先日、横浜駅前西口で魅力的なシニア女性を見かけた・・・と言っても後ろ姿だけだが。ブルージーンで足下から腰までフィットしたタイトなジーンズをはいていたシニア女性である。細身の女性であった。背筋が伸び姿勢が良かった。
シニア女性が若く見えるときがある。背筋が伸びて姿勢がよく派手な色で着飾った洋服に素朴なジーンズをはいたシニア女性。肥満体でないシニア女性はタイトで体にフィットしたジーンズファッションが良く似合う。その上若さを演出することが出来る。
若さを感じるシニア女性は後ろ姿のシニア女性が多い。女性の姿勢とファッションは老いをカモフラージュする。体にフィットしたタイトなジーンズはその目的にあっている。
65歳になって年金をもらい始めた。年金をもらい始めたら残りの人生を働かなくても良いよと政府から言われているような感じがする。今、仕事をやめたら暇で暇で仕方がなくなる。自分で始めたビジネスだから仕事が嫌ではない。むしろ、仕事が趣味になっている。自分の専門分野を深めているので現役として社会に貢献しているという感じがある。
戸惑いと諦めを感じるときは何度もある。このまま今の生活を続けていけるだろうかとか、これから何を目標に行きていくべきか、この生活を私が求めた生活なのかとか、もうどうでも良いやとか、諦めを感じ色々考える。年齢とともに健康に目が行く。朝起きたら左手の中指がばね指になって曲がっている。右手の人差指もばね指になって固まっている。理由はわかっているし、時間の経過で自然治癒していくのもわかっている。
老いと共に残りの人生をどのように過ごしていくべきかいつも考える。1日過ぎるたびに体は精神とともに弱くなっていく感じがする。自問自答をしながら人生の迷いと諦めをなんとかしようとする。
年金を受給し始めて5年が経過している。年金収入がある、無いでは老後の生活は相当変わる。働かなくてもお金が国から銀行口座に振り込まれる。その金額が多ければ多いほど生活の自由度が増す。現在も自営業は続いているので経済的に食べて行く上で何も問題はない。
仕事への戸惑いと諦めは70歳になった今消えている。価値観がシフトした。70歳の声を聞いて人生の終焉が近づいて来ていると感じたからだ。自営業の仕事はいつ辞めても問題がない。生活のリズムを少しづつ変えていっている。仕事は趣味の領域になり、健康維持のための筋トレが生きがいになっている。どんなにお金を稼いでも健康でなければお金を使う楽しみが生まれない。
私の頭の中には健康寿命を伸ばすにはどうしたら良いかで自問自答している。70歳から80歳にかけて肉体に急激な変化が起きることを知っている。普通の生活が80歳まで維持できる体力と筋力、そして、健康があれば90歳まで自活できる肉体になるかもしれない。長生きをしても自活できない体では人生の楽しみを味わえない。お金がたくさんあっても使う楽しみも味わえない。
70歳は人生において大きなシフトポイントである。
老人になると今まで気にしなかった事が気になる。自分たちの子供の老後は今よりも劣悪になると予想される。それ故に、今子供に親が出来ることは何かを考える。
子供にお金を残す事が本当に良いか疑問が残る。子供は親がいなくなっても今までの親からの教育で自分の生活が出来るように育てられてきたはずだ。就職で実家から独立して一人生活を始めれば、その時点で親から離れて自分の人生が始まる。
だが、親はいつまでたっても子供の事を心配する。親として最後に出来る事は何なんだろうか。
老化に伴い肉体も精神面でも弱くなって行く。働きたくても年齢で働き口がないシニア。あるのは自分のスキルや職歴で身につけた経験が全然生きない3Kの単純労働のみ。まだ元気で自由に動き回れるうちに自分の子供に生き方を教えたいと思うのは私だけであろうか。
ウエブサーフィングをしていると自分の目を奪う女性たちの写真に出会う。そんなときはその写真をダンロードコピーすることにしている。その写真を自分のパソコンの壁紙にしたり、ブラウザーの背景画にしたりして楽しんでいる。
どこでそのような写真と出会ったかは忘れたので手元にある写真だけが自分の目を楽しませてくれる。色々な女性の魅力を写真が映し出している。私の目を奪った女性たちの殆どがモデルたちである。プロの写真家がモデルの魅力を写真に映し出している。
シニア男性は若い魅力的な女性を眺めるだけで何かを感じる。本能的な感じから知性的な感じ方まで色々ある。私が何かを感じた魅力的な女性たちを紹介したい。
ユニクロで見つけた女性用のパンツ、エアリズムソフトリブフレアレギンス。男性用ウルトラストレッチエアリズムジョガーパンツを物色していた時になぜ男性用レギンズがないのだろうかと思った。レギンズは女性用というイメージがあるが、股引をタイトにしたパンツと同じである。男性用レギンズがあっても不思議ではない。
