70歳前後になると仕事をしたくても仕事が見つからなくなる。自然と暇な時間が増える。そんな時に一緒に暇な時間を過ごせる知人、友人、仲間がいれば一人で寂しく自宅で過ごす必要がなくなる。妻と一緒に遊びができれば最高であるが、妻には妻の都合と遊び仲間がいる。老後はお互いの時間を自由に使う生活になって行く。
私は65歳で自営業を一人でやっている。インターネットの仕事であるのでパソコンが私の仕事・遊び相手になる。人間と直接会って話をする機会はコロナ禍で急激に減少した。今ではオンライン会議でしか人間と話ができていない。オンライン会議でお喋りをしても間が持たない。パソコンの画面に映る人との話は目的がはっきりしていないと続かない。
ポストコロナの社会は以前の社会と違ってきている。3密を避ける行動が求められる。マスクが必須アイテムになる。シニアにとってコロナ感染は死に至る可能性が高い。自ずと直接会ってお酒を飲みバカ騒ぎができない。近所のシニアたちは公園でグランドゴルフやゲートボールを楽しんでいる。
公園で一緒にスポーツをする仲間に入れば、その延長線で遊び仲間が徐々に作れて行くのだが誰もがその仲間に入ってスポーツを楽しめるとは限らない。私はゲートボールもグランドゴルフも興味がないシニアである。とても、仲間に入れて!と言って入っていけない。
孤独から逃げるには、孤独と向き合うには、という問題がだんだんと大きくなる。
2020年4月1日から6月1日まで外出を控えて人に会わない生活を続けていた。65歳のシニアは新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいということで活動を自宅周辺に限っていた。この数日は神奈川県での感染者数がゼロになっている。そろそろ、外出自粛を止めていつもの仕事場(スタバ)に出かけて仕事を始めようと検討している。
昨日は試しに横浜駅周辺にあるスタバに行ってみた。客数が減って席を探すのに苦労しなかった。時間帯の問題かもしれないがコロナ禍の悪影響が少なからずともスタバの集客に出ているのはわかる。横浜駅周辺を歩いている人達を見ると皆マスク姿。マスクをしていない人を探すのが難しい。
スタバに入る前、アルコール消毒スプレーで手を消毒して入店。コーヒーを飲むとき以外はマスクをしている人が多い。お店の外も内もマスクは必須のようだ。ポストコロナの社会はこんな感じなのだろうか。マスクが社会活動をする上のパスポートになりつつある。
私のワークスタイルも私生活もマスクから逃れられない。夫婦で外出するときに妻がマスクを忘れたと言って自宅に戻ってマスクを取ってきたぐらいだ。お店に入るときも必ずマスクをしないといけない雰囲気があるというが、お店側がリクエストしている。新型コロナウイルスの登場で私達の生活は余計な負担の多い生活になってきた。
6月19日は父の日だ。今年94歳を迎える家内の父を祝うための家族旅行を計画した。長野県にある駒ヶ根リゾートリンクスホテルで家内の兄夫婦と私たち夫婦、そして、家内のご両親の6人と一匹の犬で2泊3日を楽しむ予定。私の両親は既に他界しているので家内の父親と母親を非日常の世界に連れ出す。
私が住む大規模マンションは築22年目になる。最近、同じマンションの部屋を販売する不動産屋からのチラシが増えている。興味半分で部屋の広さと価格を見てみたら、驚いた。こんなに低い価格で販売している。最寄りの駅から歩いて20分、3つの公園に恵まれて、83平米、3LDKでリフォーム済み、1800万円ぐらいだ。このぐらいの価格ならば、息子たち夫婦でもすぐに買える金額だ。
家内の井戸端情報であると、最近、同じマンションに息子さん、娘さん家族が引っ越してきているという。なぜなのか、私なりに考えてみた。
年金プラスアルバイト収入で老後の生活費を補ってきた老人夫婦が肉体労働のアルバイトから頭を使った労働で現金収入を増やす事が出来るウエブサービスの仕事である。Quora(クオーラ)と呼ばれ、シリコンバレー発の知識共有Q&Aプラットフォームである。
Quora(クオーラ) にアクセスすると下記のような画面になる。
初めての方は、こちらで登録する必要がある。登録後にMy Quoraのページで色々な質問と回答を参照できるようになる。質問があるときは、このページで質問をする。
新型コロナウイルス感染が発生する前の横浜駅地下街は大勢のシニアが歩き回っていた。午前中のカフェはシニアと出勤前の会社員で席が埋まっていた。アフターコロナに成りつつある今の横浜は徐々にシニアの外出が増えてきている。
