横浜ビジネスパークにある野外のテーブルでちょっと早いランチをしていたら、どこから一人の老人男性が近くのテーブルに座った。手には、缶ビールとつまみのビスタチオを持っていた。しばらくするとビールを飲みだした。そして、ピスタチオも食べ始めた。
その老人(75歳ぐらい)の椅子の下を見たら、ピスタチオの殻が沢山落ちていた。ビールを飲んでピスタチオの殻をむいて食べてという事を繰り返していた。ランチ時間に缶ビールとピスタチオだ。
70歳代後半の老紳士たちの話が聞こえて来た。もう、孫の話は飽きてきた。孫ももう大人になったし、ひ孫の話をしても興味があまりわかない。家では、なぜか、終活の準備をどうするかで家内と話をしている。そんな話が老紳士から聞こえて来た。
64歳の私でもいつかは終活の準備をしなければ成らないと思っているのだが、これといった準備は何もしていない。敢えてやっている事と言えば、長生きをするだろう家内への金融資産作りだ。
得意なことは作ることが出来る。初めてのことでもやっている内に好きになれば得意なことになって行く。今、自分に得意なことが無ければ、作れば良い。時間はあなたが他界するまである。そう思えば、やれることは沢山あるはずだ。言葉で、文字で言うのは簡単かもしれないが、私は今の仕事を始めた時、得意でも好きでもなかった。
誰かが、「思考は現実化する」と言っていたことを思い出す。強い思いが脳裏に居座り続けると何故かその思考が現実化してくる。今、新しいビジネスとしてやっていることが売上として着実に現実化してきている。脳裏から離れていないでやり続けている。
高齢者がスマホを使っているとスマホの位置情報をパソコンで無料で分かる仕組みがある。GoogleのアンドロイドOSが搭載されているスマートフォンやAppleのiPhoneなどでその仕組みを使える。私は、Googleアンドロイドスマートフォンを使っているので私の家内が私の居場所を探そうと思えばすぐに出来てしまう。
朝目覚めても目の疲れが残る。熟睡できているようないないような。インターネットの仕事を1日8時間しているので目を酷使している。肩甲骨、肩、首、目、そして、腰まで疲れが溜まり体調が今一。そんな時はいつも90分4600円の全身マッサージ店「あしカラダ」に行く事にしている。
早いものである。長男がもう結婚する。突然の報告が長男からあった。彼女も紹介された。知らないうちに生涯の伴侶を見つけていた。子供からの結婚報告はいつも突然やってくる。
長男の結婚準備が始まっている。新居を見つけて先に引っ越しをした。結婚式の披露宴で使う写真や動画の材料も探し始めている。私の結婚式の時は、今のようなこった披露宴などはしなかった。ごく一般的な結婚式と披露宴であった。
自分の最初の子供が結婚するにあたって親として何かプレゼントをしたいと思っている。
結婚式前に入籍する若い人が増えている。
私たちの結婚は、まず、結婚式を終えてから二人で市役所に出向いて婚姻届を出した。私の長男は、結婚式前に入籍手続きを取った。本日だ。事前にそのようにすると聞いていたので何も問題は無いが、私たちとは違った感覚で入籍を考えている感じだ。
義兄からモンベル製のUV対策の帽子を頂いた。Montbellのメッシュクラッシャーハットと言う名前の帽子だ。彼が仕事の取材活動で愛用している言う。旅行先のホテルのお店でメッシュクラッシャーハットがあったのでわざわざ私のために購入してくれた。先日、その帽子が届いたのだが・・・
子どもたちが独立して部屋が空いた。時々、子どもたちがやってきて使うが、もう、そろそろ自分のために空いた部屋を使おうと判断した。パソコンと仕事に必要な機材を子供の部屋に置いた。平日は、カフェを仕事場にしている。週末で家内との外出がない時に子供の部屋を書斎として使うことにした。
子供が大人になって独立した生活を始めるまで自宅には自分の部屋がない。子供が二人いれば、一つか、二つの子供部屋が必要になる。親の都合は後回しになる。自分の部屋がほしいと旦那は思っている。妻もそうだろう。何かに集中したい時、プライバシーがある自分の部屋があれば気楽に好きなことが出来る。
子供が大人になって巣立ちをする時が親にとって自分の部屋が持てるタイミングである。
家内の父親が6月に90歳になる。 卒寿(そつじゅ)のお祝いで家内の兄夫婦と私たち夫婦で長野の高原ホテルにドライブ旅行を予定している。家内の両親は、老齢であるが二人で普通の生活が出来ている。足はさすがに衰えているが、杖を使って外出も出来ている。月に1回、一泊二日で家内が実家に戻って両親の身の回りの世話をしている。家の掃除、庭の掃除、買い物、その他雑用を代わりにやっている。
足が弱くなると行きたい場所に行けなくなる。旅行に行きたくても老夫婦だけで行けない。家内の両親は、90歳を迎える。とても、老夫婦だけで旅行には行けない体である。
自動車での小旅行は、老いた両親を喜ばせる。非日常の生活を自宅以外の場所で体験が出来るからだ。それも私たち子どもたち家族と一緒にだ。
老いた親を喜ばすのは年に何回か自動車で小旅行に連れて行く事ではないか!
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。