昨夜は夏野菜カレーを家内が作ってくれた。すごく美味しかった。明日の朝もそのカレーが食べれるのが更に嬉しかった。夏のカレーは腐りやすい。そのことを家内に言ったら、腐らないように冷蔵庫で保存していますという答えが返って来た。
私の知識では、温かいカレーをゆっくりと室温で冷ますとウェルシュ菌が増殖しやすい。温かいカレーが入った鍋を水道で冷やすことでウエルシュ菌が増殖する最適温度30~40度前後を急激に下げることが出来る。カレーの温度が室温より下がり、冷蔵庫に入れても温度が上昇しない状態にする。
この知識を家内に話したら、「あなたは神経質過ぎる!!」とカンカンになって怒られた。料理を作る妻がいると旦那は食べるのに困らない。ただ、あまり苦言は言えない。
NPOクラブで活動しているシニア男性がいる。妻が先に他界してひとり暮らしをしているシニア男性も多い。彼らが生活で困ることは料理である。私のように妻の料理に依存しているシニア男性は妻が他界すると料理で困る。出来るならば、妻が元気なうちに料理を学ぶ必要がある。朝食やランチなどは簡単に済ませることが出来るが、夕食はちゃんとしたおかずを作らないと食生活が楽しくない。
横浜Bay Quarterにスターバックスがある。この場所は、以前、タリーズのお店があった。タリーズがスターバックスに変わったのだ。ここの店長がよく通っていたビジネスパークのスタバの社員であった 。彼女から横浜Bay Quarterのスタバのお店づくりで苦労したと聞いた。
みなとみらいのマーキィーズの4階に広々としてタリーズコーヒーのお店がある。色々なレイアウト席がある。私は円陣の真ん中にプラントが置かれている席が好きである。電源コンセントがあり、テーブルの広さに余裕がある。ノートパソコンを置いて仕事をする席として最適である。
横浜界隈のスタバとタリーズの店を使いまくっている私であるので仕事場で使えるお店とそうでないお店が分かる。広々としたカフェを探すならば、横浜の駅ビルから少し離れた場所にあるカフェを探すと良い。
若い時と違って60歳を過ぎると身体の老化と寿命から来るリスクを肌で感じ始める。若い頃は何も気にしていなかったことが急に不安になり始める。昨日も家内からこんなことを言われた。
「早食いと大食いはシニアの寿命を短くするよ!」
確かに、私は大食いで早食いである。今は、腹八分目を目標に食べる量を意識して制限している。昨日から食事に20分以上時間をかける努力をしている。
健康寿命は歩く脚力と筋肉量に依存する。普通の生活が出来る筋肉量を維持できないと生活の自由が奪われる。脚力は移動の自由を与える。人間が動くという意味で足がしっかり機能しないと不自由な生活になる。その意味で医者は毎日歩く運動をする事を勧めている。
健康寿命は生命エネルギーを得る食事と動き回れる筋力がないと短くなって行く。野生の動物を見てほしい。自分の足で獲物を取れなくなったら死が待っている。老化で体を動かせなくなったら衰弱死する。人間も同じである。自分の力で動ける力が健康寿命を支えている。
シニアにとって食べる事と体を動かす事を意識した生活を送らないと健康寿命を延ばすことが難しくなる。多くのシニアが70歳を過ぎると体に異変が起きることを経験する。老化現象が顕著に体に現れ始めるからである。
歩くと疲れやすくなる。体を動かす活動が減少する。体が硬くなり柔軟性を失う。体に楽をさせる生活が目立ち始める。新陳代謝が減少して少食になる。体の筋肉量が減少して体重が減る。免疫力の低下で病気にかかりやすくなる。動きが鈍くなる。膝に痛みが出始めるなど、体のあっちこっちで不具合が生まれて来る。体が老化で壊れ始める。
健康寿命は普通の生活を維持できる体から来る。そのためには何をすべきかを考える。
私の周りには犬や猫を飼っているシニアが大勢いる。彼らは犬や猫のペットに人間並み以上のお金を使っている。老後のお金はペットに行っているのではと思うぐらいである。我が家は敢えて犬や猫のようなペットを飼わない。世話をする面倒とコストがばかにならないからだ。
好きな時に旅行に行けなくなるという理由が大きいし、最後まで面倒を見れるかどうか怪しい。ペットを中心とした生活が嫌であるためでもある。犬や猫は人間のお世話がないと生きて行けない。人間と同様に感情もある。人間の都合だけで犬や猫のような生き物を飼うのは責任が大きい。
寂しさを癒すペットではあるが、買われるペットはどう感じているだろうか。飼い主は最後まで自分の面倒を見てくれるだろうかと思っているかもしれない。そんな心配事がペットを飼うことで生まれる。出来れば、お互い依存しないでペットと共存する事が理想である。
それが出来るペットを3年ほど前から飼っている。飼っているというよりも居候を許している。
クレジットカードが溢れている。イオンスーパーに行けばイオンクレジットカードの勧誘があり、高島屋デパートに行けば高島屋クレジットカードの勧誘がある。三井のアウトレットパークに行けば、三井のクレジットカードの勧誘を受ける。いつも、なぜ、こんなにクレジットカードの勧誘がなされるのか悩む。既に、純粋なクレジットカード機能だけのカードを10枚近く持っている。銀行のキャッシュカードにクレジットカードがあるカードを含めると15枚ぐらいになる。