エアリズムソフトリブフレアレギンスは男女兼用の製品と言って良い。ウルトラストレッチエアリズムジョガーパンツの延長上にある。機能も同じ。ドライ機能と接触冷感機能付きの「エアリズム」である。スタイルも女性をイメージするものでもない。
試しに試着をしてみた。XXLが私のサイズだが、店舗にはXLしかないのでXLサイズで試着した。ウエストはきつかったが履けた。ヒップも問題がなかった。リブ素材で伸縮力が強いので一つサイズが小さくても足の部位は問題なかった。試着の感想は思ったよりもすごく良かった。
ウルトラストレッチエアリズムジョガーパンツをタイトにした感じである。その上、SPF50のプロテクションがあるから暑い夏の日差しをブロックしてくれる。肌触りもジョガーパンツ以上になめらか。
エアリズムソフトリブフレアレギンスの特徴
素材
シニアの価値観は定年退職後の生活の中で変わって行く。会社員の生活の中では、仕事を中心に人生の価値観が形成されていた。コアの価値を生み出す仕事を失う生活に入ると今までの人生の価値観も失われる。同じ価値観で生活が続かない。再就職しても65歳まで。その後は新しい価値観を作らざるを得ない。
多くのシニアが新しい人生の価値観の作り方で戸惑う。老後の生活は、人生の価値観の戸惑いから始まる。先に退職をして引退生活をしている先輩と会っても参考になる老後の暮らし方を学べない。暇で苦しんでいる。妻から夜の7時までに帰宅しないでねと強く言われる。
仕事中心の生活から自分が満足する生活に移れない。仕事以外で満足する時間の使い方を見つけていないためだ。では、どうすればその価値観を変えられるのか!
3月から4月にかけてスタバで働くアルバイトスタッフが入れ替わる。毎年のイベントだ。今日、土曜日は大学生スタッフが働いている。いつもコーヒーを飲みに来るスタバだが、見慣れないフレッシュなスタッフたちだ。これが、平日の午前になるとベテランの主婦スタッフがパートで働いている。彼女たちは、昔ながらの面々だ。私の顔を見れば、何がほしいかが分かっている。
ベテランの主婦スタッフは、私がいつも持ってくるマイボトルを手渡すと忘れずに小さい紙カップも一緒に渡してくれる。今日の大学生スタッフは、なぜ、私が小さい紙カップが必要なのか理解していない。彼らにとって私はただの新しいお客でしか無い。私が常連客であるということを知らないだけだ。
ランチ時間帯に横浜西口地下街を歩く。今日は暑いので多くの歩行者たちで賑わっていた。高齢者の女性が多く歩いているのが目立つ。シニア男性も見かけるのだが、シニア男性の洋服に違いを覚える。
スーツとネクタイ、革靴姿のシニア男性は目的を持ってはつらつと歩いている。カジュアルな洋服姿のシニア男性はブラブラ歩きである。この違いは誰が見ても明らかである。私は仕事をしているシニアであるが、ネクタイとスーツ、革靴のビジネスマンスタイルで仕事をしていない。
でも、目的を持った歩き方をしている。仕事場に向かう歩き方である。暇を潰すシニアは無目的に歩くので自ずと歩き方に違いが出る。
目的がない生活はシニアの服装や歩き方に出てくる。それはジワジワと老化を肉体的に精神的に推し進める。毎日が日曜日であると締まりが無くなる。シニアに必要な刺激は「ハレとケ」のけじめである。そのけじめの状態が自分の服装や歩き方に出てしまう。
世間の人は街中で歩いている老人の姿を見ていないようでよく見ている。それを忘れないことである。
気象異常で今年も暑い夏がやってくる。日傘、水分補充のボトル、帽子、涼しい服装などが頭に浮かぶ。数年前から夏定番の服装を購入してきている。その服装は週2回行う筋トレでも生かされている。筋トレは腰辺りから太ももにかけてすごく汗をかく。下着のパンツからズボンまで汗で濡れてしまう。それが嫌なので色々着るものを工夫している。
快適性とコストパフォーマンスを意識してユニクロのスポーツ向け衣類を買っている。特にパンツは暑い夏にうってつけである。
65歳になると嬉しい事がある。年金を受け取れることだ。65歳になったら、年金生活を送るか、仕事を継続してもっと豊かな生活を送るか、決断をする必要がある。問題は、65歳という年齢がまだ十分働ける体力と健康があり、老後の生活費を稼ぐタイミングにいるという事だ。
だが、会社が65最以上のシニアを活発的に雇用しない。働く機会が急激に減少することで以前と同様な会社員生活を送れなくなる。どうしても、新しい生活のリズムを自分中心に作り出す必要性が生まれる。
65歳になったら多くのシニアが悩む命題が生まれる。それが、「新しい生活を65歳から始めるにはどんな事をすれば良いのか?」である。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。