60歳代、70歳代で元気に働いている高齢者は「現状の生活を維持するにはどうすべきか?」を考えておく必要がある。体の衰えは確実にやってくる。余生を楽しむ時間は少なくなっている。余生を出来るだけ長く楽しみたければ、3つの駄目を克服する必要がある。
健康でないと駄目、体力が無いと駄目、お金が無いと駄目。この3つである。今の状態をチェックして改善することである。生活習慣病になりかけているならば、生活習慣を改善する。体力が落ちたと感じ始めたら、スポーツジムに通って筋トレを始める。貯蓄で不安を感じているならば、今からこずかい稼ぎのアルバイトをして全額貯蓄する。
普通の生活を送っていられるうちにこの3つの駄目対策をする。これをやらないとこれからの老後は楽しくなくなる。
幸せの感じ方は人それぞれ。その人の感じ方で幸せを感じたり、不幸せを感じたりする。他人は、あの人は資産家だからお金で困らない生活をしている。いいなあ!と勝手に思い込む。他人はそう感じても本人は不幸せであると思っているかもしれない。
私の住まいの近くに大規模な高級有料介護付き老人ホームがある。そこに入居できる老人たちは資産家である。月額の生活費だけで100万円以上支払う事になる。そんな老人ホームで生活するシニアたちはさぞかし幸せなんだろうなと私は思う。
私の老後は、老人ホームにも入れないかもしれない。老人ホームに入居出来る、出来ないで幸福の基準が勝手に私の心の中で作られる。入居している老人たちにしてみれば、こんな老人ホームよりも自宅で暮らしたいと思っているはず。幸せはこの老人ホームの生活の中にはないと。
どんな境遇にいようと自分の思い方、感じ方次第で幸福感が変わる。シニアの老後は、老いてくれば来るほど以前の生活よりも悪くなっていく自分の姿を直視する事になる。幸福を感じる機会が多い老人とそうでない老人に分かれる。
横浜の駅を歩いて帰宅しようとしていたら、目の前に若い美人が通り過ぎた。私の目が点になってその後を追った。こんなことが時々ある。その度に横浜には美人が大勢いるなあ!と思う。顔だけでなく髪形や後ろ姿も美を感じる。美しい女性を見ると心が弾む。
60歳代、70歳代のシニア男性が若い女性をナンパできないのだが、美人であれば眺めて楽しむ。美女に迷惑をかけない方法としてはこれぐらいしか無い。男性は何歳に成っても若い、美しい女性に興味を持つ。見るだけで楽しませてくれる。
生きる気力を失いかけているシニアは若い美人女性を眺めるべきだ。生きる欲が出てくる。一般的に美しい人や物は理由なく私達の目を奪う。見ているだけで心が躍るからだ。「美人を探して眺めること」が老人の生きがいになれば残り少ない人生も楽しくなる。
マイボトル、マイマグカップをカフェで使うと数十円の割引をしてくれる。私はタリーズコーヒーでいつもドリップコーヒー(sサイズ)を購入している。タリーズコーヒーではマイボトル持ち込みで30円の割引になる。マイボトルはリュックがないと手荷物になる。そのため、マイボトルを利用しない人が多い。特にシニアはそうである。
私はマイボトルを常用している。単純に節約のためである。マイボトルは割引というメリットがあるが、こんなディメリットも生まれる。
私は今までサーモス製ステンレスボトルを使用していたのだが、1年ぐらいでボトルの内側がコーヒーの汚れや匂いがひどくなってしまった。コーヒーの汚れは普通の洗浄では取り難い。洗浄の面倒くささと取れない汚れと匂いが嫌になったのでボトルの内側に汚れと匂いがつかない、洗浄がしやすいマイボトルを探した。
カフェにマイボトルを持ち込んでコーヒーを飲んでいる人は私と同じ経験をする。私が購入した磁器製マイボトルはSwanz 磁器製 NEST CUP 450ml フラスク ボトルで5,796円(税込み)と高い。高いけれど私の問題を解決してくれる。そこに価値を見出した。下記の画像が実際に届いた磁器製マイボトル(マグカップボトル)である。
タリーズコーヒー店でドリップコーヒー(ショートサイズ)でもあまり余る容量。Lサイズで丁度良いかもしれない。リュックの中に入れて持ち歩きようになる。ドリップコーヒーを飲んだあとは水で濯いで直ぐに綺麗になる。自宅に帰ってから食器用洗剤で洗えばそれで除菌と見えない汚れが完全に取れる。
毎朝、横浜駅に向かう電車に乗るためにプラットホームで待っていると若い女性が何人も歩いてやってくる。彼女たちの服装は小綺麗である。ついつい、じーと見とれてしまう。出勤するための服装を考えて決めているに違いない。若い女性が会社に出勤するような気持ちの服装がシニアには必要と私は思う。良い印象を周りに与える。
服装はTPO(Time, Place, Occasion)で決める。自分の服装や見え方を意識するシニアはTPOを考えた服装で外出する。家着と外着の違いでもある。私の服装は自分の体を若く見せる服装になる。筋トレ効果を肉体で見えるようにする服装にしている。高齢者の体は老化で枯れてくる。体の若さは筋肉量で変わってくる。
夏は猛暑であるのでスポーツウエアのTシャツと汗が出てもすぐに乾燥するジョガーズパンツにしている。上はネイビーブルー、下は白。シンプルで爽やかさを体と服装で表現する。それが私の夏の服装イメージである。
