多くのシニアはなぜか妻の後をついて回る傾向がある。妻ほど毎日やる事がないからだ。妻がどこかに行こうとすると、「おい、おまえ、何処かに行くのかい?」と聞く。そして、俺もいっしょ行くと言ってくる。
これが何度も続くと妻から付いてこないで!と言われ始める。
一方で、あるシニアはいつも外に出ていく。何処に行くか知らせていない。そのためか、妻は我が夫はいったい毎日何処に行っているのかと不思議がる。自宅にいられない旦那さんたちは目的も無く外出する。それが夫婦円満の第一歩になるからだ。
歩いて行けるカフェやファミレスがあればそこで本や雑誌などを読んでランチタイムまで暇をつぶす人もいる。外出先は人それぞれ。行き先が決まっていない人ほど一般的な場所に行く。
シニアが直面するトラブルは多岐に渡っている。トラブルは人間関係から起きる場合が多い。オレオレ詐欺のように攻めてくるトラブルもあるが、オレオレ詐欺防止の端末(LET'S 振込め詐欺見張隊 新117 L-FSM-N117LET'S 振込め詐欺見張隊 新117 L-FSM-N117)を電話機に取り付けることで避けることが出来る。
起業して経営者として活動していると色々な方と出会う。親切な方から詐欺師まで色々である。知らない人との出会いで人を見る目が育てられる。付き合い方を自然に学べる。自然に学ぶというのは痛い経験を通して同じトラブルを繰り返さないという意味合いである。ビジネスの世界には嘘をつく人が多い。それを嘘というか、大ぼらというかは個人差がある。
人を見る目が出来ていないと要らないトラブルを買う事になる。深入りすべきでない人と付き合ってトラブルに巻き込まれる。60歳代から70歳代は自分の余生をどの様に送れば良いか試行錯誤する年代になる。その試行錯誤の過程でトラブルに巻き込まれる。
先日、横浜駅前西口で魅力的なシニア女性を見かけた・・・と言っても後ろ姿だけだが。ブルージーンで足下から腰までフィットしたタイトなジーンズをはいていたシニア女性である。細身の女性であった。背筋が伸び姿勢が良かった。
シニア女性が若く見えるときがある。背筋が伸びて姿勢がよく派手な色で着飾った洋服に素朴なジーンズをはいたシニア女性。肥満体でないシニア女性はタイトで体にフィットしたジーンズファッションが良く似合う。その上若さを演出することが出来る。
若さを感じるシニア女性は後ろ姿のシニア女性が多い。女性の姿勢とファッションは老いをカモフラージュする。体にフィットしたタイトなジーンズはその目的にあっている。
70歳以上のシニアは自分の足の筋肉が衰え始めている事に気がつく。80歳代になれば多くのシニアは歩く事が面倒になり外出が少なくなる。そして、段々と自分の足で歩く事が難しくなり、杖や車椅子がないと行動範囲が広まらなくなる。80歳を越えた両親を喜ばせるには彼らの足になってあげる事である。
足の不自由なご両親をドライブ旅行に連れ出す。日帰りドライブから宿泊ドライブ旅行に発展させる。杖や歩行器で歩ける程度ならば、宿泊ドライブ旅行も可能になる。ドライブ旅行で非日常の時間を作ってあげると喜ぶ。日帰りドライブならば、月に2回。宿泊ドライブ旅行ならば季節のシーズンごとに行ける。
ドライブ旅行は時間に追われない。好きな地点で止まって景色などを楽しめる。行きたい場所に行ける自由があるので老いたご両親の希望を叶えられる。どんなにお金があっても行動の自由が制限されると幸せを感じない。老人が抱える不自由な身体を自由にさせる支援は誰にでも喜ばれる。ドライブ旅行で行きたい場所に連れて行くことが老人を喜ばす。
70歳を過ぎる頃になると年金生活中心になる。私の知人を見ると有り余った時間を好きなことに使っているのだが、時間を使い切れていない感じがする。時間の経過で知らないうちに社会の流れや変化に疎くなる。仕事をしている時は、ビジネス社会の環境と変化について行かねば仕事が成り立たないため、時代の変化に追いつこうと努力する。
仕事をやめると社会の変化に影響されない生活が出来てしまうため、自分たちの生活に社会の変化を取り入れる隙間がなくなる。交流する人たちが同じ年代のシニアであると共有する情報もライフスタイルも類似である。世代が違う人たちとの触れ合いが減少して仕事をしている人たちからの最新情報が耳に入って来なくなる。
世代間を越える社会での接点を失うと老人たちだけのコミュニティー活動になってしまう。67歳の私も大学生と交流する機会がほとんど無い。彼らの生活様式や価値観も想像が出来ない。30歳、40歳、50歳代の人たちとはビジネスの延長線で交流があるので彼らの生活様式や価値観は理解が出来る。
新しい時代は若者たちが作っている。それが30歳、40歳、50歳代に伝わって行く。シニアが時代に追いつくには若者たちと触れ合う機会をたくさん持って新し情報を仕入れる必要がある。
