自宅にある自分の物を見て、もう二度と使わない物が多くあるのに気がつく。多くは、過去の産物だ。自分の思い出として自宅のスペースを埋めている。そのスペースを有効活用できていないのが分かる。仕事柄、コンピューター関連の古い道具(パソコン、HDD、コード、バッテリー、DVD、記録メディアなど)が出番が無いのに置かれている。機器自体は、古いがまだ使えるのでいつか使うだろうと思ってそのままになっている。
現実の話、10年前に買ったノートブックパソコンが今の私の仕事で使えない。まだ動くが使わないノートブックパソコンが2台ほどある。もしも時に使えるだろうと残しているのだが、多分、もし物時は来ない。
私の家には、まだ使える、万が一の時に便利、捨てたらもったいない、あったら便利、まだ着れる、昔の思い出、二度と読むことがない本などの理由で生かされていない物が置かれている。
まだ65歳で肉体的に若いので生活上で何も不自由はない。昔ほど物欲はなくなったが、仕事で使う物には絶えず目が行って買いたくなる。夫婦二人の生活が始まっているが、自宅には独立した子供の物が置かれている。長男はすでに子供ができて完全に独立している。私の65歳を節目にして長男や次男の物を片付けようと思っている。
勝手に捨てると怒られるから事前に子どもたちに期限を切って知らせることにする。
今までずっと支払い続けていた年金をやっと取り戻す年齢が65歳である。年金は、長生きをすればするほど累積受給額が増えて行く。企業年金は指定した年齢で打ち切られるから、厚生年金と基礎年金にはそれが無い。65歳になったら年金の使い道を考える必要がある。
政府は、年金の財源を確保するために年金受給を伸ばすようなプロモーションをしている。65歳ではなく70歳からの方が受給額が40%も増えますよと!
騙されてはいけない!年金は先にもらった方が得である。70歳になる前に他界したら一銭も頂けなくなる。老いてきたら、いつ他界しても不思議ではない。もらえるお金は先にもらった方が良い。
65歳で年金生活に入るシニアがいるならば、年金だけでどれだけ生活費を賄えるかを知る必要がある。衣食住、公共料金、医療費などが年金収入で賄えられるかである。
NHKテレビ放送受信料を毎年支払っている。NHKテレビ受信料は税金みたいだ。昔は、支払うのが嫌で拒んでいたが、この数十年支払い続けている。民放の番組と比較すると確かに広告がないだけ良い番組が多い。NHKスペシャルの番組、大河ドラマ、特集番組、ドキュメント72時間、鶴瓶の家族で一杯など見て価値を感じる番組がある。
ネットでこんな話を知った。
「NHKテレビ放送の受信契約を解約しないと契約者が死亡しても支払いが続く」ということだ。 確かに一人住まいで生活していた人が死亡するとNHKテレビ放送の受信契約解約が出来ない。家族が気が付かない限り、契約者が他界しても支払い契約は続く。
一人住まいの自宅に誰も住んでいなくても契約が解約されない限り、テレビを見ているとNHKは解釈する。一人住まいをしているシニアは、テレビ視聴が唯一の余暇になっているのでテレビを手放さないだろう。
突風が吹き荒れる1月の秋田港。その片隅に、古びた1台の自販機がある。お金を入れて待つこと25秒、出てくるのは熱々のそば、うどんだ。設置は40年前。元祖ファストフードとして大人気だったが、最近は老朽化で機械が故障し味は薄めに。しかし、そのぬくもりを求めて24時間客が絶えない。吹雪の中で麺をすする謎の親子。深夜に星空を見上げる運転代行業の男性。極寒の中で食べるうどんから、数々の人生が浮かび上がる。(引用先:NHK)
うどん・そばの古びた1台の自動販売機が私達人生を鏡のように映し出す!ドキュメント72時間の番組を見るたびにシニアの人生に参考になる人生模様を発見する。
人生模様はひとりひとり違う。ドキュメント72時間に登場する普通のシニアは自分を飾らないでありのままの自分の人生を言葉に出している。事前にシナリオがあり、打ち合わせされた民放の番組とは違う。嘘がない。登場人物はそこに済む人たちであるからだ。役者やお笑い芸人たちではない。それ故に真実味が肌に伝わってくる。
