横浜Bay Quarterにスターバックスがある。この場所は、以前、タリーズのお店があった。タリーズがスターバックスに変わったのだ。ここの店長がよく通っていたビジネスパークのスタバの社員であった 。彼女から横浜Bay Quarterのスタバのお店づくりで苦労したと聞いた。
みなとみらいのマーキィーズの4階に広々としてタリーズコーヒーのお店がある。色々なレイアウト席がある。私は円陣の真ん中にプラントが置かれている席が好きである。電源コンセントがあり、テーブルの広さに余裕がある。ノートパソコンを置いて仕事をする席として最適である。
横浜界隈のスタバとタリーズの店を使いまくっている私であるので仕事場で使えるお店とそうでないお店が分かる。広々としたカフェを探すならば、横浜の駅ビルから少し離れた場所にあるカフェを探すと良い。
若い時と違って60歳を過ぎると身体の老化と寿命から来るリスクを肌で感じ始める。若い頃は何も気にしていなかったことが急に不安になり始める。昨日も家内からこんなことを言われた。
「早食いと大食いはシニアの寿命を短くするよ!」
確かに、私は大食いで早食いである。今は、腹八分目を目標に食べる量を意識して制限している。昨日から食事に20分以上時間をかける努力をしている。
健康寿命は歩く脚力と筋肉量に依存する。普通の生活が出来る筋肉量を維持できないと生活の自由が奪われる。脚力は移動の自由を与える。人間が動くという意味で足がしっかり機能しないと不自由な生活になる。その意味で医者は毎日歩く運動をする事を勧めている。
健康寿命は生命エネルギーを得る食事と動き回れる筋力がないと短くなって行く。野生の動物を見てほしい。自分の足で獲物を取れなくなったら死が待っている。老化で体を動かせなくなったら衰弱死する。人間も同じである。自分の力で動ける力が健康寿命を支えている。
シニアにとって食べる事と体を動かす事を意識した生活を送らないと健康寿命を延ばすことが難しくなる。多くのシニアが70歳を過ぎると体に異変が起きることを経験する。老化現象が顕著に体に現れ始めるからである。
歩くと疲れやすくなる。体を動かす活動が減少する。体が硬くなり柔軟性を失う。体に楽をさせる生活が目立ち始める。新陳代謝が減少して少食になる。体の筋肉量が減少して体重が減る。免疫力の低下で病気にかかりやすくなる。動きが鈍くなる。膝に痛みが出始めるなど、体のあっちこっちで不具合が生まれて来る。体が老化で壊れ始める。
健康寿命は普通の生活を維持できる体から来る。そのためには何をすべきかを考える。
私の周りには犬や猫を飼っているシニアが大勢いる。彼らは犬や猫のペットに人間並み以上のお金を使っている。老後のお金はペットに行っているのではと思うぐらいである。我が家は敢えて犬や猫のようなペットを飼わない。世話をする面倒とコストがばかにならないからだ。
好きな時に旅行に行けなくなるという理由が大きいし、最後まで面倒を見れるかどうか怪しい。ペットを中心とした生活が嫌であるためでもある。犬や猫は人間のお世話がないと生きて行けない。人間と同様に感情もある。人間の都合だけで犬や猫のような生き物を飼うのは責任が大きい。
寂しさを癒すペットではあるが、買われるペットはどう感じているだろうか。飼い主は最後まで自分の面倒を見てくれるだろうかと思っているかもしれない。そんな心配事がペットを飼うことで生まれる。出来れば、お互い依存しないでペットと共存する事が理想である。
それが出来るペットを3年ほど前から飼っている。飼っているというよりも居候を許している。
クレジットカードが溢れている。イオンスーパーに行けばイオンクレジットカードの勧誘があり、高島屋デパートに行けば高島屋クレジットカードの勧誘がある。三井のアウトレットパークに行けば、三井のクレジットカードの勧誘を受ける。いつも、なぜ、こんなにクレジットカードの勧誘がなされるのか悩む。既に、純粋なクレジットカード機能だけのカードを10枚近く持っている。銀行のキャッシュカードにクレジットカードがあるカードを含めると15枚ぐらいになる。
時代は電子マネーの時代である。スマホに決済アプリを入れて電子決済も出来る。シニアにとっては、理解できないお金の使い方だ。クレジットカードは、まだしもシニアにとって理解が及ぶ。良く聞くことは、定年退職する前にクレジットカードを作っておけと言うことだ。
定期収入と仕事がなくなるとクレジットカードが作れないと知らされていた。現実は、年金受給者でも簡単にクレジットカードを作ることが出来る。
