70歳を振り返ると下記のようなリストが作れる。
仕事から定期的な筋トレ生活にシフトしている。今の仕事は時間の経過で消えてなくなる。それで出来た時間をスポーツジムでの筋トレに使いたい。現在、週2回各2時間ぐらいやっているが、それを週3回にして各1時間30分ぐらいに変えたい。
筋トレは肉体を若返らせることが実証されているし、自分でもそれを確認できている。70歳の体であるが肉体は70歳よりも10年、20年ぐらい若い見栄えがする。長年筋トレを続けてきたという肉体と体格を鏡に写った自分の姿で確認できる。
体格と筋肉は39歳の長男よりも見栄えが良い。30年近い年齢差があるのだが、筋トレをやっている人とやっていない人との違いである。
スポーツジムでの時間と回数が増えると同じ筋トレ仲間や顔見知りが年齢を問わず増えてくる。スポーツファッションに自然と気が行き始める。今年の春、夏、秋は完全にアスレジャー服装であった。
自宅にある自分の物を見て、もう二度と使わない物が多くあるのに気がつく。多くは、過去の産物だ。自分の思い出として自宅のスペースを埋めている。そのスペースを有効活用できていないのが分かる。仕事柄、コンピューター関連の古い道具(パソコン、HDD、コード、バッテリー、DVD、記録メディアなど)が出番が無いのに置かれている。機器自体は、古いがまだ使えるのでいつか使うだろうと思ってそのままになっている。
現実の話、10年前に買ったノートブックパソコンが今の私の仕事で使えない。まだ動くが使わないノートブックパソコンが2台ほどある。もしもの時に使えるだろうと残しているのだが、多分、その時は来ない。
私の家には、まだ使える、万が一の時に便利、捨てたらもったいない、あったら便利、まだ着れる、昔の思い出、また読むかもしれない本などの理由で置かれている。老後の生活は自分の地図を見ながら快適な暮らしを送る道を探すしかない。その一つとして断捨離がある。本当に老後の生活で必要なものを所有する生活である。

まだ70歳で肉体的に若いので生活上で何も不自由はない。昔ほど物欲はなくなったが、仕事で使う物には絶えず目が行って買いたくなる。夫婦二人の生活が始まっているが、自宅には独立した子供の物が置かれている。長男はすでに子供ができて完全に独立している。私の70歳を節目にして長男や次男の物を片付けようと思っている。ちょうどいま自宅マンションのリフォームをしている。既に読まないで劣化した書籍を捨てた。
勝手に捨てると怒られるから事前に子どもたちに了解を得て子供の物を捨てている。
34年住み続けているマンションの部屋リフォームを始めた。大げさなリフォームではないが、すべての部屋のクロスと絨毯の張替えである。マンションに住みながら行うリフォームであるため時間がかかる。各部屋のクロスを順番に張り替えたあとにクロスの張り替えを終えた部屋から絨毯を張り替える。1ヶ月はかかると言われている。
ここで面倒なことは各部屋の荷物を移動すること。二度同じ荷物を移動することになる。そこでこの機会に要らない物を処分することとなった。本棚にある本は重い。数も多い。それで本を捨てることから始めている。
最初はブックオフに持っていって処分しようと思っていたが、英語の書籍や辞書、劣化がひどい本、バーコードがない本などブックオフでも受け取ってくれない本が多かったのでやめた。捨てた本は自分の人生を作るうえで参考になった本が多かった。
米国の大学で使用した教科書や英語ペーパーバックス版辞書を見ると学生当時の記憶が戻ってくる。英語習得で活用した英会話の参考書やテープ教材、英語読解力をつけるためのペーパーバックス、コンピュータ関連の参考書、インターネットビジネス関連の参考書、経営者のための参考書、株式投資関連、税務処理関連の書物など。現在と未来で使わない本を思い切って捨てた。
本は買わないで図書館で借りる方針で老後の生活を楽しんでいる。本の価値は目的を終えた時点で終る。

パソコンについての知識が乏しい高齢者は後で後悔するようなパソコンの購入をする。特に価格が安いという切り口でパソコンを探して購入してしまうシニア。さらに、量販店の店員に勧められて買ってしまうパソコン。私は、パソコン歴35年でNEC PC9001が販売された頃からパソコンを使っている。今も仕事でThinkPad X260ノートパソコンを使っている。
最近はChromebook(クロームブック)を仕事で使う機会が増えている。グーグルのChrome OS上にあるChromeブラウザーでWindowsパソコンと類似の事が簡単に出来る。必要な物はGmailアドレスとそのパスワードのみ。クロームブックパソコンはインターネットに接続していないと動かない。
インタネットなしの環境でパソコンを使う機会が多いシニアは通常のWindowsパソコンか、AppleのMacbook、MacAirなどを使うほうが良い。
コロナ禍でテレワーク、リモートワーク、ビデオ会議をせざるを得なくなると誰もがインターネットに接続して使えるパソコンが欲しくなる。その恩恵でパソコンメーカーはパソコンの増産になっている。この数年のうちにオンラインでのビデオ会話が自宅に広がる。既にスマホで同じような事が出来るようになっている。小さな画面よりも大きなパソコンの画面を好むのはシニアではないか。
量販店で販売されているパソコンには多種多様なパソコンがある。海外メーカー製のパソコンは比較的に安いが、品質面とセキュリティー面で不安になる。出来るならば、国内で生産されている日本メーカーのパソコンを使いたい。でも、一般的に高い。オプションとしてChromebookがある。
世の中には不思議なことが多い。だが、個人によってその認識が違う。私にとって不思議に思えることが他人にとっては日常として映る。ここで書くことは私の視点から感じたことである。私と同じように感じることや違う視点があったら、メールでコメントを下さい。
世代ごとに物事の見方や感じ方が違ってくる。「育メン」という言葉は私達昭和生れの男性にとって不思議な言葉になる。子供を育てる役割の多くが母親に任していた。男性は会社で働いてお金を稼いでくるという役割分担が常識であった。専業主婦が当たり前で共稼ぎ夫婦や家族は珍しかった。
70歳の私であるが、私自身老人になったという感覚がない。私が20歳代の頃の70歳の方は見ただけで老人に見えた。時代の流れで物事の感じ方も変わってくる。70歳の私の常識は今の常識と同じではないかもしれない。
多くのシニア男性がスポーツジムで筋トレを始めている。多くは初心者だが、長年筋トレを続けているシニアも多い。定期的にやってくるシニアは必ずこの日のこの時間帯でいつもの顔を見ることになる。
私はいつも火曜日と金曜日にスポーツジムに行く。午前9時20分に入り、12時頃に終える。いつもの筋トレメニューをこなしながら今日の調子を見ることにしている。疲れが残っている時は早めに切り上げる。やるべき筋トレメニューを途中でやめることに躊躇しない。無理をして体の調子を悪くして筋トレを休むリスクを減らすためである。

