高齢者の健康、体力、筋力、精神状態 - 仕事、健康、筋トレ、暇

人生の先輩たちが口を揃えて言うことがある。「長生きをしたければ、筋肉を失うな!」

60歳を過ぎると急激に毎年筋肉の量が1%づつ身体から失われて行く。普通の生活を送っているだけでは、失われていく筋肉を防ぐことが難しい。筋トレはシニアの身体と健康寿命を維持する上で必須であると認識すべきである。

多くのシニアは、70歳近くになると身体の筋肉の衰えと低下から体力が落ちたと感じ始める。身体が疲れやすくなると身体を動かす事が面倒になり楽をする生活に入る。歩いて行ける場所にも自動車で行ってしまうとか、階段を避けてエレベーターやエスカレータにいつも乗ってしまうとか、シニアの身体は身体を動かないという悪循環に入る。

筋肉の減少は、普通の生活を送る上で問題を引き起こす。特に足腰の筋肉で問題が起きて歩き回る力を失い始める。歩く力が衰えたシニアは、普通の生活を維持することが出来なくなる。そうなる前に筋トレを始める。

久しぶりに風邪を引いた。秋からいつもの冬の温度に戻ったときに体調を崩したようだ。

昔、こんなCMがあった。「くしゃみ3回、ルル3錠」。三共製薬の風邪薬のTVコマーシャルである。

私はこの15年間一度も風邪で寝込んだことがない。風邪で酷い目にあった経験があるため、いつも、警戒している。くしゃみをする状況でないのにくしゃみをしたら、直ぐに風邪薬を飲んでいる。まさに、三共製薬のCMの通りだ。「くしゃみ3回、ルル3錠」!

異常台風による被害で高齢者たちがたくさん亡くなった。自分自身を助けることが出来ないほど筋力や体力が不足していたという。目の前に動けない老人がいるのに、自分の筋力が弱いために見殺しにしてしまったという事例もある。65歳を過ぎると体力も筋力も衰えていくことを肌で強く感じる。

私の知人70歳は、腕立て伏せが1回も出来ない。何かにつまずいて倒れれば、腕だけで支えきれないで地面に顔をぶつけてしまう。体力と筋力の衰えは、普通の生活ではさほど気が付かない。気がつくのは、体力測定やスポーツをした時だ。以前は体力的に問題がなかったのに今回は様子がおかしいと気がつく。

60歳を過ぎたシニアは、自分の体の変化を意識する必要がある。筋肉は使わないと急激に衰えていく。その年齢が60歳を過ぎた時だ。普通の生活では必要以上に筋肉を使わないから筋肉の衰えに気が付かない。これが落とし穴だ。

老人が普通の生活から介護される生活になるきっかけは転倒である。つまづいて転び骨折する。自分の身体を自由に動かせる筋力があれば、骨折しない転び方が出来る。脚力で踏ん張り、倒れても腕の力で身体を支え衝撃を和らげられる。

シニアが転んで怪我をしたという話が老人の会話の中で頻繁に出てくる。筋力の衰えは身の危険に及ぶ。

幸運な事は、筋肉は年齢、性別に関係なく鍛えれば成長するという事実である。

good for health

60歳から70歳になる間に自然と自分の健康を意識し始める。もう、若くないという感覚がそうさせるのかもしれない。老化現象を肌で感じ始め、毎朝、洗面所の鏡に映る自分の姿を見て老人の風貌を確認する。心では老人でないと思っていても髪の毛は白髪になり、顔の肌はシワで若さを感じさせない。

今年に入って皮膚科に2回ほど通って老人性イボ(油脂性角化症)を5ヶ所液体窒素で取り除いた。洗面所の鏡に映った体に老化による皮膚の変化(油脂性角化症)に気が付き、大きくならないうちに除去したほうが良いと思ったからだ。

老化による体の変化は、体の至る所の部位で起き始める。そんな変化から自然と自分の健康に意識が行き始める。

死の足音は、足の衰えからやってくる。70歳を過ぎる頃から足の衰えが気になり始める。

誰もが認識する老化である。動物も同じである。自分で動き回るには足の力が必須。脚力が衰えた時、普通の生活が出来なくなる。不自由な生活が始まる。こうなる前に賢いシニアは足を鍛え始める。

