋肉が血液を下半身から上半身にあげる役割をしているからだ。 歳を取ったら散歩をして歩きなさいという理由の背景がこれである。
体の筋肉量を減らさないで増やす
筋肉は何もしなければ歳と共に衰えていく。意識的に筋肉を刺激して筋肉の活性化を促すと筋肉はそれに答えてくれる。新陳代謝を促して新しい細胞をどんどん作ってくれる。私たちの体は毎日新しい細胞が死んで再生されていく。歳を取るとこの機能が衰える。定期的な筋トレ運動で新陳代謝量を増やすと体が若返る。
筋肉を活性化させると寿命を延ばすホルモンが出てくるという発見があった!
詳しくは上記リンク先のTBS「夢の扉」プラスの過去番組を見て頂ければその理由が分かるだろう。
男性ホルモンは「若返りホルモン」だった!(日経Gooday)
70歳を過ぎて体が枯れてきたと感じるシニアは体の筋肉量が減ったためであることを意識してほしい。普通の生活ではシニアの体は毎年1%づつ筋肉量が減少していく。筋肉量が低下するとあるポイントで自分の体を動かす上で不自由を感じ始める。まず、定期的な筋トレで減少していく筋肉量を増やすことが必要になる。
運動習慣を身に着けて生活のリズムに取り込む
ポイントは運動習慣が必要であると認識しても行動に移すシニアが少ないことである。自分の意志で定期的に筋肉を鍛える習慣が無いシニアが一般的である。 1日10分間、ちょっと汗ばむ運動を毎日出来るかと聞けば、分からない、自信がないと答えるシニアが多いはず。
一つ、自分の筋力テストをしてもらいたい!
タイニングテーブルにある(何処の椅子でもかまわない)椅子に座って(腰掛けて)勢いを加えずに片足で立ち上がって頂きたい!60歳の方でも70歳の方でもこれが出来る人は足の筋肉の面では大丈夫の範囲である、むしろ、優秀である。
取り敢えず、私は以下の筋肉運動を身につける努力をしている。
- 朝と夜、歯を洗面所で磨く時に足のふくらはぎの筋肉と体幹の筋肉を鍛えるためにつま先立ちになって歯磨きをする。
- 自宅に3キロのダンベルが二つあったので上腕二頭筋を鍛えるダンベルカールを帰宅したら10回3セットする。
- 足の筋肉を鍛えるスクワット運動、10回3セット
最初は、無理をしないでやれるところまでやる。ただし、継続する事だけに集中する! 無理して続かなかったら元の子もない。習慣付けが最初の目的になる。3日出来たら、1週間できる。1週間できたら、1ヶ月出来る。この調子で運動習慣を生活のリズムに取り込む。
定期的な筋トレや汗をかく運動はシニアにとって若返りの方法
参考ページ:
加齢による身体機能の衰えを感じたら何も考えずに筋トレを始めること
シニアが筋肉を増やしたいならば筋トレ、その証拠は81歳の金澤さん!
結論
寿命を伸ばすホルモンは
- 男性ホルモン
- 女性ホルモン
- DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
- 成長ホルモン
- メラトニン
シニア男性は男性ホルモンを分泌させる筋トレや運動を継続的に行う必要がある。