60歳、65歳で会社を卒業した多くのシニアは70歳まではどこかの会社に再就職して老後の生活資金を貯めたいと考える。現実はそれが難しい。誰もが嫌がる仕事で低賃金。それに耐えながら老後の資金を貯めようとする。彼らが知らないことは70歳以降にやってくる体力低下と病気である。老化が激しくなる。
老後の生活で一番価値があるのは「健康と体力」である。老化で体が不自由になるリスクが高まる。お金を使って余生を楽しむには健康と体力がないと楽しめない。やりたい事をやり終える機会が60歳代にある。元気な体を維持できているうちに70歳以降の生活をどのように楽しむべきかを計画する必要がある。
理想は好きな事をしてお金を稼げることである。老後の不安はお金を稼げなくなることによる経済的な不安である。経済的な不安を好きな事を仕事にしてお金を稼ぐことで解決が出来る。そのような生活環境を作り出す方法を還暦を迎える前までに計画し、60歳代のうちに準備する。そんなプランがある、ないで老後の人生は変わる。
夢の中でお金を汗水たらして稼ぐ必要がなくなった自分を見る。生きて行く上で必要なお金を稼ぐ必要がない状態になった自分だ。働く必要もない。お金、お金といつも考える必要もない。お金を稼ぐという欲求、尻に火がついた精神状態、そんなストレスから開放された自分の姿を夢の中で見る。
お金が十分あれば、幸せなのか?答えは、私の夢の中にあった。現実の世界で高齢者は本当にお金で困っているのだろうか。下記に令和4年高齢社会白書のデータがある。68.5%の65歳以上が経済的な暮らしで心配していないという。
(引用先:内閣府、令和4年高齢社会白書)
横浜駅からSOGOデパートに通じる地下街を家内と一緒に歩いていたら、目の中に入ってきた青色のワンピース姿の若い女性。ショートヘアーで友人と一緒に歩いていた。体の曲線にピッタリあったワンピース姿が目の虜になった。腰からヒップにかけて何故か私の目を引きつける。
フェミニンを感じさせる1950年台から60年台のファッションではないか。若い女性がワンピースを着るのをあまり見ていない。久々にワンピースを着た若い女性の姿に魅力を感じた。
電車やバスに乗る時に必ず目にする席が優先席である。席は空いているので座ろうと思うのだが優先席という表示があるので躊躇する。私は68歳であるが、高齢者であるとは思っていない。そんなシニアが優先席の対象者になるのだろうか。
優先席の対象者:
優先席対象は高齢者、体の不自由な人、妊娠中の人、乳幼児連れの人、体調不良の人、内部障がい者、など。 優先席は「常に空けておくべき席というわけではないので、空いていれば誰でも座っても大丈夫」である。ただし、優先席対象者を見かけたら席を譲るようにしてほしい。
上記のような定義付けをどれだけの人が理解しているのだろうか。現実の世界ではスマホでゲームに夢中になっている学生や若者、LINEチャットで夢中になっている若い女性が優先席対象者が近くにいるのに優先席に座っている。
時々、注意したくなるが混雑している様子でないので何もアクションは取らないでいる。優先席に座る、座らないは公衆マナーの一つになる。その判断は個人のマナー意識に依存する。
住み慣れた家や場所を離れて生活をするのは、高齢者にとって苦痛だ。自分で新天地を求めて新しい住処に移り住むならば、苦痛が幸せ感に代わるが。そうでない場合は、苦痛そのものだ。
今は、まだ、シニアの入り口にいるが子供たちのお世話になる年齢になった時に住み慣れた家と場所を離れて生活せざるを得ない時が来るかもしれない。そんな時に私はどのような決断をしなければならないのか。
高齢者が若い人たちと一緒に人生を楽しむ事が出来ないか探してみた。高齢者と若者たちとの接点があまりにも少ない。どちらかが意識的に接触を持とうとしない限り高齢者は高齢者でグループを作る。若者は若者たちと。世代を越えた交流はどちらかが意識的に動かない限り自然に生まれてこない。
Pokemon Goはスマホを使っていない高齢者には無縁な遊びであったが使っているシニアは多少なりとも若者たちと同じトピックで話が出来たようだ。でも、決定打の方法ではない。年齢に関係なく共通の話題と行動で触れ合う機会が多くあればあるほど世代を越えたつながりが増える。
旅行は孤独なシニアに非日常体験をさせ、違った環境で同じ旅行に参加した人たちとの交流が生まれる。二泊三日の短い旅でも同じ参加者と顔を合わせる機会がある。知らない人と知り合いになるにはまず顔見知りになる事である。同じ顔を何度も見ると親近感が生まれる。
親近感が生まれるとちょっとした機会で会話が生まれる。孤独なシニアにはそんな機会が必要である。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。