今からこんな事を心配してもどうしようもないのだが、予想される現実を心の中に染み込ませるには今から考えておくほうが良いと思っている。「普通の生活が出来ている現在」と「介護されている未来の生活」とは、違いがあまりにも大きすぎるからだ。その違いが家内の両親を見ていて分かる。
自分の足で動く事が出来なくなり、老健施設でリハビリをする義母の生活は、自由を束縛された生活だ。生活をする世界が限定されてしまう。足の筋力さえ回復できれば、88歳の義母は、自宅に戻り普通の生活が出来る可能性がある。問題は、普通の生活が送れるだけの体力が老健施設のリハビリだけで回復できるかどうかだ。
その上、94歳の義父の世話までは出来ないだろう。老いて来て介護施設での生活に入ると元の生活に戻れなくなる老人がほとんどだ。どうしても家族や第三者の介護支援が必要になる。そんな現実を見ていると私たち夫婦の老後の生活を心配する。
介護されない普通の生活を出来るだけ長くするにはどうすれば良いのかを考えてみる。
新しい革靴を履くと必ず靴擦れになる。丈夫な革靴は革が硬い。過去に何度も靴擦れに悩んだ。全て、我慢して履き続けたら徐々に革靴が足に慣れてきたのか、足が革靴に慣れたの状態になった。
小指の靴擦れは、小指の皮膚が赤くなり、水膨れの状態になる。バンドエイドを患部に貼って傷が治るのを待つ。傷が癒えたらまたその革靴を履く。また、小指の皮膚が赤くなり、水膨れになる。この繰り返しを何度かやって小指の皮膚が厚くなるのを待つしかなかった。
でも、最近は便利なバンドエイドが販売されていた。こんな製品だ。
昼のテレビ番組でシニアの筋トレ特集があった。その中で目に止まったことが、「座っている時の姿勢だ!」。座っている時の姿勢が悪いと頭の重さが2倍、3倍になる。カフェでパソコンのキーボードをたたいている時の姿勢が私の腰と肩、そして、首を痛めている。姿勢が悪いため腰と肩に凝りが生まれ、それが首の筋肉に伝わり、最後に目の疲れに来る。
肩から目まで疲れると夜熟睡が出来なくなる。なんとか、これを治したいと思っている。
闘病をしたときにいつも思う事がある。普通の生活が出来る事がどんなに幸せであるかを!病気で普通の行動が制限されると自由が束縛される。今までの生活がどんなに幸せであるかをその事が思い知らせてくれる。
94歳の義父が東京の自宅で一人生活をしている。私達夫婦は週1回1泊2日で介護支援に行っている。義父は私達がやってくるのを楽しみにしている。自分で出来ないことを頼めるからだ。一人で生活する上で最低限のことを自分でやっている。出来ないことはそのまま私達がやることになる。
自分が出来る範囲で自宅での生活を送っている義父だが、好きな事をして老後の生活を楽しんでいる。多くの老人はこんな義父の生活を羨ましがる。年齢的に老人ホームで生活していておかしくないからだ。実際、彼の知人友人はすでに老人ホーム生活になっている。
彼の生活は老人ホームに入る一歩手前にいる。足の力がもっと失うことになれば、自宅を動くのが困難になる。その時点で一人暮らしは出来なくなる。
新型コロナウイルス対策で外出自粛要請が出ているため外出を控えているシニアが多い。仕事を卒業したシニアはただでさえ体を積極的に動かさなくなる。それに新型コロナウイルスの発生で自宅にこもりがちになる。ウイルスによる感染は人との接触で起こる。外を歩いていても人との接触がなければ何も感染しないので人との接触が少ない散歩は問題ない。
花粉症でない人、風邪を引いていない人、インフルエンザでない人であれば外でマスクをする必要がない。マスクを購入できないほど品薄になっている今マスクは貴重な物資になる。無駄な使い方は避けるべきである。65歳の私は今日も横浜のスタバまで通勤した。自宅から駅までマスクをしないで歩いてきた。電車の中もマスクをしなかった。混雑を避けたため乗客が少なかったからだ。
私にとって自宅から駅までの20分間の徒歩は定期的な運動になる。自宅で仕事をすることが出来るが、敢えて横浜まで出てきている。外出することで体を定期的に動かせるからだ。シニアの運動不足を解消するには日常生活の中に強制的に体を動かす必要性を作り出すしかない。