違っている点はシニアの皆さんが全員マスクをして歩いていること。カフェでの暇つぶしも少なくなっている。座れる席の数が半分以下になり、時間制限がされるようになった。シニアの居場所がアフターコロナで減ってきている。
60歳を越えて社会から高齢者と見られ始めると周りの環境が変っていく事に気がつく。普通の仕事をやりたくてもチャンスが見つからない。会社に勤務していた時のマインドで世間を見ていると自分にとって不都合な事だらけ。社会は、自分を阻害し始めていると感じさせる。
シニアは60歳を過ぎると社会の弱者になって行く。会社員として働いていた時代のマインドでは社会がすんなりと受け入れてくれない。60歳から70歳の10年間は、自分の足で新しい生活と仕事を作るための基盤になる。定年退職したシニアを社会はどう見ているか知り、それを前提条件に新しい社会生活に挑戦する必要がある。
過去の生活に精神的に縛られないで新しい生活を作り出す気構えが必須になる。会社に頼ってきたマインドから自分に頼るマインドにシフトする。簡単には出来ないので試行錯誤を繰り返す必要が出てくる。会社の名刺ではなく、自分の名刺を作る。その時、自分は何ができる人なのかが分かってくる。
仕事が見つからないならば、自分で仕事を作るほうが今後の人生を楽しむ上で意味がある。他人に頼って生活するのを一度諦めてみる。諦めたら、自分しか頼られなくなる。
「国内旅行の代金を半額補助(1泊あたり最大2万円)するほか、土産物店などで使えるクーポン券を発行する」という政府による打撃を受けている観光業や飲食業向けの需要喚起策が施行されようとしている。
開始時期が7月下旬頃というネットニュースを見た。家内と相談して直ぐに1泊2日のドライブ旅行に行こうと。宿泊施設を八ヶ岳にある清泉寮にした。1泊一人2万円ぐらいと高い。ツインで朝夕食付き。7月下旬頃は夏休みになるため早めに予約しないと泊まれない宿泊施設である。
幸運にも部屋が埋まる前に予約ができた。二人で1泊2食付きで約4万円になるが、政府の半額補助で二人で2万円になる。7月下旬の八ヶ岳はどんな気候になっているか、コロナはどうなっているか、分からない事が多いが予約だけは先にできる。
もし、都合が悪くなれば1週間前に無料でキャンセルができるので安心である。
アフターコロナ感染の時代はコロナ感染以前の時代と比べてスマホやパソコンという情報端末が必須になる。3密のルールを守って日常生活を送るには非接触で情報を交換する手段が重要になる。スマホが社会全体に広まっているが、70歳以上のシニアはスマホを思うように使えていない感じがする。
平均年齢72歳のNPO団体(230名)の会員の殆どがスマホを所有しているが、使用用途が限定されている。頻繁に使う機能は、通話とメール受信。若者はスマホをパソコンの代わりにして使っている。現在のスマホは高機能になっている。多くのアプリを上手く使えば、パソコン以上の機能を楽しめる。シニアはそれを知らないし、使えない。
昨日、NPO団体のメンバーとオンライン会議をした。Google Meetの無料サービスを使ってウエブ会議を参加者と一緒に体験した。Google Meetの操作は70歳を超えるシニアでも直ぐにマスターできるほど簡単であった。ノートパソコンのカメラが自分の顔を映し出すのだが、照明が悪いと顔が暗くなり写りが悪くなる。それさえ調整すれば、見栄えの良い顔でオンライン会議を楽しめる。
コロナウイルス感染のリスク予防で社会全体がリモートワーク、テレワーク、ウエブ会議を推し進める。今までは必要な人達だけで活用されてきたのだが、ポストコロナ時代はリモートワーク、テレワーク、ウエブ会議が当たり前になる。会社勤めの会社員はリモートワーク、テレワーク、ウエブ会議を使えないと仕事に支障が生まれる。
平均年齢72歳のNPO団体でもオンライン会議をやらないと毎月の定例会が開催できなくなっている。99%のシニア会員はオンライン会議が初めてであるため、現在、ウエブ会議の練習大会が各グループで行われている。最低限のITスキルを持っているシニアたちならば、新しく学習すれば乗り越えられるのだが社会にはIT格差で時代の流れに乗れないシニアが生まれる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。