80歳を過ぎ、年金生活で問題なく暮らしていける高齢者は何を生きがいに生きているのだろうか。私も幸運ならば80歳という年齢になれるかもしれない。その年齢になったときに私の生活はどうなっているのだろうか。その人にしかない老いの変化がある!
世の中の高齢者には、目標を持って生活をしている人と何もやることがない人がいる。生きがいがある高齢者は余生を充実させる。暇な時間でつまらない日々を送ることが無くなる。年齢が還暦を過ぎれば、他界するまでの年数がある程度予想できる。私は68歳なのであと20年ぐらいはこの世での生活が出来る可能性がある。それ以上は難しいかもしれない。
余生を楽しむには「生きる目的」を自分なりに作り出すことである。老いてくると生きる目的を見失う感覚を覚え始める。一人になると誰のために生きているのかを問い始める。ただ、一つ言えることは与えられた命という時間を楽しむために使うことである。生きる目的は余生を楽しむためにある。
人生の楽しみを探ってみるとこんなイメージが湧いてくる。
物価高が目立ち始めている。節約する生活が大衆に求められている。仕事柄ランチは外食になる。栄養バランスを考えながら定食がある食事処を探す。週に1回、「松のや」でランチを取る。「松のや」の割引クーポンで590円のロースカツ定食が540円になる。ワンコイン金額とは行かないが近い金額になる。以前は500円であったが物価高で上ってしまった。
「松のや」のメニューを眺めていたら朝食メニューというものがあるのに気がついた。午前11時までに入店するとワンコイン以下、前後で定食を食べられる。ポイントは午前11時前までに入店すればの条件である。
私はいつもランチを12時30分頃に食べている。ランチを食べる時間は自由に決められるので早昼ランチとして午前11時になる前に「松のや」に行けば良いだけである。本日、「松のや」で早昼ランチをワンコインでした
Microsoft AI Copilotを使って「活動的な70代の過ごし方」というタイトルで下書きを書かせてみた。下記のような内容である。
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70歳を迎えたら、新たな人生の章が始まります。これは、自分自身のために時間を使い、健康と幸福を追求する絶好の機会です。日本では「人生100年時代」とも言われ、70歳以降も活動的で充実した生活を送ることが期待されています。以下は、70歳以降に考慮すべきいくつかの活動です。
1. **身体機能の維持**: 70歳からは、身体を動かす習慣をつけることが重要です。ウォーキングや軽いストレッチは、筋力維持や生活習慣病の予防に効果的です。また、フィットネスクラブへの参加も、定期的な運動と社交の場としておすすめです。
2. **社会とのつながり**: 社会とのつながりを持つことは、孤独感を減らし、精神的な健康を保つのに役立ちます。地域のボランティア活動やカルチャースクールへの参加は、新しい友人を作り、社会的な関わりを持続させる素晴らしい方法です。
3. **趣味の追求**: 趣味は、生きがいとなり、認知症予防にもつながります。70歳からでも始められる趣味は多く、スポーツ系の活動から芸術、文化活動まで、幅広い選択肢があります。
4. **健康的な食生活**: 高齢者は、バランスの良い食事を心がけることで、栄養不足を防ぎ、健康を維持することができます。食事の準備が面倒になったり、食欲が低下したりすることがあるため、特に注意が必要です。
5. **経済的な自立**: 経済的な自立を保つことは、安心して老後を過ごすために重要です。適切なお金の管理と計画は、安定した生活を送る基盤となります。
これらの活動は、70代の生活を豊かにし、80代、90代へと続く長い人生を健やかに過ごすための基礎を築きます。70代は、自分自身のために生きることを意識し、新しいことに挑戦し、生活の質を向上させるための行動を取る最適な時期です。前向きな姿勢で、これからの人生を楽しみましょう。
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読んでいて一般論的な内容になっている。理想を描いているのだが、現実は相当違う。