新型コロナウイルスの流行で政府は外出自粛要請をしている。不要不急の外出は平日週末を問わず控えてほしいという要請である。特にシニアは新型コロナウイルスで重症化しやすい。この感染病にかからないことが一番重要になる。もし、感染してしまっても体の免疫力が弱まっていなければ重症化しないという。
日常的に体を動かす運動をすることで免疫力を強化することが出来る。
電車の中でマスクをしていないで咳をしている若者がいる。新型コロナウイルスの脅威にさらされている65歳のシニア男性にとってその若者の行為は常識知らずに見える。テレビで何度も注意と対処法、咳マナーを聞いているはずだと思うのだが、それが守られていない。
シニアとして怒りが首まで上がってくる。一言、「そこの若者!マスクをしろ!咳エチケットを忘れたのか。」と言いたい。感情の起伏が激しくなる自分を意識する。ことを荒立てたくないので私が取った行動は、その若者がいる場所から遠くへ移動することであった。
最近、ちょっとした事で自分が怒り出すようなことが増えてきている。いつも、なぜだろうかと感じる。感情も老化するのだろうか。
この数年間、ぎっくり腰にあっていない。その理由がお風呂からでた後に行う足腰のストレッチ運動。夫婦二人で一緒に毎日行っている。就寝前にストレッチ運動は朝起きた時の腰の痛さを無くす効果もある。60歳代の夫婦ともに腰痛はなくなっている。
私のぎっくり腰はいつも右側の腰に起きる場合が多い。筋トレを週2回やっているのでストレッチ運動をしっかりやらないと筋肉が固くなりぎっくり腰に成りやすい。筋トレをやった日の夜はストレッチをしっかりやっている。
就寝前に5分から10分ぐらい時間をかけて行うことで腰痛とぎっくり腰予防が簡単にできてしまう。私の場合、筋トレの疲れが積もるので2ヶ月に1度指圧マッサージに行く。ストレッチだけでは取れないコリがどうしても生まれるからだ。
ストレッチ運動は言葉で上手く説明できないのでYouTube動画で参考になるものを選出した。自分好みの動画を参考にストレッチ運動をしてみることをお勧めする。お風呂を出た後にテレビを見ながらストレッチ運動を私はやっている。
新型コロナウイルスの影響でスポーツジムが休館になってしまった。休館がいつまで続くか分からないので自宅と公園で自重を使った筋トレを始めることにした。いつも、週2回各2時間から3時間ぐらい筋トレをしている。その習慣が崩れると体の調子が悪くなるし、体重も増えてくる。
スポーツジムと違って筋肉を鍛える機器や設備がない。自分の体重を使って筋肉に負荷を与える運動をするしか無い。筋トレをする場所は自宅と近くの公園である。
横浜駅周辺の様子を見ても普段とあまり変わらない。駅構内では、新型コロナウイルスの予防をアナウンスしているくらいである。花粉症で苦しんでいる人たちは皆マスクをしている。新型コロナウイルスでマスクをしているかどうかはわからない。
電車の中にいるシニアの姿を観察するとマスクをしている人がいつもよりも多い。私はマスクをしていないで人から離れたところで立っている。新型コロナウイルスとインフルエンザは人から感染る。感染した人が触った場所を触ればそれだけで感染する可能性が高い。つり革や手すりを触らない。
新型コロナウイルスとインフルエンザなどの感染ウイルス菌に近づかないことを意識して毎日横浜まで通勤している。当然、混雑する時間帯を外して乗客が少ない午前9時前後の電車に乗る。自分で何が出来るかを考えてそれを実行している。
この1ヶ月辺りに何故か右目周辺に痛みを感じ始めていた。痛みを感じるときは、1点をじっと見てから別の場所を見るときや目を閉じるときである。この症状が治らないのでこんなテストをしてみた。私は、3つのメガネを持っている。
遠近両用と中近両用メガネを日常用途で使って右目周辺に痛みを感じるかどうかというテストである。1週間ぐらい中近両用メガネを日常用途で使ってみた。右目周辺に発症する痛みは起こらなかった。
このテストから分かったことは、遠近両用メガネの度数が合わなくなってきているのではないかと。それで眼鏡市場の無料視力検査を受けて見ることにした。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。