なぜ、私がシニアの服装に拘るのか。ランチ時間帯に横浜駅近くを歩くと多くのシニア男性を見かける。彼らの服装がパットしない。外着でなく、家着そのままの姿で外出して暇つぶし徘徊している。どうせ、暇つぶしでブラブラするならば、その姿を見られても良い印象を与える服装が良い。
横浜駅周辺は自宅近所ではないので家着と感じられる服装はその人の生活意識に疑問を持つ。会社を卒業して年金生活になっても家着と外着の違いだけは意識したシニアであってほしい。
年金生活になるとテレビを見る時間が増える。そんな事をいうシニアが大半だ。日本の民放テレビ番組は、低俗そのものが多い。一言でいってつまらない。そんな中で下記に紹介する6つのTV番組は素晴らしい。シニアに好奇心を生ませる。当然、個人差はあるし、趣味趣向が違うので一つのお勧めTV番組リストとして参考にしてもらいたい。
私達はNHKに受信料金を支払っている。どうせ支払っているならば、NHKの番組で楽しめる番組を見ないと損である。民放のテレビ番組と比較するとNHKのテレビ番組は相当マシである。その中の一つにNHKスペシャルがある。民放の特集番組と違って制作費を多く使っているのが分かる。
民放の番組で見る価値がある番組は映画。時々、見落としていた過去の名作映画が放映される。いつも、録画している。CMを飛ばして見ることが出来るからである。
私の妻は、NHK教育番組で英会話を学んでいる。民放の番組ではNHK教育番組のような番組がない。私は時々こんな番組を見ている。
NHK BS 毎週月曜~木曜 午後0時~0時30分
世界の空港・駅・街角に置かれた“自由に弾けるピアノ”。人々が思い思いに音楽を紡ぎ、行き交う人が耳を傾ける。一台のピアノから生まれる“一期一会”の感動・・・ノーナレーションと定点カメラで見つめる。
人々の生の声が聞ける。色々な世界の生き方が見えてくる。
横浜駅から海に向かって徒歩15分の場所に臨海パークがある。今日のランチは、OKストアで野菜天丼とソース焼きそばを買って臨海パークの公園内にあるベンチで海を眺めながら食べた。天気が良く気温が上がっていたので近くに住んでいる若い家族(母親と子供連れ)たちがピクニックに来ていた。
公園のベンチには、ホームレスらしき老人が荷物と一緒に寝ていた。彼を見ていると孤独と孤立が見えた。社会の中で目撃できる孤独と孤立ならば、問題を意識できる。これが、一人住まいのアパートに住んでいる高齢者であるならば、誰も気がつかない!孤立と孤独は隣り合わせだ。
一人暮らしの高齢者は増えている。長生きをすればするほど一人暮らしの生活になる。そんな時が必ずやってくる。今からどのような生活を送りたいかを考える必要がある。
自分がシニアの年齢になると自然と同年代以上のシニアに目が行く。共通点は、皆さん、デイパック(リュック)を背負って歩いていること(男性に限り)。定年退職をするとスーツ姿で出歩くことが激減する。そのため、自分の服装をどうしたら良いか迷い出す。
年金生活を送っているシニアは健康のために日中は自宅を出て街中を歩き回る。その時の服装をどうするかで奥さんから色々と指図が飛んでくる。変な格好で外出しないでねと私が困るからと。外出する時は奥さんの洋服チェックが入る。私の奥さんも私の外出時に厳しい目で服装をチェックする。
今日などはこんな感じで言われた。「あなたは帽子が似合わないからかぶらないでね。スラックスに運動靴は駄目だから革靴にして!」
80歳を過ぎ、年金生活で問題なく暮らしていける高齢者は何を生きがいに生きているのだろうか。私も幸運ならば80歳という年齢になれるかもしれない。その年齢になったときに私の生活はどうなっているのだろうか。その人にしかない老いの変化がある!
世の中の高齢者には、目標を持って生活をしている人と何もやることがない人がいる。生きがいがある高齢者は余生を充実させる。暇な時間でつまらない日々を送ることが無くなる。年齢が還暦を過ぎれば、他界するまでの年数がある程度予想できる。私は68歳なのであと20年ぐらいはこの世での生活が出来る可能性がある。それ以上は難しいかもしれない。
余生を楽しむには「生きる目的」を自分なりに作り出すことである。老いてくると生きる目的を見失う感覚を覚え始める。一人になると誰のために生きているのかを問い始める。ただ、一つ言えることは与えられた命という時間を楽しむために使うことである。生きる目的は余生を楽しむためにある。
人生の楽しみを探ってみるとこんなイメージが湧いてくる。
物価高が目立ち始めている。節約する生活が大衆に求められている。仕事柄ランチは外食になる。栄養バランスを考えながら定食がある食事処を探す。週に1回、「松のや」でランチを取る。「松のや」の割引クーポンで590円のロースカツ定食が540円になる。ワンコイン金額とは行かないが近い金額になる。以前は500円であったが物価高で上ってしまった。
「松のや」のメニューを眺めていたら朝食メニューというものがあるのに気がついた。午前11時までに入店するとワンコイン以下、前後で定食を食べられる。ポイントは午前11時前までに入店すればの条件である。
私はいつもランチを12時30分頃に食べている。ランチを食べる時間は自由に決められるので早昼ランチとして午前11時になる前に「松のや」に行けば良いだけである。本日、「松のや」で早昼ランチをワンコインでした
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。