上記の写真は妻と一緒に訪れたアレキサンドリア市。アメリカ合衆国バージニア州北部にある独立市。首都ワシントンD.C.の南10㎞に位置する。レンタカーを借りて観光地アレキサンドリアの市内を見学した。まだ今ほど円安ではなく、1ドル=110円ぐらいであった。
二人とも60歳代前半であったので健康と体力があった。旅行は健康と体力。そして、お金がないと楽しめない。70歳からは老化現象で免疫力が落ちて突然大病になるリスクが高まる。旅行を楽しむならば、70歳代が最後のチャンスになる。80歳の声を聞くと健康も体力も旅行に耐えられなくなる。
70歳代は健康、体力、経済的な安心を築く最後の年代になる。
女性は男性よりも長生きをする。同じ80歳でも女性のほうが、なぜか、元気に見える。男性はあまりしゃべらない。女性は元気よくしゃべる。これだけを見ても、女性は生き生きしているように感じる。
老夫婦で歩く姿を見ても妻のほうが元気よく歩いている。旦那のほうは体がやせ細り弱弱しい。当然、個人差はある。旦那が元気で妻が弱弱しい場合もある。
私が横浜駅界隈で見かける老夫婦たちは、皆、妻のほうが旦那をかばいながら歩いている。
横浜駅周辺にある定食屋でランチを食べていると時々4、5人のシニア男性たちが昼間からビールを飲みながら食事をしている。お酒が入るとどうしても声が大きくなる。聞きたくない話もこちらに聞こえてくる。彼らのおしゃべりは元いた会社組織や同僚の話である。過去を思い出して話のネタにしていた。現在、未来に関係する話題はなかった。
定年退職して暇つぶしに近くにいる元会社同僚たちと「たまには会おうじゃないか!」と言ってランチをしている。定年退職して老後の生活を楽しめていますか?と聞いてみたかった。私の感じでは彼らは明らかに暇な時間を有効に使っていないような雰囲気であった。
周りにいる高齢者を観察していると意欲的に自分の余生を楽しもうとしている老人が少ない。過去の自分の世界を懐かしむ生活よりも今と未来の世界を探求してみるほうが刺激がある老後を暮らせると私は思っている。毎日、新しいことが社会で生まれている。新しいことは刺激を多くの人に与える。
老後の生活は意識して脳を刺激し、体を動かす必要性がある。健康寿命を伸ばすには肉体と精神の両面を刺激する活動が必須になる。暇は健康寿命を短くする。暇ほど苦しく、つまらないものはない。体が不自由になってから、あれをやっておけば良かったとか、例えば足腰の筋トレ運動、を思うシニアがいる。
老後の生活は暇な時間を如何にして有効に使うかという命題を解くためにある。老人ホームの生活になったら益々住む世界が狭くなり、変化が少なくなる。
シニアの孤独は避けられない。生まれたときも死ぬときも一人だ。これは運命だと諦めるしか無い。
ただ、一人で生活を始める前までは、夫婦で一緒にいる時間を思う存分に愉しめば良いだけだ。遊び仲間がいれば、生活に潤いが生まれる。遊び仲間がいなくても一人遊びを見つけて愉しめば良い。何もくよくよする必要はない。
一人生活を始めても一人の生活を楽しむ方法を学べば孤独を癒やすことが出来る。孤独は話す相手がいない時に強く感じる。夫婦二人で生活をしていれば、誰かが自宅にいるということだけで孤独は和らぐ。
孤独を意識しないでそのまま受け入れて生活するライフスタイルに慣れるしか無い。子供の頃の一人遊びや若い独身時代の生活を思い出してみる。独身時代はどんなひとり暮らしをしていたかをヒントにして一人遊びを探す。
旦那と違って主婦たちは昼間の時間を仲間と近くのスポーツセンターでテニスレッスンを受けている。旦那方が仕事で飛び回っている時に地域に根ざした奥方交流が花を咲かせている。この交流は旦那方が定年退職をしても変らない。生活パターンは旦那がどうなろうとも変らない。今までの生活が維持できればそれでOKなのである。
会社を卒業して自宅生活を始めた夫たちは妻の生活に入ろうとする。暇がそうさせるのだが、妻の生活は夫禁制になっている。妻の後を追う夫たちは妻から嫌がられる。既に妻たちは夫なしの生活に慣れてしまっているからだ。主婦には主婦の集まりがあり、時間を共有する活動が成り立っている。それを知らない定年退職した夫たち。
