原因がわからない腰痛、治らない腰痛ならは仙腸関節障害を疑って治療をして見る価値がある。
腰痛があると日常の生活が制約される。腰痛を気にしながら動くことになるからだ。私の腰痛はぎっくり腰から原因不明の腰痛に発展している。以前は、ぎっくり腰を年に1回程度していた。最近は、ぎっくり腰が発展してしまったのか原因不明の腰痛に悩まされている。指圧マッサージ、鍼治療、整骨院、整形外科を試したが治らない。
60歳を過ぎた頃から身体の一部に老化現象が起きた。腰痛もその一つである。ネットで色々調べて見たら症状に当てはまる病気が見つかった。仙腸関節障害である。この障害を改善する治療方法がある。AKA療法という。この治療を昨日受けてきた。効果はあった。1年間悩んできた痛みが大幅に改善され、今は殆ど痛みを感じない。多分、次回のAKA両方の治療で完治する。
先週の金曜日にゴールドジムで筋トレをした。その夜は、出来るだけタンパク質の多い肉類の食事をして筋肉の餌を増やした。夜寝る前に水を飲まなかった。夜中にトイレに行きたくなかったからだ。夜中、体が熱を出しているのを感じた。傷ついた筋肉細胞を回復させるために体が働いている。
翌日、トイレに行くのだがウンチが硬くて肛門から降りてこない。力んでも力んでも降りてこない。痔を持っているので1日様子を見ることにした。なぜか、筋トレをした翌朝、便秘になりやすい。どういう訳か便が普通以上に硬くなっている。
年齢が60歳を過ぎると便秘になりやすい。その理由は運動不足と水分補給不足からくる。運動不足から腸内の便が滞り、大腸に長く居座ると水分が必要以上に吸い取られ、便が硬くなる。こんな便秘を「弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)」と呼ばれる。
私の場合は必要以上に大腸で水分が吸収されて便が硬くなることで便秘になる。筋トレで運動不足が原因ではなく、筋トレで体内の水分不足になるという結果である。
大腸内視鏡検査を終えて今日診察結果を聞いた。良性ポリープ(線種)が2つ見つかった。内視鏡検査の時に細胞の一部を切り取って調べると言うことがなかったので多分大丈夫だろうと思っていた。私は、それよりも大腸内視鏡検査は検査後の腹痛のことを一番心配していた。
初めて大腸内視鏡検査を受けたときは、大変であった!今回と同じように検査中は何も問題ではなかったのだが、検査後のお腹に溜まった空気が抜けるまで冷や汗が出る苦痛を味わったからだ。検査の時に大腸の中に空気を入れて膨らませて見る時がある。この空気が検査後に悪さをする。
腸内に残った空気は数時間ぐらいで体内から抜けて行く。その過程でお腹に苦痛が何度も走る。腸内の空気が悪さをしている。この事実を今回の大腸内視鏡検査を受ける時に担当医から聞き出した。これを解決するには二酸化炭素を空気の代わりに腸内に入れることで苦痛はなくなる。
体の調子が悪いとおいしい料理も楽しめない。負荷が強い筋トレを行うと必ず体の調子が一時的に悪くなる。これは、筋トレの負荷レベルと運動時間である程度コントロール出来るのだが、熱中してしまうと知らないうちに追い込んだ筋トレをしてしまう。
その結果、翌日から体の不調を味わう。筋トレで筋肉細胞が傷つき、それを修復するために体がいつも以上に働いているからである。その一つが筋肉痛である。もう一つが、体のだるさと不快感である。
筋トレを始める人たちは誰もこの体験をする。年齢を問わずこの体験がないと筋肉は鍛えられないからである。
食事を義母の介護ベッドまで持って行って置いたら、義母から入れ歯を持ってきて下さいと頼まれた。ああ、入れ歯をしていたんだと気がつく。85歳の義母は歯が悪くて入れ歯になっていたという事実を初めて知った瞬間である。
確かに、入れ歯が無いと食事は出来ない。歯が悪いと普通の食事が出来ない。入れ歯をしていても硬い食べ物は食べられない。歯は大切なんだと再認識する。
老人ホームや老健施設では月に1回契約している歯科クリニックによる訪問口腔ケア検診がある。義母が自宅から老健施設に移ってから高齢者の口腔ケアについて学ぶ機会ができた。