時代は電子マネーの時代である。スマホに決済アプリを入れて電子決済も出来る。シニアにとっては、理解できないお金の使い方だ。クレジットカードは、まだしもシニアにとって理解が及ぶ。良く聞くことは、定年退職する前にクレジットカードを作っておけと言うことだ。
定期収入と仕事がなくなるとクレジットカードが作れないと知らされていた。現実は、年金受給者でも簡単にクレジットカードを作ることが出来る。
60歳、65歳で会社を卒業した多くのシニアは70歳まではどこかの会社に再就職して老後の生活資金を貯めたいと考える。現実はそれが難しい。誰もが嫌がる仕事で低賃金。それに耐えながら老後の資金を貯めようとする。彼らが知らないことは70歳以降にやってくる体力低下と病気である。老化が激しくなる。
老後の生活で一番価値があるのは「健康と体力」である。老化で体が不自由になるリスクが高まる。お金を使って余生を楽しむには健康と体力がないと楽しめない。やりたい事をやり終える機会が60歳代にある。元気な体を維持できているうちに70歳以降の生活をどのように楽しむべきかを計画する必要がある。
理想は好きな事をしてお金を稼げることである。老後の不安はお金を稼げなくなることによる経済的な不安である。経済的な不安を好きな事を仕事にしてお金を稼ぐことで解決が出来る。そのような生活環境を作り出す方法を還暦を迎える前までに計画し、60歳代のうちに準備する。そんなプランがある、ないで老後の人生は変わる。
横浜駅からSOGOデパートに通じる地下街を家内と一緒に歩いていたら、目の中に入ってきた青色のワンピース姿の若い女性。ショートヘアーで友人と一緒に歩いていた。体の曲線にピッタリあったワンピース姿が目の虜になった。腰からヒップにかけて何故か私の目を引きつける。
フェミニンを感じさせる1950年台から60年台のファッションではないか。若い女性がワンピースを着るのをあまり見ていない。久々にワンピースを着た若い女性の姿に魅力を感じた。
住み慣れた家や場所を離れて生活をするのは、高齢者にとって苦痛だ。自分で新天地を求めて新しい住処に移り住むならば、苦痛が幸せ感に代わるが。そうでない場合は、苦痛そのものだ。
今は、まだ、シニアの入り口にいるが子供たちのお世話になる年齢になった時に住み慣れた家と場所を離れて生活せざるを得ない時が来るかもしれない。そんな時に私はどのような決断をしなければならないのか。
高齢者が若い人たちと一緒に人生を楽しむ事が出来ないか探してみた。高齢者と若者たちとの接点があまりにも少ない。どちらかが意識的に接触を持とうとしない限り高齢者は高齢者でグループを作る。若者は若者たちと。世代を越えた交流はどちらかが意識的に動かない限り自然に生まれてこない。
Pokemon Goはスマホを使っていない高齢者には無縁な遊びであったが使っているシニアは多少なりとも若者たちと同じトピックで話が出来たようだ。でも、決定打の方法ではない。年齢に関係なく共通の話題と行動で触れ合う機会が多くあればあるほど世代を越えたつながりが増える。
旅行は孤独なシニアに非日常体験をさせ、違った環境で同じ旅行に参加した人たちとの交流が生まれる。二泊三日の短い旅でも同じ参加者と顔を合わせる機会がある。知らない人と知り合いになるにはまず顔見知りになる事である。同じ顔を何度も見ると親近感が生まれる。
親近感が生まれるとちょっとした機会で会話が生まれる。孤独なシニアにはそんな機会が必要である。
私が通っている区のスポーツセンターでは高齢者の利用が増加している。平日の午前中は体育館で100人以上の老人たちが健康体操をやっている。1時間の健康体操が終わるとランチ時間帯になる。男性よりも女性の高齢者が多く参加しているので自分たちのグループでランチ会がスポーツセンター内で開かれ、おしゃべりタイムが始まる。
私はスポーツジムで筋トレをやるために来ている。ジムの中にも多くの高齢者(65歳から80歳まで幅広い高齢者)が一生懸命に筋トレをしている。健康教室とは違って無駄話はあまりない。筋トレをしているシニアは筋トレに集中しているためジムを社交場として活用していないのだが、筋トレ後にジムで知り合った者同士で居酒屋に行く場合がある。
社交場は会話がないと生まれない。高齢者同士が気楽に出会い、おしゃべりが生まれないと社交場として交流が深まらない。女性の場合は男性以上におしゃべりが気楽にできる。同じ健康教室で運動をすれば一言、二言会話をするだけで仲良くなる。
シニア男性の場合は難しい。健康教室に参加する人は80%以上がシニア女性。男性の数が少ないので知人がいない限り会話は生まれ難い。何回か顔を合わせるうちに挨拶を交わすようになるシニア男性たち。この関係が何度もあると挨拶の延長線でおしゃべりが生まれる。シニア男性の社交は何度も顔を会わし挨拶を交わすことで始まる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。