足を毎日使う生活が足を鍛えるための基本である。ちょっとした意識で足を鍛えられる。

「筋肉は貯蓄できる」・・・私を含めてそんなことを知らなかった人が多いのではないか

筋肉は、使えば使うほど鍛えられて強くなる。毎日鍛えれば、その負荷に適応しようと筋肉を増やす。一方で筋肉を使わなくなると筋肉の量を減らし力も出なくなる。その上、60歳を過ぎた頃から毎年1%づつ体の筋肉量が減少して行く。老人は普通の生活をしているだけで毎年筋肉を失って行くのである。その事実を知らない老人が多い。

個人差はあるが、同じ80歳でも普通に歩ける人、杖が必要な人、車椅子の人になっている。この個人差をなくすには、失われて行く体の筋肉を増やす筋トレをする必要がある。特に足の筋肉を増やすのが重要である。普通の生活をする上で足の筋肉が弱ると問題が起きる。

筋トレで筋肉を鍛え始めると鍛え続けた期間によって筋肉貯金ができるようになる。筋トレをする事で筋肉の量を増やせる。筋肉の量が増やせなくても老化による筋肉の減少を遅らせる効果がある。老人の体は、運動量が減り、食べる量も少なくなるので自然に体が枯れてきてしまう。

この老化による現象を改善するために筋トレがある。筋トレをすることでシニアの体は意図的に運動量を増やし、食欲を改善し、基礎代謝量を増やせる。失われて行く筋肉を留め、増やせる。

つまづきによる老人の転倒が増えてきている。何も対策をとらないと自然に足の筋肉は衰えていく。足の筋肉が衰えると歩いている時につまづきやすくなる。つまづくと転んで腕にけがをする。酷いときは、顔にけがをする。腕で支えきれなくなるからだ。 

つまづかないように足を上げる役割を果たす腸腰筋は、体の中にあるインターマッスルである。体幹運動で鍛えられる筋肉なのだが多くの人は腸腰筋の存在を知らない。知らないから鍛えるという意識が生まれてこない。意識して腸腰筋を鍛えるとつまづかない体になって行く効果が体感できるようになる。

年齢が75歳を過ぎると多くの高齢者は足の衰えを感じ始める。歩く速度が遅くなり、小股で歩いている自分に気が付く。平たい道でもなぜかつま先が何かにつまづいてしまう。知らないうちにずり足になる。後期高齢者の多くは、一度や二度つまづいて手や腕に怪我をしている経験がある。

老人は老いてくるとつまづいて転ぶ。このリスクは避けられないのだが、つまづいても転ばない体作りを今からする事で予防ができる。

介護支援で先日義父の自宅に一泊二日してきた。夕食時に93歳の義父が私に話してくれたことが印象的であった。70歳頃から歯が突然ポロリと取れて来てしまったのだよ。今まで問題が無かった歯が根元からポロリと抜け落ちてしまったと言う。

93歳になった今、上の歯はすべて入れ歯になっていると義父は言う。入れ歯になると固い物は食べれなくなるから歯は大切にしないとだめだねと私に助言してくれた。

ステーキが食べたくなっても入れ歯で噛み切る固さの肉でないと食べれない。カルビーのフルグラなどは、凄く食べたいのだが固い物が入っているため食べれないと悔やんでいた。せんべいは、入れ歯になった時点で諦めたという。

60歳を過ぎてから自分の健康に意識が以前よりも行き始めている。生活習慣病にならないために週2回の筋トレもしている。意識してタンパク質の多い食事と栄養バランスが良い野菜や果物も食べている。

過去にマルチビタミンのサプリメントを飲んでいたが効果が感じられなかったのでやめた経験がある。ミネラルについては、一度も思ったことがなかった。体の中でのミネラルの役割を知らなかったからだ。

調べてみるとビタミン以上にその役割の重要性を知ることができた。特に通常の食事で十分取りにくいミネラル、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などである。

脚力が衰えてくる老人は、第二の心臓の力も衰えていく。歩く事で第二の心臓が血液を体全体に行き渡らせる事が出来るからだ。長い間歩いたり、長距離を歩いたりするとふくらはぎが疲れてくる。このふくらはぎを鍛えると足の疲れを軽減する効果があり、同時に血液の循環をよくする。 

シニアはふくらはぎを意識して鍛える必要がある!

my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。