主婦たちは旦那たちに朝から家を出て夕方帰宅する生活を強いる。会社員時代と同じ生活パターンをしてもらいたいという。夫たちが妻たちの生活に侵入することを良しとしない。そんな老後環境で夫たちを救う手があるのだろうか。私からの提案が一つある。
60歳代、70歳代、80歳代で肉体の老化が激しくなる。個人差はあるが、全般的に自分の体を自由に動かすことが難しくなる。それに従って生活様式も変わってくる。肉体の老化が精神的な変化をもたらし、残りの人生の時間をどう使うべきかの考え方や価値観にも及ぶ。
69歳になる私の人生は一つの節目にある。80歳まで生きられるかどうか分からないので何に残りの時間を費やすべきか考えるしか無い。今できること、やれることを先に伸ばせない立ち位置である。自営業者として法人向けにサービスをしているが、今後そのサービスを継続すべきかどうかを考えざるを得ない。
心情では法人向けサービスを止めて、C2C向けのサービスにビジネスをシフトしたいのだが難しい。仕事をいつまで続けるか。肉体の老化が仕事にどのように影響するのか。お金を稼ぐべきか、自由な時間を増やすか、生活様式を変える必要が見えている。
老後の生活は階段のように悪く、不自由になって行く!
60歳から70歳の10年間は肉体も精神も若い。健康や体力のことを気にしないで仕事に励める。生活は仕事中心で回る。だが、70歳を過ぎると体力と健康面で異変が出てくる。80歳になれば生活環境を自宅から老人ホームに移すべきかを考え始める。
60歳代の生活スタイル、70歳代の生活のリズム、80歳代以降のライフスタイルをある程度予測して何か事前に対策を立てられるかどうかを考える必要がある。
老化による生活への影響は大きい。
他界した義父は外出するときに必ずトイレがある場所を確認する。90歳を過ぎた年齢であったため尿漏れは当たり前の状態であった。老いて来ると失禁しやすくなる。そのため、紙パンツをはいている。そんな状況を認識していたので何かもっと便利なものがないかとHealth Care IT展示会(東京ビックサイト)に行ってきた。
面白い道具を見つけた。誰にでも便利で使えるというものではないかもしれないがこの道具があれば助かるという老人男性がいるはずだ。ご紹介したい。
自分の人生はどのようにして終わるのか。誰もいつ終わるのかを知らない。ただ、終わりが来るまで歩き続けるだけ。人生は旅そのもの。人によって旅の長さが違う。幸運にも私の旅はまだ終わっていない。69歳という人生の旅はまだ続いている。
60歳になると老いを意識し始める。心はまだ若いと思っているが、体は老いを感じている。体に老いを感じる変化が起きると今と同じ普通の生活を続けられないのではないかという不安が生まれてくる。10年後に今と同じ普通の生活ができているだろうか。そんな不安がよぎる。9年が経過して69歳になった今、まだ普通の生活は維持されている。60歳代は若いという理由が分かる。
70歳を過ぎて75歳の後期高齢者になったら、多くのシニアは普通の生活を維持できているだろうか。60歳代にやっていたこと、出来ていたことが70歳代になって維持出来ているだろうか。体力と脚力は確実に落ちていることは確かである。老化を体で感じているはず。
70歳を過ぎたらこんな事をチェックする
70歳を過ぎると肉体、精神的に新しい生活の変化を受け入れ難くなる。体力の衰えで今まで定期的にやっていたテニスを止めたり、遠出をしなくなったりする。新しい事に挑戦しようという気力も失せ始める。何もかも面倒に思え始める。頭で分かっていても行動に移せない。そんな状態になる。
体の老いが肉体と精神面でネガティブに影響し始める。60歳の時の私と69歳の今では新しい事をやる気力に違いがある。60歳代の頃は新しい情報を求めて幕張メッセで開催される国際展示会に行っていた。69歳の今は行くべき場所を幕張メッセから東京ビックサイトに変えた。遠出する事が面倒になったからだ。
年齢とともに老いが実生活に影響し始める。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。