買いたいと思ってタイミングを待っている製品がある。ChromebookというChrome OS搭載のパソコンである。Chromebookの良さは、10秒以内に起動してすぐに使える事、ウイルスソフトなどはいらない事、そして、OSのアップデートはWindowsOSよりもシームレスに素早くやってくれる。Windowsパソコンとの違いはインターネットに接続していないと使えない点である。それ以外はWindowsパソコンと同じである。
最後に価格が安価で通常のパソコンの半額ぐらいである点が魅力である。
日本では古いChromebookしか販売されていないので米国のアマゾンからの個人輸入になる。円安であるので円高になる時期を見ているのが現状である。Chromebookは家電量販店に行けば実機を触れる。ヨドバシカメラにはChromebookコーナーが設置されているので一度見てみると良い。
特別なことをパソコンでやらない限りChromebookでWindowsパソコンと同じことが出来る。一度Chromebookを経験するとその良さに惹かれるはずである。
インターネットの仕事をして毎日パソコンを見ていると目が疲れる。同時に眠くなる事が多い。以前はこの睡魔に対抗するためコーヒーを飲んでいた。それでも、睡魔に勝てなかった経験がある。どうしようもなく、昼寝ができる場所を見つけて睡魔がやって来たら15分から20分ぐらい寝ることにした。
外出先で眠くなったら、どうするか。
公園のベンチで昼寝をしている老人たちを見かけることが多い。デパートでは、トイレの近くにある休憩場所の椅子で老人たちが仮眠を取っている。酷い時は、道路の脇にある停留所のベンチで昼寝をしている老人も見かけた。
ランチを終えてから1時間、2時間後に睡魔が襲ってくるのは老人だけではない。人間すべてが睡魔に襲われる。我慢して仕事や勉強をしても集中できない。
好奇心の目で自分が楽しめる遊びを探すとそれが楽しめる仕事になる。シニアになると遊びも仕事もあまり区別がつかなくなる。仕事が楽しめればそれが遊びになるからだ。定年退職後は自分の人生を見直す機会を得る。働き方と仕事への見方を考え直す良い機会になる。
好きな仕事は遊びになり、生きがいになる。それが自分で作った仕事であればなおさらである。シニアが探す仕事は楽しめる仕事でないと続かない!同じ会社で再雇用されても、その仕事が楽しめる仕事でなければつまらない。今までと同じ状態、または、前よりも悪い雇用が65歳まで続くだけだ。
老後の仕事は楽しめる仕事を見つけるか、自分で残りの人生を楽しめる仕事を作るしかない。楽しくない仕事は続かない。
私は眼鏡を3つ持つ事になった。遠近両用眼鏡、中近両用眼鏡、近近両用眼鏡がシニアには必要になる。特に乱視や近視がある人は必要だろう。自動車の運転や一般の生活で私は遠近両用眼鏡を使う。仕事でパソコンを見る時は中近両用眼鏡を使う。新聞、スマホ、本を読む時は近近両用眼鏡になる。
中近両用メガネのレンズが古くなったのでレンズ交換のためメガネ関連のニュース記事を読んでいたら、「疲れ目知らずの新レンズ 遠近同時フォーカスの力」という情報ページに遭遇した。このレンズを横浜のめがね店で探したのだが、大手のメガネチェーン店では取り扱いがなかった。
中近両用メガネはパソコンの仕事で8時間ぐらい使うので目が疲れる。出来るだけ目の疲れを和らげる機能があるレンズを求めていた。メガネを使っているシニアはメガネに投資する傾向がある。安い眼鏡よりも高い高性能の眼鏡とフレームを求める。
眼鏡の度数も年齢とともに変化してくるし、レンズも傷がついてくる。3年から5年ぐらいでレンズやフレームを買い換える時が来る。今日、目の疲れを和らげる中近両用メガネレンズに取り替えた。最新のレンズ技術で作られたレンズ(両面設計累進レンズ)である。両眼のレンズだけで2万円以上になる。大手メガネチェーンで扱っている遠近両用メガネのレンズは片面設計累進レンズになる。両面設計になると価格がジャンプする。
70歳を越える年齢になると若さを維持する、若くなりたいという欲望が膨らんでくる。この年代の人は、人によって老いの程度が顕著に分かるようになる。顔を見るだけで分かる人、体を見るだけで分かる人、言動を聞くだけで分かる人、目を見るだけで分かる人、服装や活動を見るだけで分かる人など面白いほど違いが出てくる。
テレビの宣伝を見ると健康食品やサプリメントを常用すれば足の筋肉が付いてくるとか、膝の故障が改善されるとか、肥満が解消されるとかなどシニアの老化改善にアピールしている。健康食品やサプリメントを常用するだけで体が若返るはずがない!栄養バランスを改善する健康食品ならば、体の健康に貢献するが若返る効果はない。
知人や友人で運動を定期的に続けている人の顔や体を観察してほしい。自分と比較してどこが違うかを知るだけで運動習慣が身体の若返りに大きな影響を及ぼしているのが分かるはずである。
このシニア男性は筋トレを70歳の時に始めた。80歳になったら、こんな体になっていたという。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。