高齢者の性的問題は止まらない。それは本能に根ざしているからだ。おじいちゃん、おばあちゃんだから性的問題はもうないなんて勝手に思わないことである。身体障害者も同様に性的問題があり、それ故に困っている現実がある。高齢化社会では、老人ホームや介護施設での性的問題を解決する方法が求められる。
海外でも高齢化社会の影響で老人ホームに政府認定のセックスワーカーを呼び入れて性的な問題を解決している。オーストラリアの老人ホームでは、実の娘が老人ホームにいる父親の依頼でセックスワーカーを頼んだという記事がある。
60歳を過ぎると若返りたいという気持ちが強くなる。シニア男女ともにその気持ちが増々強くなる。肉体を若返らせることは難しいが、気持ちだけは若返らせることができる。恋愛は高齢者の気持ちを時めかせる。シニアになって一人生活を始めたら、新しい恋を探し求めるべきではないか。
シニアカップルが刺激を求めてラブホテルに入る。そんな事が当たり前になる時代がもうすぐやってくる。今から10年後(2030年)には60歳以上の人口比36%ぐらいになる。2020年に100歳以上の老人が約8万人になっている。シニアは長生き傾向にある。
ラブホテルが高齢者で満室になるなんて時代が到来するかもしれない。シニアの人口が増加しているためラブホテル側もそのニーズを当てにしている。若い男女からシニアのカップルまで幅広くニーズを拾い始めている。
今感じていることはこんなこと。70歳だからという理由ではないが、若い頃と比較して逆になった感じである。
70歳になって一つ行動面でやらなくなったことがある。
2025年大阪万博、東京ディズニーランド、USJ、花火大会、野外音楽イベント、長時間並ぶ場所などは意識して行かないようにしている。過去の経験から気分が乗らない。人が大勢集まる場所を極力避けるのは、疲れるからだ。肉体だけでなく気分的に疲れる。
老いからくる体力の衰えである。
先日、横浜駅前西口で魅力的なシニア女性を見かけた・・・と言っても後ろ姿だけだが。ブルージーンで足下から腰までフィットしたタイトなジーンズをはいていたシニア女性である。細身の女性であった。背筋が伸び姿勢が良かった。

シニア女性が若く見えるときがある。背筋が伸びて姿勢がよく派手な色で着飾った洋服に素朴なジーンズをはいたシニア女性。肥満体でないシニア女性はタイトで体にフィットしたジーンズファッションが良く似合う。その上若さを演出することが出来る。
若さを感じるシニア女性は後ろ姿のシニア女性が多い。女性の姿勢とファッションは老いをカモフラージュする。体にフィットしたタイトなジーンズはその目的にあっている。
83歳の義母をAUショップまで連れて行った。歩きながら話をしたのだが、途中から義母が歩きながら足がぎこちなく感じると言い始めた。年末から最近まで自宅の中で動いていただけで外を歩くことがなかったため始めて歩いたという感覚だったという。
70歳を過ぎた老人が外出して歩くことを止めたら、必ず足の筋肉量が減っていく。筋肉量が減っていくと自分の体を動かす時に違和感を覚える。それが出やすいのが歩行である。足の筋肉は大きい。その筋肉が衰えると自分の体を支えたり、動かしたりする上で支障が出る。

83歳の義母の足は足のぎこちなさで筋力の低下を表していた。自分の体を不自由なく動かせなくなったら、暗い余生が待っている。自分で自由な行動が出来なくなるという状態を想像してほしい。動物は歩けなくなったら死ぬ。人間は賢いから衰えていった筋肉を鍛えて増やすことができる。生活のリズムの中に足腰の筋肉を鍛える習慣を取り込めば良い。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。