結婚をする時に美貌を優先する男性は、奥さんが40歳を越えた頃に間違いに気がつく。美貌は年齢とともに衰えて変貌していく。ますます美しくなると言うことはなく、むしろ醜くなる。肉体美は老化と同調する。顔は特に嘘をつかない。シニアの顔ほどその人の人生を映し出す。
老後の生活は夫婦二人の生活に戻る。それを楽しみにしている夫婦ならば、問題がない。問題は美貌で結婚した夫婦である。若い頃は肉体美でお互いが結びついたが、老いてきて定年退職後に離婚するというケースがある。子供が自立する前まではと我慢していた奥さんが夫の退職で爆発する。
楽しくない夫婦生活を子供のために我慢し続けてきた結果が定年退職後の離婚である。
「毎日、どんなパンツをはいて家を出ますか?」という質問がある。救急救命の蘇生処置として下着は邪魔であるため、ハサミで切り刻む。そんな時、身に付けている下着が医者や看護婦に見られてしまう。
穴の空いたパンツ、汚れた下着、擦り切れたショーツ、女性用ショーツを履いた男性、男性用のパンツを身に着けた女性、色々なプライバシーが突然の出来事で公開されてしまう。老若男女、いつ死ぬか分からない。
「痛くない死に方」の著者 長尾和宏氏(医学博士、長尾クリニック医院長)は講演会の出だしてこんな冗談らしくない問いかけをする。実際の現場では患者のプライバシーはない。個人の趣味趣向が下着に出る。それ故、いつ死んでも恥ずかしくないパンツを毎日履いて出かけることだと彼は言っている。
「痛くない死に方」とはどんな死に方なのだろうか。好奇心で最寄りの図書館でこの本を探した。
81歳の老人男性の体を見て欲しい。筋トレをすれば、こんな体になれる。ここまで行かないにしても筋トレで筋肉を増して、健康な体を維持できるようになる。81歳の現役ボディービルダーであるが、81歳でも筋肉を鍛えればここまで体を作ることが出来るという証拠だ。朝日新聞2018年6月24日の朝刊の記事である。
81歳の金澤さんはボディービルダーであるが、普通の80歳代のシニアの体を比較してほしい。筋トレを続ければ金澤さんのような筋肉を身につけられる。年寄りだから筋トレをしても筋肉は増えていかないと思っているシニアは金澤さんの姿を見てほしい。
筋肉は60歳代から急激に衰えて失われて行く。この老化現象を克服するには筋トレをすることである。筋肉は継続的に与えられる体への負荷に適応しようとする。その結果、年齢に関係なく筋肉が増える。
介護されない体を作るには、日頃から体の筋肉を鍛える生活をする必要がある。筋肉は、普通以上の負荷を与え続けると成長する。その時に必要なのがタンパク質だ。老人は、タンパク質の肉、魚、豆類を意識して毎日食べると良い。筋肉を成長させる栄養素であるタンパク質がないと体を鍛えても筋肉はあまり成長しないからだ。
特に足の筋肉は使っていないと急激に衰える!
歳を感じ始めると可愛い少女がなぜか目に入る。私の世代と違って今の子供たちは、西洋人化している。足が長い。顔の輪郭や頭の形が昔の日本人と比較して西洋人並みだ。日本では、美少女が多くなって来ている。そう思わざるを得ない。
老いてくると若さの魅力に惹かれる。男性である私は、若い女性に目が行く。男はいつまでも男である。見ているだけで良い気分にしてくれる。そのためか、美人が横切ると目と顔がそちらの方向に行ってしまう。若ければ、「お茶でもいかがですか?」と誘ってしまうのだが。
定年退職後の生活は老いを感じる生活である。自分の生活環境から若い人たちと触れ合う機会を失う。それで若い人たちから若さをもらえなくなる。シニアは若者たちからこんな若さをもらっている。
シニアは仕事から離れると社会のメインストリームから外れる。社会の中で活発に仕事や目的ある活動を続けていれば浦島太郎にはならないが、多くのシニアは引退生活に入る。引退生活には若い人たちがやってこない。接する人たちは老人である。
老人が老人と遊んでも決して若くならないのだが、若者たちと遊ぶと精神的にも肉体的にも若くなる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。