筋トレは定期的に続けることで効果を発揮する。途中で怪我や体調不良で1ヶ月以上休むと筋肉量も落ち、気力も失う。定期的に続けることでスポーツジムで新しい知人を作れる魅力がある。こんな出来事が昨日の筋トレであった。
シニアはパソコンを長く使う傾向がある。パソコンは高価格の電気製品であるためかもしれない。Windows 10のパソコンのセキュリティアップデートが終わるため、急遽Windows 11にOSをアップデートしようとするがハードウエアの要求を満たさないためにWindows 11にアップデートできない。
多くのシニアは新しいパソコンを買う行動を取る。古いパソコンは捨てることになる。このような状態になるのはシニアだけではなく、若い会社員も同じである。私の息子もWindows 10のパソコンを使っているが、Windows 11のパソコンを買わないでChromebook Plusのパソコンを買うことにした。
自宅で使うパソコンであるので特別なソフトを使うことがなく、一般的な使い方である。そのため、Chromebook Plusパソコンで十分用を満たすと判断したらしい。Windows 11のパソコンの価格は10円から20万円ぐらいの幅がある。Chromebook Plusの最新機種は10万円から12万円前後で買える。Windows 11のパソコンの半額程度のコストで同じ事ができる。
Chromebookについては下記のYoutube動画を見てほしい。
シニアの人ほどその人の生活がその容貌・風貌に出てくる。歳を取れば取るほど歳が体や生活習慣、そして、ライフスタイルに現われる。その意味では、60歳定年後のライフスタイルを自分の望む方向に導いていかないと荒んだ容貌・風貌を世間にさらす人生になるのではないかと感じている。
シニアの生き方でシニアが何をしているかが見えてくる。老後の生活をどのように過ごしているかでシニアの容貌・風貌が段々と形となってくる。シニアで仕事を見つけて働いていれば現役時代と同じスーツとネクタイの風貌になっている。引退したシニアはカジュアルな服装になり容貌もリラックスする。緊張が緩んだ顔になる。
2025年には日本の人口の三分の一が65歳以上のシニアになる。外で元気よく歩き回るシニア、自宅でごろごろして妻に嫌がられるシニア、介護サービスなしでは身動きができないシニア、老人ホームが自分の世界というシニアで溢れてくる。老人は今以上に社会で目に入る頻度が多い対象になる。
シニアの風貌、ライフスタイル、行動、言動、マナーがその人の人生を映し出す。70歳で同窓会に参加したら、風貌もライフスタイルも変わっていた同窓生がいた。病気で80歳代の老人のような人もいた。50年ぶりの同窓会であった。あと20年したら、他界している人も出てくる。生きているうちに残りの人生を楽しむことを考えて実行すべきである。
仕事から離れた元会社員は、スーツ姿で外出する事が少なくなる。特別なイベントでスーツ姿を要求しない限りジャンパーとジーパン姿ではないか。特別なイベントが稀なのが老後の生活になる。スーツを着ると会社員時代を思い出す。スーツを着て、ネクタイをつけて、革靴を履く。ビジネスマンの鎧姿になる。
会社を卒業したシニアは、スーツを着ることがなくなる。必要性がなくなるからだ。それは至って自然なのだが、スーツを着ることで色々なメリットがシニアに生まれてくる。
10月1日から3日まで群馬県嬬恋村にある嬬恋プリンスホテルに滞在した。横浜から環八に入り関越道を上がっていく。渋川伊香保ICで降りて山道を登っていく。嬬恋プリンスホテルに到着したのは午後15時30分頃。自宅を午前10時30分頃に出た。約5時間の道のりである。関越道では高坂サービスエリアでランチ休憩をした。平日であったため、混んではいなかった。
嬬恋プリンスホテルの予約は1ヶ月前にした。予約の変更やキャンセルができないスタンダードプランで一部屋2名、3万3400円朝夕食付き。直接ホテルのウエブサイトでプランを選んだ。プランの中で一番低コストのプランである。
出発の1週間前にホテルからリマインダーメールが届く。予約の変更やキャンセルができるプランの人たちはこの時でも変更やキャンセルができるが私達にはその選択肢はなかった。その分、安い。
なぜ、嬬恋プリンスホテルなのか!

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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。