老人はケチになる。それには理由がある。色々な理由がある。
お金が稼げなくなり年金収入と貯蓄に頼り始めるシニアは老後の生活に不安を覚える。今あるお金で出来るだけ長く生活が出来るようにケチになる。お金の面で不安を感じ始めると誰でも節約の生活になる。お金の使い方に気をつけ始める。ただ、それには個人差がある。
お金の使い方はその人の生活習慣と価値観で決まる。成金でない資産家はお金持ちのような印象を与えないお金の使い方をする。庶民感覚でお金を必要な時に必要なだけ使う。お金がたくさんあるからお金を湯水のように使うとは限らない。
金が全てと思っている人ほど老後は金欠病になってケチになる。男性と女性ではケチになる理由が違う場合がある。
暑い夏がやって来ている。30度を超える気温は、誰にとってもつらい。時々、不思議な光景を見る。30度を超える気温であるのにスーツ姿で長袖のシニアが街を歩いている。体温調節がおかしくなているのではと疑いたくなる。良く耳にすることは、老いてくると体温調節が鈍くなるという。若い人でも熱中症になるくらいの気温でシニアの体は適応できるのだろうか。
若者たちはTシャツに短パン姿。女性はタンクトップにジーンズ。あまりにも日射熱が強いので若者も日傘を使うようになった。中高年の女性たちは日傘、帽子、顔や首を日差しから防ぐカバーを身に着けている。リチウム電池で動く手持ち扇風機、冷感タオル、ネッククーラーなど色々な製品がお店で売られている。
毎朝、通勤で自宅から駅まで1.7キロを歩く。午前8時40分頃自宅を出るのだが、気温は既に28度以上の日が多い。日傘と水分補給の水筒は必須になる。服装も筋トレで着ている生地が薄くて軽いウルトラストレッチアクティブジョガーパンツと抗菌防臭加工のTシャツやポロシャツにしている。汗がたくさん出てもすぐに乾く服装である。
毎年毎年、最高気温を更新している。これが日本だけでなく世界各地で起きている気象異常である。今年は40度以上になる場所が多くなるのではと思っている。体温を超えた気温は誰にとっても耐え難い。30度以上の気温が7月、8月、9月の3ヶ月間続いたら、私達の生活はどうなるのだろうか。心配である。シニアは肉体の適応能力が落ちているので熱中症になりやすい。意識して熱中症予防をする必要がある。
梅雨や夏の時期に悩むことがある。自動車を運転してして降りる時に背中が汗ばんでいる。そんな時に限って妻が汗臭いと叫びだす。背中から腰辺りまで汗を掻くと加齢臭も混じって嫌な匂いになってくる。綿100%のTシャツやポロシャツに限って汗臭や加齢臭が染み込んでしまう。
暑くなる時期はTシャツやポロシャツを着る機会が増える。平日仕事で横浜に出かけるときは着替えのTシャツやポロシャツをリュックに入れていく。これで衣服に染み付いた汗臭や加齢臭を防いでいる。老いて来ると体から嫌な匂いが自然と出て来やすい。本人は気づかないのだが周りの人は気がついている。
汗臭、ミドル臭、加齢臭は混んでいる電車の中でお目にかかる。強い香水を使っていなければ、何とも言えない嫌な匂いがプーンと臭ってくる。隣の席に座った女学生や若い女性は匂いに敏感である。私からでた加齢臭を感じたらすぐに席を立って移動してしまう。一時期、何故なんだろうかと不思議に思っていたが、加齢臭や汗臭が原因であったことに気がついた。
今年の夏は暑い日が続くようだ。その対策を今からしている。抗菌防臭の加工がされているポロシャツを複数枚購入した。1枚の価格は高くない。3000円以内で買える。ユニクロで抗菌防臭加工のポロシャツを探すならば、ドライEXポロシャツになる。TシャツならばエアリズムコットンクルーネックTやエアリズムクルーネックTが人気である。ユニクロ製品で抗菌防臭機能があるのは、主にエアリズムとドライEXのシリーズ。
ただ残念なのはユニクロ製品のTシャツやポロシャツには色数が少ない。そのため他社で抗菌防臭加工のポロシャツを探すことになった。LifeMAXというブランドのポロシャツである。このブランドは銀イオンによる抗菌防臭加工のポリジン・バイオスタティックで加工されている。
週2回近くのスポーツセンターにあるジムで筋トレをしている70歳のシニアの私だが、最近、新顔のシニアが増えて来ているのを感じている。過去にスポーツをやっていないシニアは、運動の服装が普段着なのに驚いている。スポーツをやっているシニアは、ちゃんとしたトレーニング服装、水分補給のドリンクボトル、タオル、スポーツシューズでやって来る。
筋トレ初心者のシニアは、筋トレについての知識が貧しい。筋トレをする服装、水分補給、タオル、時間と器具の使い方、回数とセット数などが分かっていない場合が多い。彼らの運動を観察しているといくつかの問題が見つかる。
70歳代のシニアは筋肉量の減少で体の変化に気が付き始める。テレビや新聞などでシニアの筋トレを啓蒙する情報が増えている。体力が無くなった理由が筋肉量の減少に起因する事実を理解してスポーツジムにやってくるシニアだが、スポーツジムでの筋トレABCがわかっていない場合が多い。
一番無難なのは料金は高いがパーソナルトレーナーの指導を受けることである。それも期間を半年に区切って筋トレのABCを学び、筋トレの運動習慣を身につけることである。料金が高いのが欠点。パーソナルトレーナーの指導を無料で受けたいならば、ゴールドジムがおすすめ。入会時に自分にあったトレーニングメニューと指導が行われる。指導料金が月額料金に含まれているので安心。月額料金は所在地により変動する。目安として月額11000円前後。
つまづきによる老人の転倒が増えてきている。何も対策をとらないと自然に足の筋肉は衰えていく。足の筋肉が衰えると歩いている時につまづきやすくなる。つまづくと転んで腕にけがをする。酷いときは、顔にけがをする。腕で支えきれなくなるからだ。
つまづかないように足を上げる役割を果たす腸腰筋は、体の中にあるインターマッスルである。体幹運動で鍛えられる筋肉なのだが多くの人は腸腰筋の存在を知らない。知らないから鍛えるという意識が生まれてこない。意識して腸腰筋を鍛えるとつまづかない体になって行く効果が体感できるようになる。
年齢が75歳を過ぎると多くの高齢者は足の衰えを感じ始める。歩く速度が遅くなり、小股で歩いている自分に気が付く。平たい道でもなぜかつま先が何かにつまづいてしまう。知らないうちにずり足になる。後期高齢者の多くは、一度や二度つまづいて手や腕に怪我をしている経験がある。
シニアの多くは自宅でつまづいて転倒する。住み慣れた自宅であるから躓くなんて思いもよらなかったというシニアが多い。
消費者庁によると、高齢者の転倒事故は後期高齢者(75歳以上)の方が前期高齢者(65~74歳)の2倍以上多く、年齢を重ねるごとに転倒しやすくなる傾向がある。
自宅での転倒場所の統計:
転倒の原因:
老人は老いてくるとつまづいて転ぶ。このリスクは避けられないのだが、つまづいても転ばない体作りを今からする事で予防ができる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。