30年以上夫婦生活が続いている。自宅に帰れば、家内がいる。孤独とは縁がない生活だ。これが当たり前な生活であると思い込んでいる私がいる。老人になるとこれが当たり前でなくなる。ある日突然、どちらかの伴侶が他界する。他界して初めて一人になるという意味を実感する。結婚する前の独身時代とは違う。
老いてくると夫婦の相互依存度が高くなってくる。夫婦二人だけの生活が続くからだ。一人の生活はお互いに嫌に決まっている。できるだけ二人で生活が続くよう心の中で願っているが、どちらかが他界するまでの間夫婦生活をできるだけ充実させるしか手はない。
同時に一人での生活が始まったら、どのように孤独と戦うかを考えて準備する必要がある。
NHKスペシャル「ミッシングワーカー」を見て自分たちの介護負担が子どもたちの人生を狂わせる現実を見た。独身で非正規雇用の中高年が一番被害にあいやすいと言う。親の介護で離職せざるを得なくなった独身中高年の労働者は、もっと何かで収益を得る道を準備できなかったのだろうか。
私の知人は母親の介護で仕事を現実の世界からインターネットの世界に変えた。インターネットの仕事でお金を稼ぎ始めれば、働く場所は自宅で問題ないし、時間も自分の自由になる。今勤めている会社がリモートワークを許してくれるならば、リモートワークの場所を自宅にして親の介護ができる。
老人になると今まで気にしなかった事が気になる。自分たちの子供の老後は今よりも劣悪になると予想される。それ故に、今子供に親が出来ることは何かを考える。
子供にお金を残す事が本当に良いか疑問が残る。子供は親がいなくなっても今までの親からの教育で自分の生活が出来るように育てられてきたはずだ。就職で実家から独立して一人生活を始めれば、その時点で親から離れて自分の人生が始まる。
だが、親はいつまでたっても子供の事を心配する。親として最後に出来る事は何なんだろうか。
今年66歳になるシニア男性。歳を取ることで確実に体はくたびれていく。若い頃は、体の事など一々気にしていなかった。老人の入り口に立つと自分の体が年老いていくのが分かる。そんなことを感じざるを得ない。当たり前なことなのであるが、意識せざるを得ない。
60歳代になるといくつか気になることが見えてくる。個人差はあるが、一般的にお金、健康、生きがい、仕事などが話題になる。
65歳になったら何か生活に変化があるのだろうか。65歳になる前にいつもそんなことを考えているシニアが多いのでは無いか。多くのシニアは65歳で会社勤めを辞めるだろう。平日の出勤は無くなる。好きな時間に朝起きることが出来る。
今まで再雇用、再就職で65歳まで働いていた人にとっては、大きな生活の変化がやってくる。大きな生活の変化は、今までの生活習慣を改めることを強制する。65歳からは万が一のために役に立つ金融資産を増やす生活になる。働いてお金を稼げる時間は限られている。仮に75様でアルバイト・パートで働けたとしてもあと10年間しか時間がない。
老後の生活で一番お金が必要になる時は(1)大きな病気になって医療費が発生する時と(2)認知症や要介護状態になったときである。健康であり続ければ、このリスクは避けられる。この2つの事以外で大きなお金が発生するのは少ないのであとは質素倹約でムダの少ない生活を送るしか無い。65歳以降の新しい生活習慣がキーである。
インターネットビジネスをやっている私だから言える事が有る。金融資産の管理は、小金だけにして大金はインターネットでアクセスできないようにする方が良い。便利だからインターネットでお金の振り込みや支払いをしてしまいがちなシニアが多い。シニアが使うパソコンは、セキュリティー対策が不十分である。
今使っているパソコンのWindowsがWindows 7や8、または、Windows XPならば、直ぐにそのパソコンでインターネットバンキングをすることをやめる事である!!
知らないうちにマルウエアに感染している場合があるからだ。古いOSで動くブラウザーソフトもセキュリティーで穴が開いている場合が多い。パソコンのOSやブラウザー、そして、セキュリティーソフトは常に最新状態にする必要がある。
でも、
パソコンやインターネットの知識が少ないシニアは、パソコンを頻繁に使わないし、ソフトの状態を細心にする方法も分かっていない。古いパソコンでは、OSやブラウザーを最新状態に出来ない場合がある。
余裕資金で投資信託を2017年10月に始めた。金額は大きくない。10万円で始めた。損をしても傷まない金額である。私は、ギャンブルに弱い。投資信託は、株式投資よりもリスクが低いが、利率はそこそこ、銀行に寝かしておくよりはマシと思った。自分が精通している分野やこれから成長する分野を対象にしている投資信託を選んで投資した。
銀行に貯蓄しても利率は限りなくゼロに近い。遊んでいる10万円を試しに投資信託で運用して様子を見た。シニア市場が今後伸びると思っていたのでシニア関連の投資信託を選んだ。
2017年から今日現在(2020年12月22日)、3年間の運用はどうであったか。
私は死ぬまで仕事を続けたいと思っている。インターネットビジネスはそれが出来る可能性がある。自己完結型のビジネス構築が完成すれば、いつでも、どこでも、相手を気にせずに自分の仕事をやり続けられる。お金を稼ぐ仕事だが、その仕事を趣味と考えるか、社会貢献と考えるかで自分の立ち位置が変わってくる。
余生を楽しむ方法は沢山あると思う。人によって楽しみ方が違うのでこれだという事は言えない。私は、今の仕事をすることで社会との接点と刺激を楽しんでいる。ビジネスをすることで自分に挑戦しているからだ。自分がやることでその結果を味わえる。それが面白い。
66歳になるシニア男性として、こんな女性を見ると対抗したくなる。私も頑張ればこんな身体を身につけられると。年齢に合わない体を筋トレで作り上げたい。60歳代はまだ若いので70歳代になったときに誰もが見ても70歳代の老人に見えない体に作り変えたい。
今年、2020年はコロナ元年。コロナ禍の影響で多くの人生に悪影響が及んだ。世界中の人達が人生を狂わされた。生き残れる人達と他界する人達が生まれた。ワクチン接種の結果が来年の世界を変える。コロナ禍で職を失った人達は今までの常識を考え直し、生きる道を一つではなく複数の道にすることに気づく。
66歳になる私も生涯現役で仕事を続ける方法を探し続けたい。それを可能にさせるには健康な体でいなければならない!
95歳の義父は足の筋力を失い、歩行障害で自立した生活が自宅で出来なくなったため自分から介護付き有料老人ホームに入居したいと私達夫婦に頼んできた。一軒家の一人生活が我慢できなくなって快適な生活を介護付き老人ホームに求めた。認知症は全然なく、頭脳は普通の人以上に明快である。足腰の不自由がなければ、ずっと一人生活を続けられるくらいである。
私達の住居から20分ぐらいかかる横浜の介護付き有料老人ホームに入居して1ヶ月が過ぎた。入居したての1周間は快適な生活に非常に満足していた。食事を一人で作る必要がないことやお風呂に週3回入れること。快適な気温に設定された部屋でお酒を飲みながらテレビを楽しんでいる。
1ヶ月が過ぎた頃の面会時にこんな小言を言ってきた。認知症の入居者がいて普通の会話が成り立たない。男性の数よりも女性の数のほうが多い。提供される食事の味が薄い。一つだけ喜んでいたことは若い女性スタッフがお風呂で体を洗ってくれるということ。
彼にとって介護付き有料老人ホームの生活は思い描いていた生活とは違っていた。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。