65歳になると嬉しい事がある。年金を受け取れることだ。65歳になったら、年金生活を送るか、仕事を継続してもっと豊かな生活を送るか、決断をする必要がある。問題は、65歳という年齢がまだ十分働ける体力と健康があり、老後の生活費を稼ぐタイミングにいるという事だ。
だが、会社が65最以上のシニアを活発的に雇用しない。働く機会が急激に減少することで以前と同様な会社員生活を送れなくなる。どうしても、新しい生活のリズムを自分中心に作り出す必要性が生まれる。
65歳になったら多くのシニアが悩む命題が生まれる。それが、「新しい生活を65歳から始めるにはどんな事をすれば良いのか?」である。
60歳になって初めて分かることがある。時間と共に普通の生活、今まで当たり前のようにしてきた生活が徐々に難しくなると言うことだ。老化による体の不調が今までの生活を不便にする。60歳になると老化が体に突然湧いて出てくる。原因がわからない体の不調だ。
老化する体の至る部位で今まで経験をしたことがない不具合が発症する。50歳代では経験したことがない体の不調である。体の老化が原因ではないかと気がつくまで時間がかかる。友人知人に聞きながらどのような体の不調を経験したかどうか、病院に行って健康診断をしたり、色々やるのだが納得がいく理由が見つからない。
高齢者が自動車事故を起こす事件が多発している。アクセルとブレーキを踏み間違えると言う。高速道路を逆走するという事故も多い。普通であれば、ちょっと信じがたいのだが。私は、緑内障を患わっている。自動車の運転免許証は、70歳になった時に返納しようと考えている。緑内障の状況によっては、70歳になる前に自動車を運転することを止めることになるかもしれない。
自動車免許証の返納後のことを今から考える必要がある。
先日、ヨドバシカメラのヨドバシCOMネット通販サイトで490円(税込み)の「DHC亜鉛60日分」のサプリメントを購入した。アマゾンでは448円(税込み)であったが、価格の高いヨドバシカメラで買った。
その理由は、ヨドバシカメラではすべての製品が価格に関係なく、送料無料であるから。アマゾンは、2000円以上購入していないと送料が無料にならない。アマゾンも以前は送料無料で商品を販売していたが、それを止めた。
結果、ヨドバシカメラで購入したほうが送料無料で割安になる。ちょっとしたことであるが、利便性という面で商品価格だけを考えれば良いヨドバシカメラになる。
昼間街中を歩いている老人を見る機会が多い。個人差はあるが、歩き方が弱々しい。力強く歩いている老人が何故か少ない。街中を歩いている老人たちの多くは70歳過ぎのように見える。全体的に体が枯れてきている。ドトールコーヒーショップやシャノアールのお店を覗けばすぐに70歳過ぎのシニア男性たちを見つけられる。カフェは老人たちの憩いの場所である。
スタバでコーヒーを買う時にCoffee Passportを頂けますかと尋ねれば、無料で頂ける。
平成30年6月5日の朝日新聞(朝刊)オピニオン&フォーラムを読んで頂きたい。自動車運転免許は、18歳以上の人から取得可能という年齢的な制限がある。更新ができる年齢まで運転免許証をもてるのが現在だ。そのため、80歳を過ぎた老人でも運転免許の更新ができてしまえば、自動車を運転し続ける事ができる。
高齢化で老人の人口が増えてきたため、自動車事故が高齢者層で増えている。シニアに免許証返納を呼びかけているが、一度得た特権は特別な事情がない限り手放さないのが人間だ。老化による自動車運転での障害が知らない内に起こる。反射神経が鈍り、とっさにブレーキを踏めなくなったり、アクセスとブレーキを間違えたりする老人が多い。
この投書を読んで頂ければ、「運転免許の定年制と再試験での再取得制」の道理に納得がいくはずだ。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。